キーボードの半角/全角を皆さんどこで切り替えていますか?
そう!「半角/全角」ボタンですよね。
通常の設定では、この「半角/全角」ボタンで切り替えを行うのですが、「今、半角と全角のどっちだっけ?」といちいち確認をすることもなくなる、もっと確実に、もっと楽に切り替えを行う方法があります。
本日は、その方法をご紹介したいと思います。
キーボードの半角/全角の変換を楽に行う方法
MicrosoftIMEの場合の設定方法
MicrosoftIMEのプロパティを開く
まず、タスクバーの右側の「A」または「あ」となっているところを右クリックして、MicrosoftIMEのプロパティを開きます。

詳細設定を開く
「詳細設定」を開きます。

キー設定の変更を開く
全般タブを開き、キー設定の「変更」をクリックします。

設定を変更する
「設定」を開いたら「キー設定」タブをクリックし、以下の2つの設定値を変更します。
キー | 入力/変換済み文字なし(変更前) | 入力/変換済み文字なし(変更後) |
---|---|---|
無変換 | かな切替 | IME-オフ |
変換 | 再変換 | IME-オン |
設定値の変更は「変更」ボタンから行います。

これで、「無変換」キーで「半角」に「変換」キーで「全角」に切り替えが行えるようになりました。
切替通知をオフにする
Windows10以降では、変換モードを切り替える際に通知が出ることもあるようです。そこで、この通知をなくす設定をしてあげます。
タスクバーの右側の「A」または「あ」となっているところを右クリックして、MicrosoftIMEのプロパティを開きます。
IME入力モード切替の通知のところにある、「画面中央に表示する」のチェックを外し、「OK」ボタンを押します。

これですべての設定が完了しました。
GoogleIMEの場合の設定方法
GoogleIMEのプロパティを開く
まず、タスクバーの右側の「A」または「あ」となっているところを右クリックして、GoogleIMEのプロパティを開きます。

キー設定の選択の編集を開く
キー設定の選択の種類が「MS-IME」になっていることを確認し(なければインポートを行ってください)、「編集」をクリックします。

設定値を変更する
「編集」を開いたら、以下の4つの設定値「コマンド」を変更します。
モード | 入力キー | コマンド(変更前) | コマンド(変更後) |
---|---|---|---|
変換前入力中 | Henkan | 変換 | ひらがなに入力切替 |
直接入力 | Henkan | 再変換 | ひらがなに入力切替 |
入力文字なし | Henkan | 再変換 | ひらがなに入力切替 |
入力文字なし | Muhenkan | 次のかな文字種に入力切替 | IMEを無効化 |
これで、「無変換」キーで「半角」に「変換」キーで「全角」に切り替えが行えるようになりました。
最後に
いかがでしたでしょうか?
最近変換キーが遠いなと感じることが多く、また、明示的に全角/半角を切り替えたいなと思っていたので、これは結構便利になったと感じております。
まだ、慣れていないので、ときどき全角/半角ボタンを押してしまいますが、慣れればこちらのやり方のほうがタイピングが速くなるのではと思いました。

ではでは、参考までに。

以下、参考にしたサイトじゃ。
参考サイト
Windowsで[変換]キー、[無変換]キーを使って、日本語入力の切り替えを行う | DTP Transit
【Windows】Google日本語入力のIME On/Offを変換・無変換キーに割り当てる(macっぽい入力) - TeraDas(テラダス)

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