普段仕事でGoogleスプレッドシートを使っている方は必見です。Googleスプレッドシートを快適に利用するためのちょっとしたテクニックを今回ご紹介したいと思います。
これでストレスも軽減され、作業効率もアップすること間違いなしです。
Googleスプレッドシートの小技
シートの横移動
Googleスプレッドシートで縦の移動は別にカーソルの上下で事足りると思いますが、よく使用するのが横移動ですよね。ノートパソコンの場合、カーソルの位置が微妙でよく押し間違えるのでこちらの方法をオススメいたします。
右へ移動したい時 … TABキーを押す
左へ戻りたい時 … SHIFTキーを押しながらTABキーを押す
ちなみに縦移動ですが、
下へ移動したい時 … ENTERキーを押す(1回目は入力、2回目で移動)
上へ戻りたい時 … SHIFTキーを押しながらENTERキーを押す(同上)
となります。
ただし、Excelの場合ですとこれで良いのですが、Googleスプレッドシートの場合は上記のように毎回入力と移動が交互に切り替わっていくところがもどかしいところです。単純にカーソルの上下で動かすほうが良いでしょう。
大抵、何かを行う逆をしたいときはSHIFTキーを押しながら行えば良いと覚えておいてください。
入力した文字を枠内で改行したい時
ひとつ目の方法です。その指定枠(範囲選択も含む)自体で自動折返しを行う設定です。
表示形式 > ラッピング > 折り返す
ふたつ目の方法です。
改行したいところで、CTRLキーを押しながらENTERキーを押す
Google MeetやZoomのチャット枠やWordPressなどで改行を行う場合は、SHIFTキーを押しながらENTERキーを押します。
よく間違えるので注意が必要です。
全体選択を行いたい時
通常は端から端までマウスをドラッグしながら移動、もしくはSHIFTキーを押しながらカーソルを移動させていけば良いのですが、もっと簡単な方法があります。
選択範囲をダブルクリック
半角と全角が混ざっている場合など、ダブルクリックで全選択ができない場合は3回クリック
私の場合、この3回クリックをよく使用します。範囲をマウスやカーソルで移動するのはちょっと面倒なので、この方法でいけるときはこの方法を使用しています。稀にマウスやカーソルで選択しないといけない場合もありますが、そのときは諦めてマウスやカーソルを使って選択しています。しかし、ダブルクリック、3回クリックでの全選択の使い所は多く、大変便利な機能となっています。
ちなみに、
CTRLキーを押しながらAを押す(CTRL+A)
でも全体範囲選択できるのですが、こちらは場合によっては範囲が広すぎるので使い所を考えるところでしょう。CTRLキーを押しながらAを押すのであれば、クリックを3回行うほうが楽です。
基本的なショートカット
コピー
コピーしたい範囲を選択したのち、CTRLキーを押しながらCを押す(CTRL+C)
ペースト(貼り付け)
ペーストしたい位置を選択したのち、CTRLキーを押しながらVを押す(CTRL+V)
1つ戻る
これは作業を間違ってしまった時によく使用します。
CTRLキーを押しながらZを押す(CTRL+Z)
1つ進む
これはCTRL+Zで戻ったけれど、それが間違いだったというときなどに使用します。
CTRLキーを押しながらYを押す(CTRL+Y)
枠に日付を入れる
Googleスプレッドシートの場合
CTRLキーを押しながら「け(:の位置)」を押す
Excelの場合
CTRLキーを押しながら「れ(;の位置)」を押す
枠に時刻を入れる
Googleスプレッドシートの場合
CTRLキーとSHIFTキーを押しながら「け(:の位置)」を押す
Excelの場合
CTRLキーを押しながら「け(:の位置)」を押す
GoogleスプレッドシートとExcelでちょっと違いがあり、紛らわしいのですが便利な機能ですので覚えておきましょう。
番外編
別の作業画面と切り替えをしたい時
別の作業画面がいくつもあって、いちいちタスクバーからアプリを選択するのではなく、もっとスマートに切り替えができたら便利ですよね?
ALTキーを押しながらTABキーを押して画面を切り替える
ALTキーを押したまま、TABを何度も押すことで切り替えたい画面へ移動することができます。
ALTキーとSHIFTキーを押しながらTABキーを押して前に戻る
ALTキーとSHIFTキーを押したまま、TABを押すことで進むだけでなく戻ることもできます。
仕事中離席する時
これはGoogleスプレッドシートに限った話では無いのですが、作業中にトイレに離席するといった場面はあると思います。
そんなときに役立つショートカットです。
Windowsキーを押しながらLを押す
これでロック画面になります。
「ウィンドウをロック(Lock)する」と覚えましょう。
ちょっと離席というときでも、画面をそのまま誰でも見れる状態にしておくことはセキュリティーの観点上あまり良いこととは言えません。
ちょっと手間ではありますが、離席する際にはWindows+Lを押して、画面をロックするクセをつけましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
ちょっとした小技でも、覚えておくと作業がスムーズになり、結果として仕事の効率が上がって時間に余裕が生まれます。空いた時間で休憩を取れば、仕事への活力も湧くというものです。
参考になれば幸いです。
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