「空き容量が不足しています」
――突然パソコンから出るこの警告に焦った経験はありませんか?
Windowsパソコンを使っていると、気がつかないうちに写真、動画、ソフト、アップデートなどでハードディスク(HDD)の容量がいっぱいになってしまいます。容量不足を放っておくと、動作が重くなったり、必要な作業ができなかったりと不便が増していきます。
この記事では、Windowsでハードディスクの空き容量不足を解消する具体的な方法を7つ紹介します。特に「外付けHDD(4TB)」の選び方も詳しく解説するので、容量不足でお困りの方はぜひ参考にしてください。
ハードディスクの空き容量が不足したときの対処法
空き容量不足の解決には「整理・移動・増設」が基本
容量不足を放置するとどうなる?
空き容量が足りないと、以下のような問題が発生します。
問題点 | 内容 |
---|---|
処理速度の低下 | Windowsがスワップ(作業スペース)を確保できない |
アップデートエラー | Windowsの更新ファイルが保存できず、セキュリティに影響 |
ソフトが開かない/保存できない | アプリの動作やファイル保存ができなくなる |
このような状況を避けるためにも、早めの対応が大切です。
方法1:まずは「ディスククリーンアップ」で即効対応
不要なファイルを削除するだけで数GBの空きができることもあります。
操作方法(Windows標準機能)
- スタートメニューで「ディスククリーンアップ」と検索
- 対象のドライブ(C:)を選ぶ
- 「システムファイルのクリーンアップ」をクリック
- 不要な項目にチェックを入れて「OK」
削除できるファイル | 内容 | 容量目安 |
---|---|---|
一時ファイル | アプリの一時保存データなど | 数百MB〜数GB |
Windowsアップデートの残骸 | 古い更新プログラムのバックアップ | 最大10GB超えることも |
ごみ箱の中身 | 削除したが完全に消えていないファイル | 数GBになることも |
方法2:「使っていないアプリやゲーム」を削除するだけで容量が激増
意外と多いのが、もう使っていないアプリやゲームが数十GBも占めているパターンです。
アンインストールの方法
- 「設定」→「アプリ」→「アプリと機能」
- 不要なソフトを選んで「アンインストール」
例:PCゲーム『Call of Duty』は100GB超の容量を使用しているケースもあります。
方法3:「写真・動画」はクラウド保存でスッキリ整理
ファイルをクラウドに移動すれば、PCのHDDに保存する必要がなくなります。
クラウドサービス | 無料容量 | 特徴 |
---|---|---|
Google Drive | 15GB | スマホとも連携しやすい |
OneDrive | 5GB(無料) | Windowsと自動同期が便利 |
Dropbox | 2GB | シンプルな使いやすさが特徴 |
特にスマホの写真や動画を自動同期するようにしておけば、PCの容量も圧迫しません。
方法4:外付けHDDに移動すれば一気に容量確保!
外付けHDDでデータを「逃がす」メリット
写真、動画、ゲーム、編集用素材など、かさばるデータは外付けHDDに保存すればPC本体の容量を空けられます。
製品名 | 接続方式 | 転送速度 | 価格(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|---|
BUFFALO HD-NRLD4.0U3-BA | USB 3.2 | 最大5Gbps | 12,480円 | シンプル設計でコスパ重視。静音性にも配慮。 |
BUFFALO HD-SGDA4U3-B | USB 3.2 | 最大5Gbps | 13,533円 | テレビ録画対応。耐振設計で安心の据え置き型。 |
BUFFALO HD-EDS4U3-BE | USB 3.2 | 最大5Gbps | 12,600円 | コンパクト設計。持ち運びにも適した軽量モデル。 |
※価格は2025年6月時点の参考。価格.comなどで最新情報をチェックしましょう。



接続も簡単:USBを差し込むだけで使える「プラグ&プレイ対応」がほとんどです。
方法5:「ストレージセンサー」で自動的に掃除する
Windowsには、不要なファイルを定期的に削除する便利な機能があります。
操作方法
- 「設定」→「システム」→「記憶域」
- 「ストレージセンサー」をオンにする
- 実行頻度や対象ファイルを設定可能
自動で空き容量を増やしてくれるので、忘れがちな方に特におすすめです。
方法6:「HDDの交換」で根本解決を目指す
HDDの容量自体が少ない場合、より大容量のHDDに交換するという手もあります。
注意点
- ノートPCの場合、分解が必要になることも
- データ移行やOSの再インストールが必要になることもある
- 事前にバックアップを忘れずに!
交換後の体験談:
「250GBから1TBに変更したら、空き容量に悩まされなくなった」という声が多く見られます。内蔵HDDで1TBといいますと、6月時点での価格.com情報で、4,500円~8,000円とお買い得な値段になっています。
方法7:「PCの買い替え」で性能も容量もグレードアップ
パソコン自体が古い場合、どんなに容量を空けても快適に使えないことがあります。
モデル名 | HDD/SSD容量 | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|---|
Lenovo IdeaPad | 512GB SSD | 約7万円 | 普段使いには十分 |
HP Pavilion | 512GB SSD | 約10万円 | 写真・動画保存も安心 |
Dell Inspiron | 512GB SSD | 約6万円 | 軽快な動作で人気 |
新しいPCは容量も処理速度も向上しているため、容量不足の根本解決になります。
最後に
Windowsでハードディスクの空き容量が足りないときは、以下の方法を組み合わせて対応しましょう。
チェックリスト:
✅ ディスククリーンアップで即効空ける
✅ 不要なアプリやゲームを削除
✅ クラウドサービスで写真・動画を整理
✅ 外付けHDD(8TB)で大量データを移動
✅ ストレージセンサーで自動掃除
✅ HDDを交換して容量そのものを増やす
✅ 古いPCは思い切って買い替えも検討
この記事を参考に、あなたのパソコンの容量問題がスッキリ解決することを願っています。無理に難しいことをしなくても、できることから始めれば十分対応できます。まずは、外付けHDDを使って快適なPCライフを取り戻しましょう!

ではでは、参考までに。
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