Google Chromeで200個も300個もタブを開いてると、パソコンから「ゴロゴロ…」って変な音がしませんか?
私もタブを山ほど開く派なんですけど、ある日突然パソコンがうなり始めて「壊れたかも…?」って焦ったんですよね。でも実は、Chromeの設定をちょっといじるだけで解決できたんです。
今回は、タブを閉じなくてもHDDの音を静かにする方法をご紹介します。
まず試してほしい!効果抜群の設定変更
結論から言うと、「グラフィック アクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をオフにするのが一番効きました。
正直、最初は「こんな設定で変わるの?」って半信半疑だったんですけど、やってみたらビックリするくらい改善したんですよね。
設定手順(超簡単です)
- Chromeの右上の「︙」(三点リーダー)をクリック
- 「設定」を選択
- 左側のメニューから「システム」をクリック
- 「グラフィックアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をオフに
- Chromeを再起動
たったこれだけです。5分もかかりません。
なんでこれで静かになるの?
ちょっと専門的な話になっちゃうんですけど、簡単に説明しますね。
グラフィック アクセラレーションっていうのは、画面表示の処理をグラフィックカード(GPU)に任せる機能なんです。普通はこれでサクサク動くはずなんですけど、タブを大量に開いてると逆効果になることがあるんですよね。
この機能がオンだと、メモリ(パソコンの作業スペースみたいなもの)をたくさん使っちゃうんです。で、メモリが足りなくなると、パソコンは仕方なくHDD(ハードディスク)を使い始めます。これが「スワップ」って呼ばれる処理で、HDDがゴロゴロ鳴る原因なんですよ。
オフにすると、メモリの使い方が変わって、HDDへの負担が減るってわけです。
他にもこんな方法があります
グラフィック アクセラレーションをオフにしても改善しない場合や、さらに快適にしたい人向けに、いくつか方法を紹介しておきますね。
メモリを増設する
一番根本的な解決策です。メモリが多ければ、HDDを使う必要がなくなりますから。
ただ、パソコンによっては増設できなかったり、お金がかかったりするので、私も正直めんどくさくてやってない時もあります(笑)
タブを一時停止する拡張機能を使う
「The Great Suspender」みたいな拡張機能を入れると、使ってないタブを自動で休止状態にしてくれるんです。
これ、めっちゃ便利なんですけど、設定がちょっと面倒なのと、たまに必要なタブまで止まっちゃうことがあるんですよね。
HDDをSSDに交換する
HDDじゃなくてSSD(速くて静かな記憶装置)に変えると、音の問題は解決します。
でもこれも、お金と手間がかかるので…まあ、できる人はやってみてください、としか言えないです(笑)
注意点:画面がカクつくかも?
グラフィック アクセラレーションをオフにすると、動画の再生やスクロールがちょっとカクカクすることがあります。
私の場合は、タブを大量に開いてる時は基本的に作業用なので、動画はあんまり見ないんですよね。だから全然気にならなかったです。
もしYouTubeとか見る時にカクつくのが気になったら、その時だけオンに戻すのもアリだと思います。めんどくさいけど。
最後に
タブを200個も300個も開いてるとHDDがゴロゴロ鳴るのは、メモリ不足が原因です。
「グラフィック アクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をオフにするだけで、かなり改善する可能性が高いので、まずはこれを試してみてください。
それでもダメなら、拡張機能を使ったり、最終的にはメモリ増設やSSD化も検討してみてくださいね。
私の場合はかなり特殊で、まず普通の人はタブを200~300個も開きません。そして、同時にゲームを2つエミュレータで立ち上げています。そんな過酷な環境下でも、この設定変更でだいぶ劇的に快適になりました!
是非お試しあれ。

ではでは、参考までに。
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