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一通り、「令和7年度ITパスポート超効率の教科書+よく出る問題集」の学習を終え、コンピュータシステムの英単語の略語とキーワードの再学習を行うことにしました。
ちょっとズルをして、ChatGPT師匠に答えを聞いたものをまとめてみました。
ITパスポート学習記録~コンピュータシステム番外編~
コンピュータシステム
英単語
SaaS (Software as a Service)
インターネット経由でソフトウェアを提供するサービス形態。ユーザーはソフトをインストールせずに、ブラウザなどを通じて利用できる。代表例としてGoogle WorkspaceやMicrosoft 365がある。
PaaS (Platform as a Service)
アプリ開発に必要なプラットフォームをクラウドで提供するサービス。開発者はOSやミドルウェアの管理を意識せず、アプリ開発に集中できる。Google App EngineやAWS Elastic Beanstalkが代表例。
IaaS (Infrastructure as a Service)
仮想サーバーやストレージなどのITインフラをクラウド上で提供するサービス。ユーザーは必要なリソースをオンデマンドで利用し、OSやアプリを自由に構築できる。代表的なサービスにAWS EC2やGoogle Compute Engineがある。
VDI (Virtual Desktop Infrastructure)
サーバー上に仮想デスクトップ環境を構築し、ネットワーク経由で端末から利用する技術。端末にはデータを保存せず、リモートでアクセスできるため、セキュリティ向上や運用管理の効率化に貢献する。
RAID0 (Redundant Array of Inexpensive Disks 0)
データを複数のディスクに分散して書き込む「ストライピング」を採用し、読み書き速度を向上させる方式。ただし、冗長性がなく、1台でも故障するとデータが失われるリスクがある。
RAID1 (Redundant Array of Inexpensive Disks 1)
データを2台以上のディスクに同時に書き込む「ミラーリング」により、耐障害性を高める方式。片方のディスクが故障してもデータが残るが、実効ストレージ容量は半減する。
RAID5 (Redundant Array of Inexpensive Disks 5)
データとパリティ(誤り訂正情報)を複数のディスクに分散して保存する方式。1台のディスクが故障してもデータを復元できるが、最低3台のディスクが必要で、書き込み性能はRAID0より低い。
キーワード
ITインフラストラクチャ
システムやサービスを運用するための基盤となる設備や技術の総称。サーバー、ネットワーク、ストレージ、データセンターなどが含まれる。
コンピューティングリソース
コンピュータシステムで利用できる処理能力やストレージ、メモリ、ネットワーク帯域などの資源のこと。クラウドやオンプレミス環境で管理される。
オンプレミス
企業や組織が自社の施設内にサーバーやネットワーク機器を設置し、システムを運用する方式。カスタマイズ性やセキュリティが高いが、導入コストがかかる。
ハウジングサービス
企業が自社のサーバーをデータセンターに設置し、電源や空調、セキュリティなどのインフラを提供してもらうサービス。設備投資を抑えつつ、高信頼な運用が可能。
ホスティングサービス
プロバイダが所有するサーバーをレンタルし、企業や個人が利用できるサービス。サーバー管理を任せられるため、運用負担が軽減される。
クラウドサービス
インターネット経由でコンピュータリソースやアプリケーションを提供するサービス。SaaS・PaaS・IaaSがあり、スケーラビリティやコスト効率が高い。
マイグレーション
システムやデータを別の環境へ移行すること。オンプレミスからクラウドへの移行や、データベースのバージョンアップ時に行われる。
システムインテグレーション
異なるシステムやソフトウェアを組み合わせて、統合的に動作する仕組みを構築すること。企業の業務効率化やDX推進のために導入される。
サーバの仮想化
1台の物理サーバ上で複数の仮想サーバを稼働させる技術。リソースの有効活用や運用の柔軟性向上、コスト削減が可能になる。
集中処理
単一のコンピュータやサーバで全ての処理を実行する方式。データの一元管理が可能だが、負荷が集中しやすい。
分散処理
複数のコンピュータやサーバで処理を分担する方式。負荷分散や耐障害性に優れるが、データの一貫性を保つ仕組みが必要。
クライアントサーバシステム
クライアント(利用者の端末)とサーバ(サービス提供側)に分かれたシステム。処理をサーバ側で実行し、ネットワークを介してクライアントが利用する。
ピアツーピアシステム
サーバを介さず、端末同士が直接通信するシステム。ファイル共有やブロックチェーンなどに用いられ、耐障害性が高い。
デュプレックスシステム
主系と待機系の2台のコンピュータで構成され、待機系が主系の障害時にのみ動作する方式。コストを抑えつつ、システムの可用性を向上できる。即座に現用系の処理を引き継げる待ち状態をホットスタンバイ、OFFの状態で待機し、起動に時間がかかる状態をコールドスタンバイと呼ぶ。
デュアルシステム
2台のコンピュータが並行して同じ処理を実行し、結果を比較する方式。高い信頼性が求められる金融機関や交通システムで利用される。
対話型処理
ユーザーの入力に対して即座に応答を返す処理方式。WebアプリやATMなど、リアルタイム性が求められるシステムに適している。
リアルタイム処理
発生したデータを即時に処理し、迅速に結果を出す方式。交通制御や医療システムなど、遅延が許されない場面で利用される。
バッチ処理
一定量のデータをまとめて一括処理する方式。夜間のデータ集計や請求処理など、大量の処理を効率的に行うのに適している。
システムの稼働率
システムが正常に稼働している時間の割合を示す指標。可用性の指標として、一般に「稼働時間 ÷ (稼働時間 + ダウン時間)」で計算される。
平均故障間隔(MTBF)
システムが正常に稼働している平均時間。数値が大きいほど故障しにくいことを示し、信頼性の指標として用いられる。
平均修復時間(MTTR)
システムが故障してから復旧するまでにかかる平均時間。短いほどシステムの復旧が早く、運用の安定性が高いとされる。
直列システムの稼働率の計算法
直列システムは、全ての装置が正常に動作しないとシステム全体が停止する。稼働率は各装置の稼働率を掛け合わせて求める。計算式:R_total = R1 × R2 × R3 × ... × Rn。例:稼働率0.99, 0.98, 0.97の3装置なら 0.99 × 0.98 × 0.97 = 0.941(94.1%)
並列システムの稼働率の計算法
並列システムは、すべての装置が同時に故障しない限り稼働する。稼働率は「1 -(全装置が故障する確率)」で求める。計算式:R_total = 1 - (1 - R1) × (1 - R2) × (1 - R3) × ... × (1 - Rn)。例:稼働率0.90, 0.92, 0.95の3装置なら 1 - (0.10 × 0.08 × 0.05) = 0.9996(99.96%)
データのバックアップ
システムの障害や誤操作に備えて、データを別の場所に保存すること。フルバックアップ、差分バックアップ、増分バックアップなどの手法がある。
フルバックアップ
全てのデータをコピーして保存する方式。データ復旧が容易だが、保存容量が大きくなり、処理時間も長くなる。
差分バックアップ
前回のフルバックアップ以降に変更されたデータのみを保存する方式。フルバックアップよりも容量を節約でき、復元時の処理も比較的速い。
増分バックアップ
直前のバックアップ以降に変更されたデータのみを保存する方式。バックアップ容量を最小限に抑えられるが、復旧時には全てのバックアップデータが必要となる。
レプリケーション
データをリアルタイムまたは定期的に複製し、別のサーバーやストレージに同期する技術。障害発生時のデータ保護や負荷分散に活用される。
パリティ
RAID5などで使用される誤り訂正用のデータ。複数のデータブロックから算出され、ディスク障害時に失われたデータを復元するために利用される。
Ankiアプリ用データ
以下のサイトより、Ankiアプリで活用できるITパスポートのストラテジ系+マネジメント系+テクノロジ系の暗記データがダウンロードできます。
パスワードは半角で、「shirakawa」です。
ぜひ、学習にご活用ください。
ファイル名:ITパスポート(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系).apkg
上のファイルがうまく適用できなかった場合はこちらをダウンロードしてみてください。
ファイル名:コレクション-2025-02-18@14-19-12.colpkg
Ankiアプリの使い方
Ankiアプリの簡単な使い方をご紹介しています。ぜひ、ご一読ください。
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参考文献
今回、学習用として参考にさせていただいているのがこちらの教本です。AmazonではPDF版もあるようです。セクションごとにQRコードを読み取って小テストを受けることができ、学習の確認もできて頼りがいのある一冊です。また、YouTubeでの解説動画もありますので、そちらも参考に学習を進めると良いでしょう。
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