メールを受信した際に、エンコード(文字エンコード)が違っていることでメールが文字化けしてしまうことがあります。その原因は、送信側と受信側のエンコードが対応していないことが挙げられます。
例えば、現在メールなどでよく使われる文字コードはUTF-8・Shift_JIS・EUC-JPの3種類です。そして、送信側ではEUC-JPで送信したのに、受信側ではUTF-8で受信したといった場合に文字化けは起こります。
本日は、G-mailやメーラーのThunderbirdでの文字の復元の仕方や、Web上で簡単にメールの内容を変換できるサイトのご紹介を致します。
文字化けしたメールを復元する方法(G-mail)
ネットで情報収集した結果
現時点でのG-mailでは、自動修復機能が働き、お互いの環境がすごく古い場合くらいにしか文字化けは起こらないようです。
万が一、文字化けが起こった場合には、後で紹介する文字化けしたメールを簡単に変換できるおすすめ無料サイト4選をご覧ください。
文字化けしたメール内容を貼り付けすることで、正しいメールへと変換してくれます。
文字化けしたメールを復元する方法(Thunderbird)
ネットで情報収集した結果
Thunderbird のバージョン 91.4.0 において自動的に ISO-2022-JP や UTF-8 などメール本文に設定されたエンコードが割り当てられ、日本語の文字化けが解消された。
しかし任意で文字コードを指定して変換できるようには実装されていない状況である。
とのことで、現在では任意で文字コードを指定していない限り、文字化けは起こらないと言えます。
任意で文字コードを指定するには?と気になるところですが、拡張機能で設定したり、複雑なことをしない限り、文字コードの変更は行えないようになりました。
万が一、文字化けが起こった場合には、後で紹介する文字化けしたメールを簡単に変換できるおすすめ無料サイト4選をご覧ください。
文字化けしたメール内容を貼り付けすることで、正しいメールへと変換してくれます。
文字化けしたメールを簡単に変換できるおすすめ無料サイト4選
もじばけらった
メール本文の文字化けの解析に役立つサイトです。文字化けした文字列を入力欄に入力し、ばけらったー!というボタンを押すと変換されます。
各文字コードのタブを調整することで、元の文章の復元が可能です。
URL:https://lab.kiki-verb.com/mojibakeratta/
MIME Header Decode Service
メールの宛名や題名の文字化けの解析に役立つサイトです。文字化けしたSubjectやFromを貼り付けることで簡単に復元することが可能です。
メール本文の解析には向いていない欠点があります。
URL:http://masaka.dw.land.to/mr/mime.php
Broken JIS mail recover Service
こちらはメール本文の文字化けの解析に役立つサイトです。文字化けした内容を貼り付けて解読するをクリックするだけでメール本文の文字化けを復元することができます。
URL:http://masaka.dw.land.to/mr/jmr.php
Unicode Decoding
上のどれを試してもダメだった場合の最後の砦とも言える変換サイトです。「&#」と「;」に5桁の数字が挟まれたコードが連続するような文字化けメールのときに威力を発揮します。
一般にUnicodeと呼ばれる文字コードで、ブラウザから直接送信されたメールに多く見られます。
URL:http://masaka.dw.land.to/mr/r2u.php
最後に
いかがでしたでしょうか?
最近のメーラーは賢くなっていて、ほとんど文字化けメールを受信することが少なくなりました。しかし、それで文字化けメールが完全になくなった訳ではありません。
困った際は、ここでご紹介したウェブサイトで文字化けメールの復元・変換にチャレンジしてみてください。
ではでは、参考までに。
以下、参考にしたサイトじゃ。
参考サイト
受信メールの文字化けの修復 – Gmail コミュニティ
メーラー「Thunderbird」で文字化けする原因と文字化けを解消する方法 – システムエンジニアの仕事と休息
MozillaZine.jp フォーラム • トピック – 文字エンコーディング
文字化け解説・文字化けパターンサンプル – instant tools
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