「プログラミングって難しそう…」「子どもに教えたいけど、自分も初心者だから不安…」そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか?でも、心配はいりません。子供向けのプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」なら、遊び感覚で楽しく学べます。Scratchは、ブロックを組み合わせるようにしてプログラムを作成するビジュアルプログラミング言語で、専門知識がなくても直感的に操作できます。
今回は、親子で一緒にプログラミングを始める方法や、Scratchの魅力について詳しくご紹介します。
親子で学ぼう!Scratch(スクラッチ)入門
親子でScratchを学ぶメリット
親子で一緒にScratchを学ぶことで、単にプログラミングスキルを習得するだけでなく、創造力や論理的思考力を育むことができます。さらに、親子のコミュニケーションの時間が増え、協力しながら一つの作品を作る楽しさも味わえます。
プログラミングは、単なる技術ではなく、「問題を解決する力」を養うものです。Scratchを通じて、「こうしたらどうなる?」と考えながら試行錯誤する経験は、将来の学習や仕事にも役立つでしょう。
Scratchの魅力
Scratchには、初心者でも楽しく学べる工夫がたくさんあります。
- 視覚的にわかりやすい Scratchでは、難しいコードを書く必要はありません。命令が書かれたカラフルなブロックを組み合わせることで、キャラクター(スプライト)を動かしたり、音を鳴らしたりすることができます。まるで積み木を組み立てるようにプログラミングできるので、子どもでもすぐに理解できます。
- すぐに結果が見える 通常のプログラミング言語では、コードを書いて実行しないと結果がわかりませんが、Scratchではブロックを動かすだけで即座にキャラクターが動くため、試行錯誤しやすくなっています。「自分の作ったプログラムでキャラクターが動いた!」という成功体験が、子どもの学習意欲を高めます。
- オンラインで世界中の作品を見られる Scratchの公式サイトには、世界中の子どもたちが作った作品が公開されています。自分の作品をアップロードして他の人に見てもらうこともできるため、プログラミングのモチベーションアップにつながります。また、他の人の作品を参考にすることで、新しいアイデアを得ることもできます。
親子で楽しめるScratchの始め方
それでは、実際にScratchを始めてみましょう。
- Scratchにアクセスする Scratchは、パソコンのブラウザで利用できるため、特別なソフトをインストールする必要はありません。公式サイト(https://scratch.mit.edu/)にアクセスし、「作ってみよう」をクリックするだけで、すぐにプログラミングを始められます。
- 基本操作を学ぶ まずは、キャラクター(スプライト)を動かしてみましょう。「イベント」ブロックから「旗が押されたとき」を選び、「動き」ブロックから「10歩動かす」を組み合わせて実行すると、スプライトが動きます。簡単な操作でキャラクターを動かせるので、親子で一緒に試してみてください。
- 簡単なゲームを作ってみる 少し慣れてきたら、簡単なゲームを作ってみるのもおすすめです。例えば、「ネコがリンゴをキャッチするゲーム」を作るには、以下のような流れで進めます。
- ネコ(スプライト)を左右の矢印キーで動かせるようにする
- 上からリンゴが落ちてくるようにする
- ネコがリンゴをキャッチしたら「ポイント」が増えるようにする
Scratchにはサンプルプロジェクトも用意されているので、それを参考にしながらアレンジするのも楽しいでしょう。
最後に
Scratchは、プログラミング初心者でも簡単に学べるだけでなく、創造力や問題解決力を育むことができる素晴らしいツールです。親子で一緒に取り組むことで、プログラミングの楽しさを共有しながら、学ぶ喜びを感じられます。
私がちょろっと触ってみた感じでは、左右に行き当たるとターンをして、実行するたびにニャーと鳴きながら「こんにちは!」と発言するというものが、ものの数秒で作れました。
まずは気軽にScratchに触れてみてください。きっと、お子さんの目が輝く瞬間を目にすることができるはずです。そして、一緒に新しい世界への一歩を踏み出しましょう!
![白川秋](https://shirakawaroom.com/wp-content/uploads/2023/12/man_nomal_s.jpg)
ではでは、参考までに。
![](https://shirakawaroom.com/wp-content/uploads/2024/02/000000058972-1024x683.jpg)
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