パソコンを買おうとしたとき「第13世代Core i5」とか「第12世代」とか見かけませんか?正直、何のことかさっぱりですよね。
実はこのCPUの世代、知っているだけでパソコン選びが驚くほど楽になるんです。難しい専門用語は一切使わずに、今日は「世代」の意味をどこよりもシンプルに解説します。
ちなみに、Z世代(1990年代後半〜2010年代生まれの人たち)とは全く関係ないので安心してください(笑)。CPUの世代は、パソコンの頭脳の「新しさ」を表す番号なんです。
世代=CPUの「生まれ年」みたいなもの
CPUの世代とは、そのCPUがいつ頃の技術で作られたかを示す番号です。
例えば、第10世代より第13世代の方が新しい技術で作られています。スマホで言えば、iPhone 12よりiPhone 15の方が新しいのと同じ感覚ですね。
基本的に数字が大きいほど新しくて、性能も良いと思ってOKです。ただし、めちゃくちゃ古いパソコンじゃない限り、そこまで神経質にならなくても大丈夫ですよ。私も正直、めんどくさいときは細かく調べない時もあります(笑)。
なぜ世代を知る必要があるの?3つの理由
1. 同じ名前でも中身が全然違うから
「Core i5」という名前は同じでも、第10世代のCore i5と第13世代のCore i5では性能が結構違います。
車で例えると、同じ「プリウス」という名前でも、2015年モデルと2024年モデルでは燃費も装備も全然違いますよね。それと同じです。
2. 値段の相場がわかるから
世代を知っていると「これは高すぎる!」「これはお買い得かも」という判断ができます。
大体の相場感はこんな感じです。
CPU世代 | 発売時期 | 中古相場(搭載PC) |
---|---|---|
第8~9世代 | 2017~2019年 | 2万~4万円 |
第10~11世代 | 2020~2021年 | 4万~7万円 |
第12~13世代 | 2022~2023年 | 7万~12万円 |
第14世代以降 | 2023年~ | 10万円~ |
※あくまで目安です。メーカーやメモリ容量(データを一時的に置いておく場所の大きさ)で変わります。
3. 自分に必要な性能がわかるから
実は、みんながみんな最新世代を買う必要はありません。
- ネットとメールだけ:第8世代以降なら十分
- 動画編集やゲーム:第11世代以降が安心
- プロの映像制作:第13世代以降がおすすめ
正直、私はネット見るだけの時は第9世代のパソコンも使ってます。用途に合ってれば問題ないんですよね。
具体例で見てみよう!実際の製品で比較
同じCore i5でも性能が違う
- 第10世代 Core i5(2020年発売)→ 4つの頭脳(コア)で動く
- 第13世代 Core i5(2023年発売)→ 14個の頭脳(コア)で動く
コアは「同時に処理できる作業の数」みたいなもの。数が多いほど複数の作業を一度にこなせます。
動画を見ながら資料を作って、バックグラウンドでアプリをダウンロード…みたいな使い方をする人は、世代が新しい方が快適です。
価格差の実例
Amazonで実際に調べてみたデータ(2024年時点)
- 第11世代Core i5搭載ノートPC:約6万円
- 第13世代Core i5搭載ノートPC:約9万円
差額3万円。この差をどう考えるかですね。3年以上使うなら新しい世代の方がコスパ良いかもしれません。
Z世代との違いは?
これ、本当によく混同されるんですが(笑)。
- Z世代:1990年代後半〜2010年代生まれの人たち。デジタルネイティブな世代のこと
- CPU世代:プロセッサー(パソコンの頭脳)の技術世代を示す番号
全く別物です!ただ、Z世代の人たちがパソコンを買うときにCPU世代を気にする、という関係性はありますね。
注意点:世代だけで判断しないで!
ここまで世代の話をしてきましたが、実は世代が全てじゃないんです。
同じ第13世代でも「Core i3」「Core i5」「Core i7」でグレードが違います。第13世代のCore i3より、第11世代のCore i7の方が性能が良い場合もあります。
あと、IntelじゃなくてAMD Ryzenというメーカーもあります。こっちは「第○世代」じゃなくて「Ryzen 5000シリーズ」みたいな呼び方をします。でも考え方は同じで、数字が大きい方が新しいです。
完璧に理解しようとすると沼にハマるので、「世代=新しさの目安」くらいの感覚でOKだと思います。
最後に
CPUの世代は、そのパソコンがいつの技術で作られたかを示す番号です。
- 数字が大きいほど新しくて高性能
- でも、必ずしも最新が必要なわけじゃない
- 自分の使い方に合った世代を選ぶのが賢い
パソコンショップで「これ何世代ですか?」って聞くだけでも、店員さんから一目置かれますよ(笑)。
最後に、世代だけじゃなくてメモリやストレージ(保存容量)も大事なので、総合的に判断してくださいね。迷ったら店員さんに「普段ネットと動画見るくらいなんですけど」って正直に伝えるのが一番です。
パソコン選び、楽しんでください!

ではでは、参考までに。
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