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本日は、今話題のデジタル分析ツール、Amplitude(アンプリチュード)をご紹介したいと思います。
デジタル分析ツールって何?と思う方もいるかも知れません。いわゆる、日本でも一般的に使用されているデジタル分析ツールとして、Googleアナリティクスが挙げられます。
Amplitudeでは、Webサイトだけでなくアプリの解析まで出来る点が、他社と比較して優れているところです。
このことにより、ユーザー行動をより総合的に分析することができます。
Amplitudeとは?話題のデジタル分析ツールに迫る
Amplitude社について
Amplitude社は、デジタル製品の分析に特化したプラットフォームを提供するアメリカ発のテクノロジー企業です。
企業が顧客行動を理解し、製品の成長を促進するためのデータ分析ツールを開発しています。特にアプリやウェブサイトのユーザー行動解析に強みを持ち、リアルタイムでのデータ収集と視覚的なレポート生成が可能です。
プロダクトチームやマーケティング部門がデータを活用して戦略を改善できるよう、簡単で直感的な操作を提供します。2021年にはNASDAQに上場し、デジタル時代におけるデータ活用のリーダー企業として注目されています。
グローバル企業からスタートアップまで、幅広い顧客層に利用されています。
一般的なデジタル分析ツールとは?
一般的なデジタル分析ツール
ウェブ解析ツール
- Google Analytics
無料で利用可能なウェブ解析ツール。訪問者数、ページビュー、コンバージョン率などを追跡可能。 - Adobe Analytics
大規模な企業向けの高度なデジタルマーケティング解析ツール。リアルタイムデータ分析やセグメント化が強力。 - Matomo(旧Piwik)
オープンソースのウェブ解析ツールで、データの完全なプライバシー管理が可能。
ユーザー行動解析ツール
- Amplitude
製品分析に特化し、ユーザーの行動やライフサイクルデータを深掘りして製品の改善に役立てる。 - Mixpanel
ユーザーの行動をトラッキングし、アクションベースの分析を行う。アプリ解析にも強い。 - Heap Analytics
自動イベントトラッキングが特徴で、コーディング不要で簡単にユーザー行動を分析可能。
マーケティング・広告解析ツール
- HubSpot
マーケティング、セールス、カスタマーサービスのデータを統合的に管理・分析可能。 - Tableau
データの視覚化に特化したツールで、複雑なデータを簡単に理解可能なダッシュボードに変換。 - Kissmetrics
マーケティングパフォーマンスの測定に優れ、ユーザー行動の追跡も可能。
アプリ解析ツール
- Firebase Analytics
Google提供のアプリ専用分析ツールで、イベントトラッキングやクラッシュレポートが可能。 - Flurry
モバイルアプリの利用状況を詳細に追跡できる無料ツール。 - Adjust
モバイルアプリのマーケティングとトラッキングに特化したツール。
ソーシャルメディア解析ツール
- Sprout Social
ソーシャルメディアのパフォーマンスを分析し、エンゲージメントを最適化。 - Hootsuite
ソーシャルメディアの投稿管理と分析を一括で行えるツール。 - BuzzSumo
コンテンツのパフォーマンスを追跡し、競合分析や人気トピックの発見に利用。
A/Bテスト&最適化ツール
- Optimizely
A/Bテストやウェブサイトの最適化に強いツール。 - Google Optimize
Google Analyticsと統合できる無料の最適化ツール。 - VWO(Visual Website Optimizer)
ユーザー体験を向上させるためのテストと最適化ツール。
顧客体験・フィードバック解析ツール
- Hotjar
ヒートマップやユーザーセッション録画で、サイト訪問者の行動を可視化。 - Crazy Egg
クリック解析やスクロールマップで、サイトの問題点を発見。 - Qualtrics
顧客体験や市場調査に役立つアンケートやデータ分析を提供。
Amplitudeの立ち位置
Amplitudeは、上で挙げたカテゴリの中で「ユーザー行動解析ツール」に属します。
具体的には、以下のような特徴があるため、このカテゴリに該当します。
- ユーザーの行動をトラッキングし、アプリやウェブサイトでの利用状況を詳細に解析します。
- イベントベースのデータ分析を行い、どのアクションが成果に結びついているかを可視化します。
- 製品やサービスの成長をサポートするためのデータインサイトを提供し、UX(ユーザーエクスペリエンス)の改善に役立てられます。
特にAmplitudeは、製品分析やリテンション改善に特化しており、競合ツールであるMixpanelやHeap Analyticsと並んでこの分野のリーダー的存在です。
Amplitudeのサイト
Amplitudeのサイトはこちらになります。
デモを体験してみた
デモを体験する
とりあえず、Amplitudeって何?デジタル分析ツールって何?ということで、デモを体験してみることにしました。
アカウント登録
デモを体験するをクリックすると、アカウント登録画面になります。利用規約とプライバシーに関する声明に同意のチェックを行い、メール登録してみます。
名前と会社の登録
名前と会社を登録します。フルネームのところは、姓と名の間に半角スペースを入れます。
今すぐデモを見る
今すぐデモを見るをクリックして、さっそくデモを見てみました。
最初にどのデータセットを調べますか?
Which dataset would you like to explore first?(最初にどのデータセットを調べますか?)という画面になります。
選択肢は、
- B2B SaaS (Slack などの製品に基づく)
- E コマース (Shopify などの製品に基づく)
- FinTech (Wealthfront などの製品に基づく)
- メディア (Spotify などの製品に基づく)
から選択します。デモですので、適当にB2B SaaSを選択してみることにしました。
イベントを追加
適当にイベントを追加してみます。
分析結果表示
イベントを追加することで、リアルタイムで右のウィンドウに分析結果が表示されました。イベントの追加では、AIが候補を挙げてくれました。
無料でAmplitudeを試す
無料で試す
今度は、Amplitudeのデジタル分析ツールを無料で試してみることにします。無料で試すをクリックします。
アカウント登録
アカウント登録画面1
無料で試すをクリックすると、アカウント登録画面になります。利用規約とプライバシーに同意のチェックを行い、メール登録してみます。
アカウント登録画面2
より詳細な情報を登録する画面になります。私はGoogleアカウントで登録としました。ここ二度手間なのはなんででしょうか。
Amplitudeのセットアップ
どうやら分析したいサイトに、Javascriptを埋め込めということのようなので、当サイトにコードを埋め込んでみることにしました。
セットアップには30分ほどかかるとのことなので、気長にセットアップ終了を待ちます。と、書いてる途中でセットアップが終わりました。実質5分くらいでしょうか。
ナイスです!
Amplitudeをセットアップした
Amplitudeのセットアップが終了したら、「Finish Setup」をクリックします。
登録したばかりですが、ある程度のデータ分析がされています。日数が経つほどより詳しい分析結果が出るのだと思います。
Amplitudeを使うとどのような利点がある?
Amplitudeを使うと、次のようなメリットがあります:
- ユーザーの行動がわかる
どの機能が使われているか、どこで離脱しているかを簡単に把握できます。 - データで製品を改善できる
使われていない機能を削る、リテンションを高めるなど、データに基づいて効率的な改善が可能です。 - 成果が数字で見える
新機能の効果やマーケティング施策の成果をリアルタイムで確認できます。 - チームで情報を共有できる
マーケティングや開発チームが同じデータをもとに連携しやすくなります。
- 結果:使いやすい製品を作り、ユーザーを増やすことができる強力なツールです!
感想
良い点
- 直感的に操作ができる
- AIがリストに追加するものの候補を考えてくれる
- 本格的なデータ分析が行える
- 無料でも使える
悪い点
- 左のメニューが現時点では日本語対応していない
- 分析の種類によっては課金が必要
- ある程度のデータ分析の知識が必要
総合評価
★★★★☆(5段階評価)
総合評価は高めとなりました。直感的にいろいろいじって覚えていけそうだという点や、提示されるデータの種類が豊富で、本格的にデータ分析を行いたい方にはうってつけだと感じたからです。
私もデータ分析の勉強をしなければならないと感じました。プロの方には、必須の分析ツールではないでしょうか?
最後に
いかがでしたか?
かなり本格的なデジタル分析ツール「Amplitude(アンプリチュード)」の紹介でした。
私も使いこなせるようになりたい!
ではでは、参考までに。
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