いつかのネットワーク学習についてはこちらから。
一通り、「令和７年度ITパスポート超効率の教科書＋よく出る問題集」の学習を終え、ネットワークの英単語の略語とキーワードの再学習を行うことにしました。
ちょっとズルをして、ChatGPT師匠に答えを聞いたものをまとめてみました。
ITパスポート学習記録～ネットワーク番外編～
ネットワーク
英単語
LAN (Local Area Network)
限られた範囲（家庭・オフィス・学校など）内で使用されるネットワーク。高速通信が可能。
WAN (Wide Area Network)
広範囲（都市・国・世界）をつなぐネットワーク。インターネットもWANの一種。
ISP (Internet Service Provider)
インターネット接続サービスを提供する業者。例：NTT、au、SoftBankなど。
FTTH (Fiber To The Home)
光ファイバーを家庭まで直接引き込むインターネット接続方式。高速・安定した通信が可能。
CATV (Cable Television)
ケーブルテレビの回線を利用したインターネット接続サービス。地域限定のサービスが多い。
SIMカード (Subscriber Identity Module Card)
スマートフォンなどに挿入し、通信や通話を行うための契約情報を記録したICカード。
MNO (Mobile Network Operator)
自社で基地局を持ち、携帯電話サービスを提供する事業者。例：NTTドコモ、au、SoftBank。
MVNO (Mobile Virtual Network Operator)
MNOの回線を借りて、格安SIMなどの通信サービスを提供する事業者。例：楽天モバイル、mineo。
NFC (Near Field Communication)
短距離無線通信技術。おサイフケータイや交通系ICカード（Suicaなど）で利用される。
RFID (Radio Frequency Identification)
電波を利用してデータを非接触で読み取る技術。物流や入退室管理などに使用される。
IrDA (Infrared Data Association)
赤外線を使ったデータ通信技術。古い携帯電話のデータ転送やリモコンなどで使われていた。
IPアドレス (Internet Protocol Address)
インターネット上でデバイスを識別するための番号。IPv4とIPv6の2種類がある。
DNSサーバ (Domain Name System Server)
ドメイン名（example.com）をIPアドレス（192.168.1.1）に変換するサーバ。
NAT (Network Address Translation)
プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換し、インターネット通信を可能にする技術。
MACアドレス (Media Access Control Address)
ネットワーク機器ごとに割り当てられた固有の識別番号。LAN内での通信に使用される。
DHCPサーバ (Dynamic Host Configuration Protocol Server)
IPアドレスを自動的に割り当てるサーバ。ネットワーク接続時に便利。
bps (bit per second)
データ通信速度の単位。1秒間に何ビットのデータを送受信できるかを示す。
キーワード
ネットワーク
コンピュータや電子機器を相互に接続し、データをやり取りできるようにする仕組み。小規模なLAN（Local Area Network）から、広範囲をカバーするWAN（Wide Area Network）までさまざまな種類がある。インターネットも巨大なネットワークの一種。
インターネット
世界中のコンピュータやサーバが相互に接続されたネットワーク。情報の送受信にはTCP/IPという通信プロトコルが使用される。Webサイトの閲覧、メールの送受信、オンラインサービスの利用など、私たちの生活に欠かせないインフラとなっている。
スタンドアロン
ネットワークに接続せず、単独で動作するコンピュータやシステムのこと。外部との通信がないため、セキュリティが高く、ウイルス感染のリスクが低い。機密情報を扱う環境や、ネットワーク不要の作業に適している。
ブロードキャスト方式通信
ネットワーク上のすべての機器に同じデータを一斉に送信する通信方式。主にLAN内で使用されるが、トラフィックが増えるとネットワークの負荷が高くなるため、大規模なネットワークではスイッチやルーターを使って制御する。
モバイル通信
スマートフォンやタブレットが利用する無線通信のこと。移動体通信とも呼ばれ、4G（LTE）、5Gなどの通信規格がある。基地局を介してデータ通信が行われ、Wi-Fiとは異なり、広範囲での利用が可能。
衛星によるネットワーク通信
人工衛星を利用して通信を行う方式。山間部や海上などの通信環境が整っていない地域でも利用できる。GPS（全地球測位システム）や、低軌道衛星を活用したインターネット通信サービス（例：Starlink）などがある。
トラフィック
ネットワーク上を流れるデータの量のこと。トラフィックが増えると通信速度が低下し、ネットワークの混雑が発生することがある。企業やISP（インターネットサービスプロバイダ）は、適切なトラフィック管理を行い、安定した通信環境を維持する。
移動体の通信規格
移動しながら通信するための規格のこと。2G（音声通話中心）、3G（データ通信の強化）、4G（高速データ通信）、5G（超高速・低遅延・多接続）がある。今後は6Gの開発も進められている。
テザリング
スマートフォンのモバイル通信を利用し、PCやタブレットなど他の機器をインターネットに接続する機能。Wi-Fi、USB、Bluetoothなどの接続方法があり、外出先でインターネットを利用したい場合に便利。
グローバルIPアドレス
インターネット上で世界に一意に割り当てられるIPアドレス。サーバやWebサービスが特定のアドレスで通信を行うために使用される。IPv4（32ビット）とIPv6（128ビット）の2種類があり、IPv6の普及が進んでいる。
プライベートIPアドレス
LAN（ローカルネットワーク）内でのみ使用されるIPアドレス。ルーターがNAT（Network Address Translation）を利用して、プライベートIPをグローバルIPに変換し、インターネットに接続する仕組みが一般的。
通信プロトコル
コンピュータ同士がデータを送受信するためのルールや手順を定めたもの。代表的なプロトコルとして、Web通信で使われるHTTP/HTTPS、ファイル転送のFTP、メール送受信のSMTP/POP3などがある。
TCP/IPモデル
ネットワーク通信を4つの階層（アプリケーション層、トランスポート層、インターネット層、ネットワークインターフェース層）に分けて管理するモデル。OSI参照モデル（7階層）と比較されることが多い。
アプリケーション層
ユーザーが直接利用する通信サービスを提供する層。Web閲覧（HTTP/HTTPS）、メール（SMTP/POP3）、ファイル転送（FTP）などのプロトコルが動作する。
トランスポート層
データの送受信を制御し、信頼性の高い通信を実現する層。TCP（接続型で信頼性が高い）とUDP（接続不要で高速）があり、用途に応じて使い分けられる。
インターネット層
データを適切な宛先へルーティングする層。IPアドレスを使って通信経路を決定し、最適な経路でデータを送る役割を持つ。代表的なプロトコルはIP（Internet Protocol）。
ネットワークインターフェース層
物理的な通信手段を提供する層。有線LAN（イーサネット）や無線LAN（Wi-Fi）などが該当し、実際のデータの送受信を行う。
ルーター
異なるネットワークを接続し、データの経路を決定する機器。家庭や企業でのインターネット接続に必須で、NAT機能を持つことが多い。
デフォルトゲートウェイ
LAN内の機器が外部ネットワーク（インターネットなど）に接続するために利用する中継点。通常、ルーターのIPアドレスが設定される。
伝送速度
ネットワークでデータを送受信する速さを表す指標。bps（bit per second）で計測され、値が大きいほど高速な通信が可能。
上り（Upload）
端末からインターネットへデータを送信する速度。動画の投稿、オンラインゲームのデータ送信、ビデオ通話などに影響する。
下り（Download）
インターネットから端末へデータを受信する速度。Webサイトの閲覧、動画のストリーミング、ファイルのダウンロードなどに影響する。
理論速度
通信技術の最大性能として公表される速度。実際の環境では、この速度が出ることは少なく、最適な条件下でのみ達成可能。
実効速度
実際の使用環境で測定された通信速度。ネットワークの混雑状況や回線の品質、ルーターの性能などにより変動する。
Ankiアプリ用データ
以下のサイトより、Ankiアプリで活用できるITパスポートのストラテジ系＋マネジメント系＋テクノロジ系の暗記データがダウンロードできます。
パスワードは半角で、「shirakawa」です。
ぜひ、学習にご活用ください。
ファイル名：ITパスポート（ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系）.apkg
上のファイルがうまく適用できなかった場合はこちらをダウンロードしてみてください。
ファイル名：コレクション-2025-02-18@14-19-12.colpkg
Ankiアプリの使い方
Ankiアプリの簡単な使い方をご紹介しています。ぜひ、ご一読ください。
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参考文献
今回、学習用として参考にさせていただいているのがこちらの教本です。AmazonではPDF版もあるようです。セクションごとにQRコードを読み取って小テストを受けることができ、学習の確認もできて頼りがいのある一冊です。また、YouTubeでの解説動画もありますので、そちらも参考に学習を進めると良いでしょう。
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