「最近、パソコンのスタートメニューを押してから出てくるまで、ちょっと待たされる気がする…」
そんなモヤモヤを感じたこと、ありませんか?
実は2026年6月、Microsoftがそのストレスを一気に解消してくれる新機能を、Windows 11に届けてくれることになりました。その名も「Low Latency Profile(ロー・レイテンシ・プロファイル)」。
なんと、メニューを開く速度が最大70%もアップするらしいんです。「えっ、本当にそんなに速くなるの?」と疑いたくなりますよね。
今回はこの新機能を、専門用語をできるだけかみくだいて、わかりやすく解説していきます。
この記事のポイント
- 操作の瞬間だけCPUを全力にして体感速度を爆上げする新機能
- スタートメニューが最大70%、アプリ起動が最大40%高速化
- 2026年6月のWindows Update で全PCに自動配信される
8分22秒でわかるまとめ動画
とにかく「待たされるイライラ」が消えます
まず一番伝えたいのは、これ、自分で何かをインストールしたり設定したりする必要がほぼゼロってことです。2026年6月のWindows更新プログラム(毎月恒例のアップデート)で、お使いのWindows 11に自動的に入ってきます。しかも、勝手にバックグラウンドで動いてくれるタイプの機能なので、「使い方を覚えなきゃ…」というプレッシャーもナシ。
ざっくり言うと、「クリックした瞬間だけ、パソコンの心臓部が全力ダッシュしてくれる」 機能。それだけ覚えておけばOKです。
なぜたった数秒のブーストで70%も速くなるのか
ここがちょっとだけ「ほぉ〜」となる話です。順を追って考えてみますね。
従来のWindowsはどう動いていたのか
普段、Windowsを使っていないとき、パソコンの中の処理部分(CPUと呼ばれるところ)は電気を節約するために、ゆっくり休んでいる状態になっています。で、私たちが「スタートメニューを開こう!」とクリックすると、そこから「あ、仕事来た!起きなきゃ!」とゆっくり目を覚まして、だんだんスピードを上げていく…という流れだったんですね。
このゆっくり目覚める時間が、あの「クリックしてから一瞬モタつく」あの感じの正体です。
Low Latency Profile が変えるところ
新機能では、クリックした瞬間に 「いきなり全力出していいよ!」 とCPUに指示が飛びます。具体的には、たった1〜3秒の短い時間だけ、CPUが最大スピードで作業を片付け、終わったらすぐに省エネモードに戻る、というイメージです。
この考え方は、「Race to Sleep(早く終わらせて早く休む)」と呼ばれていて、実はApple のMacや、スマホのOSでもすでに採用されている仕組みなんです。
具体的な高速化の数字
実際にどのくらい速くなるのか、テスト結果を表にまとめてみました。
| 操作 | 高速化の目安 |
|---|---|
| スタートメニュー・右クリックメニューの表示 | 最大 約70%速く |
| EdgeやOutlookなどのアプリ起動 | 最大 約40%速く |
| 検索バー・通知センターの表示 | 体感でハッキリ速く |
特に型落ちの安価なパソコンほど、効果がドーンと出やすいのもこの機能のすごいところ。逆に、もともと高性能なゲーミングPCなどは、すでに速いのであまり違いを感じないかもしれません。
僕的には古いパソコンを使用しているので、この新機能が楽しみでたまりません。
メリット・デメリット
良いことだらけに聞こえますが、いちおう反対の立場からも考えてみました。
メリット
- 設定不要・自動で動く:僕みたいなものぐさな人間にも超優しい
- 古めのノートパソコンほど効果が大きい:買い替えなくても速くなる!
- バッテリーへの影響はほぼなし:たった1〜3秒の全力ダッシュなので、ほとんど減らない
- 熱もそんなに上がらない:ブースト時間が短すぎて、ファンが急に唸ることもないとのこと
デメリット・注意点
- ユーザーが手動でオン/オフできない:今のところ自動でしか動きません(将来的に切り替えできるようになるかも、という噂レベルです)
- 冷却が弱っている古いノートでは、念のため様子見:何年も使ってホコリだらけのパソコンだと、ほんのちょっと熱の影響があるかも…?という意見も
- 高性能PCではあまり実感できない:すでに爆速な人にはご褒美が少なめ
- 動画編集やゲームなどの“長時間の重い作業”を速くする機能ではない:あくまで「ちょこっとした操作」を速くする機能です
正直に言うと、デメリットらしいデメリットは「自分で切れない」ことくらいです。
開発の裏話⋯実は結構もめてました
この機能、発表後にネット上で「これってただCPUを全開にしてるだけじゃん、ズルくない?」みたいな批判が起きたんですよね。それに対し、Microsoftの偉い人(Scott Hanselman氏)がXで自ら反論する一幕もありました。
彼いわく、「MacもLinuxも、みんな同じことやってますよ。これはズルじゃなくて、最新のOSがアプリを速く感じさせるための、ごく当たり前の手法なんです」 とのこと。なるほど、確かに納得です。
また、これは「Windows K2」と呼ばれる、Windows11全体を快適にする大きなプロジェクトの一部だそうで、Microsoftは古いコードを書き直したり、ファイル管理画面を作り直したりといった地道な改善も並行して進めているとのこと。決して「CPUブーストでごまかしてる」わけじゃない、というのが本音みたいですね。
最後に
Low Latency Profile は、「パソコンに詳しくないけど、サクサク使いたい!」という人にとっては、ほんとうにありがたい機能です。2026年6月のアップデートで、知らないうちにあなたのパソコンも速くなっているはず。
もしWindows Updateを普段オフにしている方がいたら、これを機にぜひオンにしてみてください。たぶん、メニューを開いた瞬間「あれ?なんか軽い?」って気づくと思います。その瞬間の小さな感動を、ぜひ味わってもらえたら嬉しいです。
6月のアップデートが待ち遠しいですね。
それでは、快適なWindows ライフを!

ではでは、参考までに
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