パソコンで作業していて、「あ、新しいフォルダ作らなきゃ」ってなったとき、あなたはどうしてますか?
マウスで右クリックして、「新規作成」を選んで、「フォルダー」をクリックして...って、地味に時間かかりますよね。1回2回なら気にならないけど、これが1日に何十回もあると、ちょっとイライラしてきます。
実は、キーボードをパパッと押すだけで、一瞬でフォルダが作れる魔法のような方法があるんです。それが「Ctrl+Shift+N」というショートカットキー。これを知ってから、私のパソコン作業が本当に快適になりました。
今日は、このめちゃくちゃ便利な技を、パソコン初心者の方にもわかるように丁寧に解説していきますね。
この記事のポイント
- Ctrl+Shift+Nを同時押しするだけで新規フォルダが一瞬で作れる
- マウス操作より圧倒的に速くて作業効率が爆上がりする
- Windows10でもWindows11でも使える超基本ワザ
右クリック不要!キーボード3つ押しで完結
結論から言っちゃいますね。フォルダを作りたいときは、「Ctrl」キーと「Shift」キーと「N」キーを同時に押すだけ。これだけです。
マウスに手を伸ばす必要も、右クリックメニューを開く必要も、一切ありません。キーボードから手を離さずに、サクッとフォルダが完成します。
慣れると本当に1秒以内。いや、体感だと0.5秒くらいかも。それくらい速いです。
正直、最初は「そんな大げさな...」って思ってたんですよ。でも使ってみたら、もう元には戻れないくらい便利でした。めんどくさいときは右クリックでやる時もありますけど(笑)、基本的にはこのショートカット一択です。
なぜこんなに速くて便利なのか
マウス操作が不要になるから
普通のやり方だと、こんな手順を踏みますよね。
- マウスを動かして空いてるところまで持っていく
- 右クリックする
- メニューが開くのを待つ
- 「新規作成」にカーソルを合わせる
- サブメニューが開くのを待つ
- 「フォルダー」をクリックする
これ、数えてみたら6ステップもあるんです。しかもマウスを正確に動かす必要があるから、意外と神経使います。
一方、Ctrl+Shift+Nなら⋯
- 3つのキーを同時押し
以上! たったこれだけで、新しいフォルダがパッと現れます。
キーボードから手を離さなくていいから
文書作成とか、データ整理とか、キーボードをガンガン使ってる作業中って、いちいちマウスに持ち替えるのが地味にストレスなんですよね。
Ctrl+Shift+Nなら、キーボードに両手を置いたまま作業を続けられます。作業のリズムが途切れないんです。これ、実際に体験してみるとわかりますが、思った以上に快適ですよ。
繰り返し作業に強い
例えば、プロジェクトごとにフォルダを分けたいとき。「2025年12月」「2025年11月」「2025年10月」...みたいに、同じ階層に複数のフォルダを一気に作りたいことってありません?
そういうときこそ、このショートカットの真価が発揮されます。
Ctrl+Shift+N → 名前入力 → Enter → Ctrl+Shift+N → 名前入力 → Enter...
この流れで、リズムよくポンポンポンとフォルダを量産できちゃいます。私の経験だと、右クリックでやるより3倍くらい速い感覚です。
実際にやってみよう
では、実際の操作方法を見ていきましょう。本当に簡単なので安心してください。
基本の手順
ステップ1:フォルダを作りたい場所を開く
まず、新しいフォルダを作りたいフォルダを開きます。デスクトップでもいいし、ドキュメントフォルダの中でもOKです。
ステップ2:3つのキーを同時に押す
キーボードの左下あたりにある「Ctrl」キーと「Shift」キー、そして文字キーの「N」を、同時にぎゅっと押します。
ちょっとしたコツとしては、
- 左手の小指で「Ctrl」
- 左手の薬指で「Shift」
- 左手の人差し指か中指で「N」
こんな感じで押すと押しやすいです。まあ、やりやすい押し方は人それぞれなので、自分に合った方法を見つけてくださいね。
ステップ3:フォルダ名を入力してEnter
すると、「新しいフォルダー」という名前の青く選択された状態のフォルダが登場します。そのままキーボードで好きな名前を入力して、Enterキーを押せば完成!
もし間違えて押しちゃったときは、Escキー(エスケープキー、キーボード左上の方にあります)を押せばキャンセルできるので安心してください。
実践例:写真整理に使ってみる
例えば、旅行の写真を整理するシーンを想像してみましょう。
「旅行」フォルダの中に、「2025北海道」「2025沖縄」「2024京都」みたいなフォルダを作りたいとします。
- 「旅行」フォルダを開く
- Ctrl+Shift+N → 「2025北海道」と入力 → Enter
- Ctrl+Shift+N → 「2025沖縄」と入力 → Enter
- Ctrl+Shift+N → 「2024京都」と入力 → Enter
これだけで、あっという間に3つのフォルダが完成。右クリックでやってたら、絶対こんなにスムーズにはいきません。
よくある疑問と答え
Q: Windows10でも使えますか?
はい、使えます! Windows10でもWindows11でも、同じように動作します。私も最初Windows10で覚えて、11にアップグレードした後も同じように使えてます。
Q: 押すタイミングが難しそう...
大丈夫です。厳密に同時じゃなくても、ほぼ同時くらいの感覚で押せば反応してくれます。Ctrlを押したまま、Shiftを押して、そこにNを足す...みたいな感じでも動きますよ。
Q: 間違えて押しちゃったらどうなりますか?
フォルダが1個できるだけです(笑)。削除すればいいだけなので、何も怖いことはありません。むしろ、気軽に試してみることをおすすめします。失敗しながら覚えるのが一番です。
他にも使える便利ショートカット
Ctrl+Shift+Nを覚えたら、ついでにこれらも覚えておくと作業がもっと楽になりますよ。
| ショートカット | 機能 | こんなときに便利 |
|---|---|---|
| Ctrl+N | 新しいウィンドウを開く | 別の場所を見ながら作業したいとき |
| Ctrl+C | コピー | ファイルやテキストをコピーするとき |
| Ctrl+V | 貼り付け | コピーしたものを使うとき |
| Ctrl+X | 切り取り | ファイルを移動させたいとき |
| F2 | 名前変更 | フォルダやファイルの名前を変えたいとき |
これらを組み合わせると、マウスをほとんど触らずにファイル整理ができるようになります。私も最初は「そんなの覚えられないよ...」って思ってましたが、使ってるうちに自然と指が覚えてくれました。
知っておきたいポイント
便利なCtrl+Shift+Nですが、いくつか注意点もあります。
一部のアプリでは動かないこともある
基本的にはWindowsのエクスプローラー(ファイルを管理する画面)で使うショートカットなので、ワードやエクセルの中では動きません。
これらのアプリでCtrl+Shift+Nを押すと、そのアプリ独自の機能が動くことがあります。(ワードだと書式関連の機能だったりします)
ブラウザでは別の機能になる
Google ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザでこのショートカットを押すと、シークレットウィンドウ(プライベートウィンドウ)が開きます。
これはこれで便利な機能ですが、「あれ?フォルダできないぞ?」と混乱しないように覚えておいてください。
デスクトップでは一旦クリックが必要
デスクトップ画面で新しいフォルダを作りたいときは、一度デスクトップの空いてる部分をクリックしてからCtrl+Shift+Nを押してください。
そうしないと、別のアプリやウィンドウが選択されてる状態だと、そっちで動作しちゃうことがあります。
最後に
「たかがフォルダ作成、されどフォルダ作成」です。
最初は「こんな小技、別に知らなくてもいいや」って思うかもしれません。でも、1日に10回、20回とフォルダを作る人なら、この差は本当に大きいんです。
年間で計算すると、何時間も節約できる計算になります。しかも、作業がスムーズになることで、パソコン作業自体が楽しくなってくるんですよね。
私も最初は「右クリックで十分じゃん」って思ってました。でも、一度Ctrl+Shift+Nの快適さを知ってしまうと、もう戻れません(笑)。
あなたも今日から、このショートカットを使ってみてください。最初はぎこちないかもしれませんが、3回も使えば慣れます。1週間もすれば、無意識に指が動くようになりますよ。
パソコン作業って、こういう小さな積み重ねで、どんどん快適になっていくものです。Ctrl+Shift+N、ぜひ今日から試してみてくださいね!

ではでは、参考までに
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