パソコンを使っていて、急に画面がカチコチに固まってしまった経験はありませんか?マウスを動かしても反応なし、キーボードを叩いてもダメ。そんなとき、「もう無理だ…」と諦めて電源ボタンを長押しして強制終了しちゃう人も多いはず。
でも、ちょっと待ってください!実は、パソコンの「映像を映す部品」だけをリセットして、作業中のデータを守りながら復活させる魔法のような隠しコマンドがあるんです。それが「Ctrl + Shift + Win + B」。今回は、この知る人ぞ知る裏ワザについて、パソコンが苦手な方でもすぐ試せるように優しく解説します。
この記事のポイント
- データ保護! 作業を消さずに画面を直せる
- 4キーのみ! 魔法のコマンドで映像をリセット
- 失敗回避! 無理な強制終了を卒業できる
動かない時は、まずこの4つのキーを同時押し!
パソコンの画面が真っ暗になったり、カチッと固まったりしたら、まずはキーボードの左下あたりにある4つのボタンを「せーの!」で同時に押してみてください。
「Ctrl(コントロール)」+「Shift(シフト)」+「Windowsロゴ」+「B」
これを押すと、一瞬だけ画面が真っ暗になり「ピッ」という音が鳴ることがあります。これは、パソコンが「映像を映す担当(グラフィックボード、通称グラボ)」に「ちょっと疲れてるみたいだから、今すぐリフレッシュして!」と命令を送った合図です。これで画面が動き出せば、大成功です!
それは映像の担当者だけを「一回お休み」させるから
なぜ、この複雑なキー操作でパソコンが直るのでしょうか?少し裏側の仕組みをお話ししますね。
パソコンが固まる原因は色々ありますが、実は「映像を画面に送る仕組み」が一時的にパニックを起こしているだけの場合が多いんです。人間でいうところの「ちょっと立ちくらみがした」ような状態ですね。
| 項目 | 強制終了(電源長押し) | 今回の裏ワザ |
|---|---|---|
| やっていること | パソコン全体の心臓を止める | 映像の担当者だけを再起動 |
| 作業データ | 保存していないと消える | 消えない(そのまま残る) |
| 体への負担 | パソコンが壊れるリスクあり | 負担が少なくて安全 |
普通に電源を切ると、作っていた資料や見ていたサイトが全部消えてしまいますが、このコマンドは「映像担当者」だけに声をかけるので、他の作業はそのまま裏で生きているんです。だから、データが消えなくて済むというわけです。
こんな「困った!」のときに使ってみて
実際にどんな場面で役立つのか、よくある例を挙げてみますね。
- YouTubeや動画を見ていたら、急に画面が止まったとき
- ゲームを始めようとしたら、画面が変な色になって固まったとき
- 2台目のモニターをつなげた瞬間に、どっちも映らなくなったとき
私もよくあるのですが、何枚もタブを開きすぎて「あ、これ絶対固まるな…」って予感がしたときに、ダメ元でポチッと押すと、意外とスッと動き出すことがあります。
めんどくさいけど知っておいてほしいこと
このワザは万能ではありません。「パソコンの脳みそ」自体が完全にフリーズしているときや、キーボードの反応すら受け付けないほど重症のときは、これを使っても反応しません。5秒くらい待っても変化がなければ、残念ですが諦めて少し待ち、それでもダメなら電源ボタンの出番です。正直、私も「これ押してもダメか〜」ってガッカリする時はあります(笑)。
最後に
「画面が固まったら電源を切るしかない」と思い込んでいた方にとって、この「Ctrl + Shift + Win + B」は救世主になるかもしれません。
パソコン初心者のうちは、画面が動かなくなるだけでパニックになりがちですが、こういった小さな「復活の呪文」を知っているだけで、少しだけパソコンと仲良くなれた気がしませんか?
次に「あれ、動かないぞ?」と思ったら、慌てず指を4つのキーに添えてみてください。あなたの作業データが、その一押しで救われるかもしれませんよ!

ではでは、参考までに
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