サーティファイ1・2級のテキスト問題を解いていると、#REF!と#N/Aと#VALUE!の区別が付かないと解けない知識問題が出てきました。
そこで、#REF!と#N/Aと#VALUE!がそれぞれどのようなときに出るエラーなのかをまとめてみました。
エラーメッセージ#REF!と#N/Aと#VALUE!の意味を知る
#REF! エラー
意味:
略称は、Reference(参照)です。
参照が無効になった場合に発生します。
原因例:
- セルや範囲が削除された。
- 数式内で参照している範囲が存在しない。
対処法:
- 数式を確認して、削除されたセルや無効な参照を修正します。
- 必要であればデータを再入力します。
#N/A エラー
意味:
略称は、Not Available(利用不可)です。
データが見つからない、または該当する値がない場合に発生します。
原因例:
- VLOOKUPやHLOOKUPなどの検索関数で、検索値が見つからなかった。
- 手動で「値なし」を意味する=NA()を入力している。
対処法:
- 検索対象のデータが正しいか確認します。
- 必要であれば、検索値や範囲を修正します。
#VALUE! エラー
意味:
略称は、Value(値)です。
数式に無効なデータ型が含まれている場合に発生します。
原因例:
- 数値が必要な数式に文字列が含まれている。
- 引数が正しく設定されていない。
- 計算可能なデータでないセルを指定している。
対処法:
- 数式内のデータ型(文字列、数値、日付など)を確認します。
- 使用する関数や演算が正しいか確認します。
まとめ
エラー | 発生条件 | 主な原因例 | 解決方法 |
---|---|---|---|
#REF! | 無効なセル参照が発生 | セルの削除や無効な範囲参照 | 数式内のセル参照を修正 |
#N/A | データが見つからない、該当なし | 検索対象が範囲内にない | データや検索条件を確認 |
#VALUE! | 無効なデータ型が使用された | 数式に文字列など不適切なデータが含まれている | 数式とデータ型を確認 |
最後に
いかがでしたでしょうか?
この違いは以外と理解していないところで、試験に出たところ全くわかりませんでした。
お互い細かいところまで気を配って勉強していきましょう。
白川秋
ではでは、参考までに。
おまけ
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