実はあなたも使ってるんです!今日は、エスクローサービスの身近すぎるお話を致します。
突然ですが、Amazonで買い物したことありますか?そして、メルカリで何か物を売ったこと、ありますか?
もしどちらかに「ある」と答えた方、おめでとうございます。あなたはすでにエスクローサービスを使っています(笑)。
「え、そんな難しそうな言葉、使った覚えないけど?」と思いましたよね。わかります。エスクローって、なんか横文字でちょっとカッコよさそうで、つい「自分には関係ない話」と思ってしまいがちなんです。でも実際は、もうすでに日常のど真ん中に溶け込んでいる仕組みです。
この記事では、そんなエスクローサービスについて、図解も使いながらとことんやさしく解説していきます。
この記事のポイント
- エスクローとは「第三者がお金を一時預かりする安全な仕組み」
- Amazon・メルカリ・ヤフオクでも実は使われている身近なサービス
- 手数料はかかるが、詐欺やトラブルを防ぐ絶大な効果がある
5分29秒でわかるまとめ動画
エスクローって何?まずここだけ押さえて!
エスクローサービスとは、売り手と買い手の間に「信頼できる第三者」が入って、お金を一時的に預かってくれるサービスのことです。
英語で「Escrow(エスクロー)」は「預託・信託」という意味。もともとはアメリカの不動産取引で生まれた概念で、今では日本のネット取引でも広く使われています。
一番わかりやすい言い方をすると、「お金の一時預かり役さん」です。
【図解】エスクロー決済の流れ

ポイントは⑥です。売り手にお金が渡るのは、買い手が「ちゃんと受け取ったよ」と確認してから。これにより、どちらも損をしない取引が実現します。
なぜ必要なの?ネット取引の「怖さ」を解決するため
ネットで見知らぬ相手と取引するとき、こんな不安がよぎりませんか?
- 買い手の不安: お金を払ったのに商品が届かなかったら?
- 売り手の不安: 商品を送ったのに代金をもらえなかったら?
エスクローはこの「鶏と卵問題」を解決してくれます。お互いが同時に損をするリスクをゼロに近づけてくれる、インターネット取引の安全装置です。
実はあなたの生活に溶け込んでいる!身近な具体例
① メルカリ ─ エスクローの教科書的存在
フリマアプリの代表格、メルカリはエスクロー決済の成功例として業界で有名です。
仕組みはシンプルで、買い手が代金を支払ってもすぐ出品者には届かず、商品の受け取り確認をして初めてメルカリから売り上げが入るという流れです。これがまさにエスクロー。「評価するまでお金が渡らない」という安心感が、メルカリが爆発的に広まった理由のひとつとも言われています。
② ヤフオク! ─ オークションも安心取引
ヤフオク!でも同様の仕組みが採用されています。落札後にYahoo!が代金を一時預かりし、商品の受け取りが確認されてから出品者に支払われます。個人間オークションでよくあった「お金だけ取って逃げた」系のトラブルを大幅に減らすことに貢献しています。
③ Amazon マーケットプレイス ─ 厳密には少し違う?
「Amazonも使ってるんでしょ?」と思った方、鋭いです。ただ、ここはちゃんと説明が必要です。
Amazonのマーケットプレイス(個人や企業がAmazon上で商品を販売する仕組み)では、買い手が支払った代金はAmazonがいったん受け取り、発送確認後に出品者へ振り込まれるという流れになっています。お金の流れだけ見れば、エスクローにかなり近い構造です。
ただし厳密にはエスクロー(受け取り確認後の支払い)とは少し異なり、Amazonのシステムでは「配送完了」をトリガーに出品者への支払いが進む仕組みです。Amazonが間に入ってくれているおかげで、買い手はクレジットカード番号などの支払い情報を出品者に知られずに済む、という安心感があります。
まとめると、「AmazonはAmazon独自の安全決済の仕組みがあり、エスクローと同じ役割を果たしている」と理解しておくのが正確です。
エスクローサービスのメリット・デメリット
メリット
- 詐欺・トラブルのリスクが大幅に減る
- 売り手・買い手どちらも安心できる
- 取引の透明性が上がり、信頼関係が築きやすい
- 商品確認後に代金が動くため、偽物・不良品トラブルも軽減
デメリット
- 手数料が発生する(サービスによって異なる)
- 売り手への入金が即払いより遅くなる
- 受け取り通知を忘れると売り手が代金を受け取れない場合がある
手数料が気になる方もいると思いますが、メルカリなら販売手数料の中にすでに含まれているので、ユーザーが別途払う必要はありません。めんどくさい手続きもなし。使っていたことすら気づかないくらい自然に組み込まれているのが、今のエスクローサービスのすごいところです。
利用前に知っておきたい注意点
- 受け取り通知を必ず送ろう!
商品が届いたら必ず通知を。忘れると売り手が代金を受け取れず、トラブルのもとになります。 - 手数料を事前確認
サービスによって異なります。出品前に確認を。 - 運営元を選ぼう
信頼できる大手プラットフォームや金融機関のサービスを選ぶと安心。 - 法律の動向にも注意
エスクローサービスは現状「収納代行サービス」として位置づけられており、多くの場合は資金移動業には該当しないとされていますが、今後の法改正によって変わる可能性もあります(2026年2月現在)。
まとめ:エスクローは、もう「当たり前」の存在
エスクローサービスは、「難しいビジネス用語」じゃありません。メルカリ・ヤフオク・Amazonで買い物するとき、私たちはすでに恩恵を受けています。
知らず知らずのうちに守られていたわけですから、ちょっとありがたい気持ちになりますよね。
これからネット取引でトラブルを防ぎたい方、安心して商品を売り買いしたい方は、「エスクローに対応しているか?」を確認することを習慣にしてみてください。たったそれだけで、ネット取引の安全度がぐっと上がります。
※本記事の情報は2026年2月18日現在のものです。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。

ではでは、参考までに
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