令和7年ITパスポート学習記録~マーケティング編その②~

ITパスポート
この記事は約6分で読めます。

前回の学習内容はこちら。

学習を始めて4日目となりましたが、心が折れそうです。ストラテジ系・・・向いてない・・・。

でも、全範囲で各60%は取らないといけないので、頑張りたいと思います。本日もお付き合いよろしくお願いいたします。

スポンサーリンク

ITパスポート学習記録~マーケティング編②~

デジタルマーケティング

デジタルマーケティングがトレンドである理由

①デジタルの世界には、ヒト・モノが自由に集まる

デジタルの世界(オンライン)で商品を販売する場合、インターネットを通じてたくさんのヒト・モノを集められることが、ビジネス上の大きなメリットです。

②計測可能な世界である

デジタルマーケティングによる広告宣伝の大きな特徴は、計測可能であるということです。

・オフラインビジネスの利点

  • 見て・触れて・試すことができる。販売者と顧客が近い距離でコミュニケーションを取れる。
  • マス(大衆)にアプローチしやすい。デジタル技術にアクセスできない層(例:子ども・高齢者・何らかの制約がある人など)にもアピールできる。

インターネットでの検索行動

・検索エンジン

Googleのように、インターネットから情報を探すシステム検索エンジンといいます。検索キーワードをもとに、関連するWebサイトを検索結果として表示し、その中から情報を選択して、Webサイトにアクセスします。

・検索キーワード

検索キーワードは、ユーザーが検索エンジンを使って情報を探すときに入力する単語です。

検索結果を活用したマーケティング手法

・リスティング広告

リスティング広告は企業が検索エンジンに広告料を支払うことで、検索結果の上位(または目立つ位置)に自社サイトを表示させる方法です。

・SEO

SEO(Search Engine Optimization):検索エンジン最適化)は、Webサイトが検索エンジンの結果ページでより高い位置に表示されるように、Webサイト自体に工夫をほどこす手法です。リスティングとは異なり、Webサイトへの工夫をする点がポイントです。

SEOの目的は、自然検索結果(=リスティング広告ではない)で上位にランクインし、Webサイトへの訪問者を増やすことです。SEOの大きなメリットは、検索結果の上位表示のために、広告費をかけずに実現できる点です。

インターネットビジネス

・ECサイト

ECサイト(E-Commerce Site)は商品をインターネット上で販売するためのWebサイトです。

・ロングテール

ロングテールとは、企業商品の売上の主力となる主要製品に対して、多数存在するニッチ商品群の売上規模が大きいという、デジタルマーケティングなどでの定説です。企業の商品をよく売れるヒット商品と、あまり売れないニッチ商品の2つのカテゴリーに分類します。

ロングテールの由来
ロングテールを表したグラフの形が、恐竜のしっぽのように長く伸びる様子から、ロングテール(Long Tail=長いしっぽ)と名付けられています。

・オウンドメディア

オウンドメディア(Owned Media)とは、企業が自社で運営するメディア(主に自社サイトや自社ブログ記事など)のことです。

デジタルマーケティングの評価

ROI(投資対効果)

ROI(Return On Investment:投資対効果)とは、事業に投資した費用により、利益(効果)がいくら得られたかを表す指標です。

事例

ある商品を予算300万円で、YouTubeとInstagramに150万円ずつ広告費をかけた。それぞれの売上データは計測できるので、YouTube経由で商品を購入した人が多かった場合、「YouTubeの方がROIが良い」と判断できます。

デジタルマーケティングの効果計測

Webページの基本計測指標

ページビュー(Page View:PV)ユニークユーザー(Unique User:UU)
ページビュー(閲覧数)とは、ユーザーがWebページを表示した回数です。
・同じ人が同じページを再度表示しても、異なるページを表示しても、PV数は加算されます。
ユニークユーザーとは、Webサイトやアプリなどを利用する個々のユーザーの数です。
・同じユーザーが同じWebサイトに何回アクセスしても、ユニークユーザー数は1人と加算されます。

・コンバージョン

コンバージョン(Conversion:成果への転換)とは、Webサイトの訪問者数のうち、Webサイトが目指す成果に結び付く訪問件数のことです。コンバージョンは、Webサイトが目指す成果によって、取得するデータ項目が変わります。Webサイトが目指す成果によって、取得するデータ項目が変わります。次の内容は、業種に応じたコンバージョンの例です。

Webサイトの業種コンバージョンの例
ECサイト(Amazon、ZOZOタウンなど)商品のオンライン購入
比較・紹介サイト(ホットペッパービューティーなど)インターネット予約・申し込み
人材・採用サイト(リクナビ、マイナビなど)企業へのエントリー(応募)

・A/Bテスト

A/Bテストは、Webサイトに2つのバージョン(AとB)を用意し、AとBそれぞれのバージョンにどれだけのユーザーが反応するかを比較するテストのことです。

・Cookie

Cookieクッキーとは、ユーザーがアクセスしたWebサイトのデータを一時的にWebブラウザに保存する仕組みです。

・リターゲティング

リターゲティングとは、特定の商品に関心を示したユーザーを対象に、再度広告を表示する仕組みのことです。リターゲティングの仕組みにはCookieが利用されます。

Webマーケティングの計算問題

・コンバージョンレート

コンバージョンレート(Conversion Rate)とは、Webサイトなどに訪問した人のうち、何件のコンバージョンを獲得したかを示す指標です。コンバージョンレートは、

「コンバージョンの件数÷Webサイトの訪問者数」

で求められます。

 問題 
あるECサイトのPVが月間10,000件のとき、購入者は50人だった。
このときのコンバージョンレート(CVR)はいくら?

 答え 
CVR=50÷10,000=0.005=0.5%

・CPA

CPA(Cost Per Action:顧客獲得単価)とは、1件のコンバージョンを獲得するのにかかった広告費(成果単価)のことです。CPAは、

「広告費÷コンバージョンの件数」

で求められます。

 問題 
製品Aを売るために100万円分の広告を出して、20個商品が売れた。
このときのCPAはいくら?

 答え 
CPA=100万円÷20個=5万円

・ROAS

ROAS(Return On Advertising Spend:広告の費用対効果)とは、インターネット広告経由で発生した売上を広告費で割った数値のことで、広告の費用対効果(投資した広告費の回収率)を示します。ROASは、

「売上高÷広告費」

で求められます。

 問題 
ある製品AでYouTube広告を出す際に100万円をかけて、その製品が広告経由で200万円売り上げた。
このときのROASはどのように評価できるか?

 答え 
ROAS=200万円÷100万円=2=200%

参考文献

今回、学習用として参考にさせていただいているのがこちらの教本です。AmazonではPDF版もあるようです。セクションごとにQRコードを読み取って小テストを受けることができ、学習の確認もできて頼りがいのある一冊です。また、YouTubeでの解説動画もありますので、そちらも参考に学習を進めると良いでしょう。

bookfan 1号店 楽天市場店
¥1,650 (2025/01/06 14:43時点 | 楽天市場調べ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました