前回の学習内容はこちら。
今日も今日とて、暗記です。国語の勉強になっていますね。「へへ・・・チチリ・・・」(FF零ネタです。すみません。)
というわけで、今日も暗記データ作成頑張っていきたいと思います。どうぞ、お付き合いください。
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ITパスポート学習記録~法律編②~
労働・雇用に関わる法律
労働基準法 | 労働基準法とは、労働者の権利と労働環境を保護・改善するための基本ルールのこと。 |
労働時間と休暇 | 労働基準法のルールのひとつで、1日8時間、週40時間の労働時間を超える労働(残業)は、特別な手続きと追加手当が必要となる。また、少なくとも週1日の休日と、年次有給休暇が保証される。 |
安全と衛生 | 労働基準法のルールのひとつで、職場では労働者の健康と安全を保護する基準がある。 |
最低賃金 | 労働基準法のルールのひとつで、各都道府県で設定された最低賃金以上の給与を設定する必要がある。 |
解雇 | 労働基準法のルールのひとつで、労働者を解雇するには、客観的・合理的な理由が必要となる。 |
フレックスタイム制 | フレックスタイム制とは、一定期間での総労働時間を定めて、労働者が業務の開始時間と終了時間を決められる制度のこと。労働基準法に定められている。労働時間を固定的に定めず、コアタイムとフレキシブルタイムに分けて調整する。 |
テレワーク | テレワークとは、労働者が情報通信技術(ICT)を利用して、働く場所に関わらず遠隔勤務を実現する事業場外勤務のこと。在宅勤務とサテライトオフィス勤務の2種類がある。 |
在宅勤務 | テレワークのひとつで、自宅で業務を行う働き方。自宅を職場として、通勤時間の削減や柔軟な働き方が可能となっている。 |
サテライトオフィス勤務 | 本社や本店から離れた場所に設置された小規模なオフィスでの勤務のこと。通勤時間を削減できる、エリア間で業務をまとめやすい、などのメリットがあるが、企業は新たに設備投資が必要である。 |
働き方改革 | 働き方改革とは、労働者が個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で選択できるようにするために、厚生労働省が掲げた改革のこと。具体的な働き方改革の手段としてDXの活用が挙げられる。 |
労働時間の短縮 | 働き方改革の柱のひとつで、労働者の過重労働を減らすため、残業時間の上限を設ける・休日保証をするなどの施策が取られる。 |
柔軟な働き方の推進 | 働き方改革の柱のひとつで、テレワークやフレックスタイムなど、時間や場所に縛られない働き方を推進する。仕事と家庭生活・趣味の両立を目指す。 |
多様な働き方の尊重 | 働き方改革の柱のひとつで、フルタイムだけでなく、パートタイム、非正規雇用、フリーランスなど、さまざまな働き方が尊重される。 |
公正な待遇 | 働き方改革の柱のひとつで、雇用形態に関係なく、同等の労働に対しては同等の賃金が支払われるよう、労働法が整備される。 |
雇用契約 | 雇用契約とは、労働者が雇用主のもとで労働に従事し、雇用主(企業側)は業務を指示、報酬を支払う契約のこと。雇用には、業務を与えること・給料を支払うこと・福利厚生などが含まれ、直接雇用と間接雇用の2つの雇用形態に分かれる。 |
直接雇用 | 雇用契約のひとつで、労働者と企業の間に直接的な雇用関係が存在する。勤務先企業から業務指示を受け、直接賃金を受け取る。正社員、契約社員、アルバイトなどが該当する。 |
間接雇用 | 雇用契約のひとつで、労働者と企業の間に第三者(派遣会社や請負会社)が介在する。派遣労働や請負などが該当する。 |
労働者派遣契約 | 労働者派遣契約とは、企業(派遣先企業)が派遣会社と契約を結び、人材提供を受け取ること。労働者の職場や業務指示は派遣先企業で、派遣先企業からは間接雇用、派遣元企業からは直接雇用される立場である。 |
請負契約 | 請負契約とは、一部の業務を請け負い、その結果を提供する契約のこと。請負会社と労働者は直接雇用の立場である。請負契約は、発注企業と請負会社の企業間で締結されるため、労働者と発注企業は直接の接点を持たない。 |
売買契約 | 物の所有権を移転することを約束するもの。 例:スーパーで品物を買う、オンラインゲームで課金する、ソフトウェアやライブラリを使用するためのライセンスを購入する契約など。 |
業務委託契約 | 特定業務の実施を委託する契約。結果の達成を保証するものではなく、業務の実施(稼働日数や時間)そのものが契約対象となる。 例:広告代理店に広告宣伝業務を委託するなど。 |
委任契約 | 本人の代理で法的手続きを委任される契約。 例:不動産の賃貸契約を仲介業者を経由して締結するなど。 |
下請法 | 下請法(下請代金支払遅延防止法)は、不適切な取引条件を強いることの禁止や、下請企業に適正に支払いをする義務などが定められている。発注企業からの依頼を受ける下請企業が、不適切な取引条件や支払いの遅延に苦しむ問題に対し、下請企業の経済的保護を目的とする。 |
公益通報者保護法 | 公益通報者保護法とは、労働者が従事する企業の犯罪行為の事実を通報したことがきっかけで、事業所からの不当な扱いを防止することを目的とした法律。 例えば、製品の欠陥を隠蔽して販売を続ける企業の不正行為を通報した場合、内部告発者が解雇や人事異動などの報復行為を受けないように保護される。 |
基本取引契約 | 基本取引契約とは、特定の商取引に関して取引の基本的な条件やルールを定めた契約のこと。商品・サービス・価格・支払い方法・納期・保証などの条件を定める。 |
特定商取引法 | 特定商取引法は、消費者の利益を守るため、ネットショッピングなどに関する売買を規制する法律。広告表記、契約の締結方法、クーリングオフ(一定期間内の契約解除権)など、消費者への一定の情報表示や取引ルールを守ることが求められる。 |
電子署名法 | 電子署名法は、電子文書の信頼性を確保する法律。この法律に基づいて、電子文書に付された署名が、紙文書における手続きの署名や捺印と同等の法的効力を持つことが認められる。電子商取引や電子行政手続きなど、電子文書を用いた取引や手続きの信頼性を向上させ、普及を促すために制定された。 |
標準化規格
標準化規格 | 標準化とは、製品の形・大きさ・手続き・システム構成などの規格を統一すること。製品の形状の標準を作り、それを文書化したものが標準化規格と呼ばれる。 例:電気製品のプラグとソケット、トイレットペーパーの芯とロールサイズなどが規格化されている。日常、買い物をするときに常に規格を気にせずに購入できるため、標準化規格は製品の普及や市場の拡大に寄与する。 |
デジュールスタンダード | デジュールスタンダード(De jure Standard:法的な標準)は、特定の技術が法的(公的)な規制機関によって標準化された規格のことを指す。身近なデジュールスタンダードとして、JANコード、QRコード、PDFが挙げられる。 |
JANコード | デジュールスタンダードのひとつで、1次元バーコードとして、0から9までの数字を読み取れる。商品などを一意に識別できる。JIS規格。 |
QRコード | デジュールスタンダードのひとつで、2次元コードとして、英語・数字・記号の読み取りができる。URLや商品管理など、さまざまなシーンで利用される。QRコードは、日本企業デンソーウェーブの商標登録である。ISO規格。 |
デジュールスタンダードのひとつで、電子文書のフォントや画像、レイアウトを1つのファイルに格納し、元のビジュアル情報を保ったまま共有・保存できる。米アドビが開発したもの。ISO規格。 | |
JIS | JIS(Japanese Industrial Standards:日本産業規格)とは、日本の産業製品の規格や測定法などが定められた日本の国家規格。 例:トイレットペーパーの芯とロールサイズ(JIS P 4501)、ITガバナンス(JIS Q 38500)など |
ISO | ISO(International Organization for Standardization)とは、世界共通の標準規格を定める組織。ITパスポートにも出題される重要な規格も制定している。 例:非常口のマーク、情報セキュリティ関連事項など |
IEEE | IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers:米国電気電子学会)とは、電気、電子工学、コンピュータの分野における米国の学術研究の団体。 例:無線LAN(Wi-Fi)の規格。イーサネットのLAN(有線)の規格など |
W3C | W3C(World Wide Web Consortium)とは、Web技術の標準化を行う、国際的な非営利団体。 例:Webの基盤技術であるHTML、CSS、XMLなどを勧めて標準化を行う |
IEC | IEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)とは、電気・電子技術の国際基準を定める組織。ISOとは異なる分野を扱うが、情報技術分野では共同で標準化を行っている。 例:情報セキュリティマネジメントシステム(ISO/IEC 27000) |
フォーラム標準 | フォーラム標準とは、関連する民間企業が集まってフォーラムを結成し、フォーラム内で合意して作成された標準のこと。現代では技術が複雑化し、開発スピードも加速しているため、1つの製品を一企業だけで技術開発をするのは難しいという背景がある。また、技術が確立しても標準化されなければ市場での拡大が難しいという問題もあることから、フォーラム標準が確立している。 例:Wi-Fi、USB、Bloothなど |
Wi-Fi | フォーラム標準のひとつで、「Wi-Fi Alliance」がWi-Fiの標準化と認証を行っている。無線LAN技術の通信速度やセキュリティについて標準規格を設けており、異なる製品でも互換性を持たせて通信を可能としている。 |
USB | フォーラム標準のひとつで、「USB Implementers Forum」が標準化を行っている。多種多様なメーカーのコンピュータと周辺機器の接続を可能にしている。 |
Bluetooth | フォーラム標準のひとつで、「Bluetooth SIG」が標準化とライセンス付与を行っている。Bluetoothは短距離の無線通信を実現し、スマホ・ヘッドセット・パソコンなど、さまざまなデバイス間でのデータ転送を可能とする技術。 |
デファクトスタンダード | デファクトスタンダードとは、製品やサービスが世の中に普及することで、事実上の標準製品として認められるようになった標準のこと。 例:Windows、Google検索、QWERTYキーボードなど |
Windows | デファクトスタンダードのひとつで、Microsoft社によって開発されたOS。多くの企業・個人がWindowsを使用しており、市場への普及度から、事実上の標準とされている。 |
Google検索 | デファクトスタンダードのひとつで、インターネット検索エンジンの中で最も広く使用されている。「検索する」という行為を「ググる」と言い換えるほど、Google検索は一般化している。 |
QWERTYキーボード | デファクトスタンダードのひとつで、最も一般的に使用するキーボード配列である。19世紀にタイプライター用に設計された配列が、その後コンピュータにも採用された。 |
Ankiアプリ用データ
以下のサイトより、Ankiアプリで活用できるITパスポートの企業活動・マーケティング・法律の暗記データがダウンロードできます。
パスワードは半角で、「shirakawa」です。
ぜひ、学習にご活用ください。
firestorageダウンロード
Ankiアプリの使い方
Ankiアプリの簡単な使い方をご紹介しています。ぜひ、ご一読ください。
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参考文献
今回、学習用として参考にさせていただいているのがこちらの教本です。AmazonではPDF版もあるようです。セクションごとにQRコードを読み取って小テストを受けることができ、学習の確認もできて頼りがいのある一冊です。また、YouTubeでの解説動画もありますので、そちらも参考に学習を進めると良いでしょう。
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