おはようございます、白川秋です。
熊本の観光×乗換アプリ「くまモビ」のクラウドファンディングは、10月5日のスタートから今日で14日目を迎えました。
👉 支援者4人、達成率3%。くまモビのクラファン2週目の朝に、正直な気持ちを書きます
最初に、正直な数字をお伝えします。昨日10月17日の時点で、支援者は4人、支援総額は7,500円。目標の25万円には、まだ遠く及びません。
原因は、はっきりしています。知名度が、圧倒的に足りないのです。そもそも、くまモビというアプリがあること自体、ほとんど知られていません。
だから今日は、はじめてこのページを開いてくださった方に向けて書きます。くまモビがどんなアプリで、なぜ安心して使えるのか。そして、ここまで何を積み上げてきたのか。少しだけ、お時間をください。
この記事のポイント
- くまモビが集める情報は、スポットごとのスタンプの回数だけ
- 時刻表もスポット情報も、公的・公式のデータが出どころ
- 支援が難しくても、リポストだけで大きな力になります
「個人が作ったアプリ、大丈夫?」その不安は当然です
最近は、個人情報を勝手に抜き取るアプリの話も耳にします。そのため、名前の知られていない個人が作ったアプリを入れるのは、ためらって当然です。私自身も、知らないアプリを入れるときは慎重になります。
けれど、くまモビは違います。そう言い切るために、ここからは中身を具体的にお見せします。
ポイントは2つです。ひとつは、くまモビが「何を集めて、何を集めていないか」。もうひとつは、アプリに載せている情報が「どこから来ているか」です。
くまモビが集めている情報は、これだけです

集めているもの
くまモビが保存しているのは、「どのスポットで、スタンプが何回押されたか」という数です。誰が押したかではなく、スポットごとの回数だけを数えています。
補足すると、あわせて記録しているのは、そのスタンプを押したアプリのバージョン番号です。これは、開発中のテスト版のデータを統計に混ぜないための目印です。このことも、プライバシーポリシーで公開しています。
もうひとつ、くまモビはプッシュ通知でお知らせや運行情報をお届けしています。
通知を届けるには、「どのスマホに送るか」という宛先の目印が必要です。この目印は、Googleの仕組み(Firebase)を通じて扱っています。名前や電話番号ではありません。
また、お知らせはアプリの表示言語に合わせて届きます。たとえば英語で使っている方には、英語のお知らせが届きます。そのために、どの言語を選んでいるかも使っています。
通知が不要な方は、スマホの設定からいつでもオフにできます。オフにしても、アプリのほかの機能はそのまま使えます。
集めていないもの
一方で、くまモビは次のような情報を集めません。
- 名前、メールアドレス、電話番号(会員登録やログインはありません)
- 移動の記録(位置情報は、スタンプの判定と現在地からの乗換案内に使うだけです)
- 連絡先、写真、マイク(そもそもアクセスする機能がありません)
- お支払いの情報(すべての機能が無料で、課金はありません)
さらに、使わない権限は意図して取り除いています。たとえば、歩数などの身体活動を読み取る権限は、地図の部品に自動で含まれていたものをわざわざ外しました。
また、アプリ内のお問い合わせは、あなたのスマホのメールアプリから私に直接届く仕組みです。くまモビのサーバーを経由することはありません。
くまモビの情報は、確かな出どころから
アプリの中身が安全でも、情報がでたらめでは意味がありません。そこで、くまモビは出どころのはっきりしたデータだけを使っています。
- 観光スポット:熊本県が公開しているオープンデータ「熊本県観光施設一覧」
- バスの時刻表:各バス事業者が公開している時刻表データ
- バスの現在位置:熊本のバス運行情報システムが公開しているリアルタイムデータ
- JR・南阿蘇鉄道:公式の時刻表を、私が一本ずつ書き写したもの
- 駅の位置:国土交通省の「国土数値情報」
- 地図:世界中の人が作るオープンな地図「OpenStreetMap」
写真も同じです。熊本県、熊本市の文化財課、各施設や撮影者の方に、一件ずつ使用許可をいただいています。くまモンの写真は、熊本県の利用許諾を受けたうえで掲載しています。

ひとりで積み上げてきた、くまモビの4か月
くまモビの本格的な開発を始めたのは、今年の6月です。それから約4か月、企画も開発もデータ作りも、すべてひとりで続けてきました。
- 乗換案内の計算エンジンを、ゼロから自作
- JRと南阿蘇鉄道の時刻表を、自分の手でデータ化(震災からの運転再開後のダイヤにも対応)
- 観光スポットを約500件まで拡充
- 熊本城から天草、人吉まで、39のモデルコースを作成
- 日本語・英語・繁体字・タイ語の4言語に対応
- 画面読み上げ対応など、誰でも使えるためのアクセシビリティ改善
- 「操作がわからない」の声から、体験型のチュートリアルを追加
9月14日にGoogle Playで正式公開してからは、週に1回以上のペースで更新を重ねています。公開前には、本数や行き先の誤りを自動で検証する仕組みも用意しました。
写真の許可が下りず、依頼書を書いて出し直したこともあります。自分の足で現地へ行き、写真を撮ってきたスポットもあります。誰かに見てもらえる日を信じて、ひとつずつ積み上げてきました。

それでも、くまモビは知られていない
正直に言います。いま、私はとても悔しいです。
少しでも多くの人に届けたくて、約6万円をかけてプレスリリースを出しました。全国の約43メディアに配信しています。それでも、支援はまだ4人です。
アプリの中身には、胸を張れます。けれど、どれだけ作り込んでも、知ってもらえなければ存在しないのと同じです。個人開発の、いちばん高い壁がここにあります。
だからこそ、あなたの力が必要です。
あなたにお願いしたい、2つのこと
1. クラウドファンディングで支援する
CAMPFIREで、500円から応援していただけます。All-in方式なので、いただいたご支援は目標に届かなくても、くまモビの運営に必ず使わせていただきます。
2. リポストやシェアで広める
支援が難しい方は、リポストやシェアだけでも本当に助かります。むしろ、いまのくまモビにいちばん足りないのは、この「広がり」です。
熊本に住んでいる方、熊本が好きな方、旅行が好きな方。そんな知り合いの顔が浮かんだら、ぜひこの記事を届けてください。あなたのひとつのシェアが、くまモビを知る最初のきっかけになります。

14日目の朝から、もう一度
クラウドファンディングの終了まで、残り26日です。
二度の熊本地震を経験したこの街で、移動に迷う人をひとりでも減らしたい。その想いで作ったくまモビを、まずは知ってもらうところから、もう一度始めます。
どうか、力を貸してください。

ではでは、参考までに
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