皆さんキーボードを打つことを何と呼んでいますか?
「ブラインドタッチ」という呼び名は「blind(盲目)」という意味を持つことから、差別的な意味合いを持つとして、現在ではあまり使われることはなくなりました。
その代わりに使われる言葉として定着しつつあるのが「タッチタイピング」という言葉です。「タッチ」して「タイプ」することから「タッチタイプ」とも呼ばれます。
この「タッチタイピング」をマスターすることで、手元を見ずに、正確に、速く文章を打つことができるようになります。
今回は、自宅で簡単にタッチタイピングの資格を取れるということについての情報をお伝えしたいと思います。
どんな種類の資格があるか?
タッチタイピングの資格には「公的資格」と「民間資格」の2種類があります。
主なものとしては次のものがあります。
公的資格
- キータッチ2000
- ビジネスキーボード
民間資格
- タイピング技能検定
- 日本語ワープロ検定
- パソコンスピード認定試験
- パソコン検定タイピング試験
- ビジネスクラスパソコン速記検定試験
- パソコン入力スピード認定試験
在宅で取れるタッチタイピング検定試験とは?
自宅で受験できて、実用的であるならば是非資格は取っておきたいですよね。
この中では、民間資格の「タイピング技能検定」という資格が唯一、在宅で受験することのできる資格となっています。
専用フォームから試験の申し込みをすると、受験IDとパスワードが発行され、2週間以内に試験を受けるという流れになっています。
受験費用は、次のようになっています。
8級 | 0円 |
7級 | 2,750円 |
6級 | 2,750円 |
5級 | 3,850円 |
4級 | 3,850円 |
3級 | 5,500円 |
2級 | 5,500円 |
1級 | 5,500円 |
特級 | 5,500円 |
模擬試験(無料)があったので受けてみた
次のページから模試試験を受けることができます。
何度でも練習できて、費用は0円(無料)です!
1回目(7級)
8級は無料で誰でも受けられるということで、受ける意味はないと思い、探りを入れるためにまずは7級の模試試験を受けてみました。
試験内容は「単キー」「カナ」「単語」の3項目です。
時間内に回答をして何問正解するかを競う形になっています。
結果は「合格圏内」でした。平均正確率は96.845%でした。はっきり言って簡単すぎました。
2回目(1級)
これなら誰でも取れるのでは?と思い、次はだいぶ飛ばして難易度のメチャクチャ高い1級を受けてみました。
試験内容は「単語」「短文」「長文」です。打つ文字がどのように表示されるかといいますと、「漢字」とそのしたに「ひらがな」、打ち間違えると「ローマ字読み」が表示されるようになっています。
結果は「合格圏に届きませんでした」とのことでした。ゆっくり目にびびりながら打っていたので、平均正確率は驚異の99.751%でした。どうやらこの試験への考え方を改めなくてはならないようです。この資格は正確さを多少捨ててでも、回答数、つまり速度を求めているのかも知れません。
3回目(2級)
タッチタイピングの速度には自信があったのですが、心が折れたので2級を受けてみました。
結果は「合格圏に届きませんでした」でした。「単語」「短文」「長文」と試験が3つに分かれているのですが、「単語」の打つ速度が遅かったようで、惜しくも合格圏を逃しました。平均正確率は、ちょっと速めを意識してみたのですが、96.093%でした。この資格、ある程度雑に打っても、速度を問われているような気がしました。
4回目(3級)
泣きの四度目です。これなら受かるだろうと3級を受けてみました。
結果は無事「合格圏内」でした。雑に打って見たつもりがまだ守りに入っていたらしく、平均正確率は97.135%でした。スコア見ていただければおわかりかと思いますが、2級と3級では大きな隔たりがあるように感じました。3級なら中級者の方であれば誰でも受かると思います。受けるなら是非、3級から!
最後に
模試試験を受けてみた結果、もう少し精度を落として、雑に、速度重視でいってみてもいいのかなと感じました。
派遣などにお勤めを考えている方で、データ入力の仕事に就こうとお考えの方は、受けておいて損のない資格かと思います。
ではでは、参考までに。
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