「パソコンの動作が重くなってきたな…」と感じること、ありませんか?そんなとき、よく耳にするのが「デフラグ」という言葉。でも正直、何のことだかよくわからないですよね。
この記事では、デフラグって一体何なのか、そしてあなたのパソコンに本当に必要なのかを、できるだけわかりやすく解説します。難しい専門用語は使わないので、安心して読み進めてください!
デフラグが必要かは「ハードディスクの種類」で決まる!
結論から言うと、デフラグは「HDD(ハードディスクドライブ)」を使っている人だけがやればOKです。
最近のパソコンに多い「SSD(ソリッドステートドライブ)」には、デフラグは不要どころか、逆に寿命を縮める可能性があるので絶対にやらないでください。
自分のパソコンがHDDかSSDかわからない?大丈夫です。後で確認方法も説明しますね。
なぜHDDにはデフラグが効果的なの?
デフラグの正式名称は「デフラグメンテーション」。簡単に言うと、バラバラになったデータを整理整頓する作業です。
HDDの仕組みをイメージしてみよう
HDDは、レコードプレーヤーのように円盤が回転してデータを読み書きします。
使っているうちに、ファイルがあちこちに散らばって保存されてしまうんです。例えるなら、本棚に本がバラバラに置かれている状態。探すのに時間がかかりますよね?
デフラグをすると、散らばったデータがきれいに並び直されて、読み込み速度が速くなるというわけです。
デフラグの効果
- パソコンの起動が速くなる
- ファイルを開くのがスムーズになる
- 全体的な動作が軽くなる
ただし!「劇的に速くなる!」とまでは言えません。正直、最近のパソコンだと「少し軽くなったかな?」程度のこともあります。めんどくさいときは無理してやらなくてもいいレベルです(笑)
実際にデフラグをやってみよう(Windows編)
まずは自分のパソコンを確認
- 「スタートボタン」を右クリック
- 「ディスクの管理」を選択
- ドライブの種類が表示されます(HDDかSSDか)
デフラグの手順
HDDだった人は以下の手順で進めましょう:
- 「PC(マイコンピュータ)」を開く
- Cドライブを右クリック→「プロパティ」
- 「ツール」タブをクリック
- 「最適化」ボタンを押す
- ドライブを選んで「最適化」をクリック
時間は容量によりますが、数十分〜数時間かかることもあります。作業中もパソコンは使えますが、重くなるので寝る前にやるのがおすすめです。
注意点
| やってOK | 絶対NG |
|---|---|
| HDD搭載パソコン | SSD搭載パソコン |
| 動作が重いと感じたとき | 購入したばかりのパソコン |
| 月1回程度の定期実行 | 毎日のように頻繁に実行 |
SSDの場合は、Windowsが自動で最適化してくれるので、自分で何かする必要はありません。間違ってデフラグすると、SSDの書き込み回数を無駄に消費して故障を早めます。
最後に:やるべきかは「体感」で決めよう
デフラグは万能の解決策ではありません。「パソコンが遅い」原因は他にもたくさんあります(不要なソフトが動いている、ウイルス対策ソフトが重い、など)。
でも、HDDを使っていて動作が気になるなら、試してみる価値は十分あります。無料でできますし、デメリットもほぼありません。
私も古いパソコンでたまにやりますが、正直「劇的に変わった!」とまでは感じないこともあります。それでも「ちょっと軽くなったかな」と思えればラッキー、くらいの気持ちでやってます。
まずは自分のパソコンがHDDかSSDか確認して、HDDなら一度試してみてください。もし効果を感じなければ、それ以降はやらなくてもOKです!

ではでは、参考までに。
コメント