Windows11は毎年「H2」という大型アップデートが登場します。2024年版の「24H2」と、2025年版の「25H2」。名前だけ見ると似ていますが、中身にはちょっとした違いがあります。
この記事では、両者の特徴をわかりやすく整理し、「どっちを選ぶべきか」をシンプルに解説します。
どっちがおすすめ?
迷ったら「24H2」で十分。安定性を重視するなら24H2、最新のAI機能を試したいなら25H2を選ぶのがおすすめです。
違いを整理してみよう
両者の違いを表でまとめると、次のようになります。
| 項目 | 24H2 | 25H2 |
|---|---|---|
| リリース時期 | 2024年10月1日 | 2025年9月30日 |
| 主な特徴 | ・AIアシスタント「Copilot]強化 ・エクスプローラーの見た目刷新 ・Wi-Fi7対応 ・セキュリティ強化 | ・「Recall」機能で作業履歴を検索可能(Copilot+PC限定) ・タスクバーや設定アプリの改善 ・セキュリティとプライバシー強化 |
| アップデート形式 | フルアップデート(時間がかかる) | 軽量アップデート(有効化パッチ方式) |
| 安定性 | 新機能が多く、不具合報告もあり | 24h2とほぼ同じで安定性高め |
実際に使うとこうなる
- 24H2を入れると、エクスプローラーの見た目が変わり、ファイル操作がちょっと便利になります。Wi-Fi7対応でネットも速くなる(対応機器が必要)。
- 25H2では「Recall」という機能が追加され、過去に開いたファイルやWebページをタイムラインで探せるようになります。ただし、これは対応PC限定。普通のPCでは恩恵が少ないかもしれません。
- どちらもセキュリティは強化されているので安心。ただし、アップデート直後は「タスクバーが消える」などの不具合報告もあるので、めんどくさいときは少し様子見してから更新するのもアリです。
最後に
結局のところ、「安定して使いたいなら24H2」「新しいAI機能を試したいなら25H2」という選び方がシンプルです。
初心者なら無理に最新を追わず、安定した24H2で十分。アップデートは必ずバックアップを取ってから行いましょう。めんどくさいときは「次の月例更新まで待つ」くらいの気楽さでOKです。

白川秋
ではでは、参考までに。
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