令和7年ITパスポート学習記録~システム企画~要件定義プロセス番外編~

ITパスポート
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いつかのシステム企画~要件定義プロセス学習についてはこちらから。

一通り、「令和7年度ITパスポート超効率の教科書+よく出る問題集」の学習を終え、システム企画~要件定義プロセスの英単語の略語とキーワードの再学習を行うことにしました。

ちょっとズルをして、ChatGPT師匠に答えを聞いたものをまとめてみました。

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ITパスポート学習記録~システム企画~要件定義プロセス番外編~

システム企画~要件定義プロセス

英単語

SLCP(Software Life Cycle Process)
ソフトウェアの企画・開発・運用・保守・廃棄までの一連のプロセスを体系化したもの。品質や効率を向上させるための標準的な指針となる。

PMBOK(Project Management Body of Knowledge)
プロジェクト管理の知識体系をまとめたガイドライン。計画、実行、監視、制御、終結のプロセスを体系的に整理し、成功率を高める。

TCO(Total Cost of Ownership)
システムや設備の導入・運用・保守など、長期的にかかる総コスト。初期費用だけでなく、維持費や人件費なども含めて評価する。

QCD(Quality, Cost, Delivery)
製造やサービスの品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)を最適化する考え方。バランスを取ることで競争力を高める。有名なところで、吉野家の「旨い、安い、早い」がある。

WBS(Work Breakdown Structure)
プロジェクトの作業を細かく分解し、階層構造で整理する手法。進捗管理をしやすくし、業務の見える化を実現する。

NDA(Non-Disclosure Agreement)
秘密保持契約のことで、業務上の機密情報を第三者に漏らさないための契約。企業間の取引や開発プロジェクトでよく用いられる。

RFI(Request for Information)
企業が新しいシステムや製品を導入する際、ベンダーに対して情報提供を求める文書。具体的な提案を受ける前の調査目的で使われる。

RFP(Request for Proposal)
企業がシステム開発やサービス提供を依頼する際に、仕様や条件を明記してベンダーから提案を募る文書。最適な提案を選定するために使われる。

キーワード

発注元企業
システムやサービスの開発を外部企業に依頼する企業。システム要件の決定や進捗管理を行い、最終的な成果物の受け入れを担当する。

ベンダー企業
システムやサービスを開発・提供する企業。発注元企業の要件に基づいてシステム開発や運用を行い、契約に沿った成果物を納品する。

システム企画プロセス
新しいシステムの導入や開発を検討する段階。業務課題を分析し、システム化の目的や方針を決める。

要件定義プロセス
システムに求められる機能や性能、業務フローを明確にする工程。発注元企業とベンダー企業が協力して具体的な仕様を決める。

システム開発プロセス
設計・プログラミング・テストなど、要件定義に基づいてシステムを構築する工程。品質や納期を管理しながら進める。

運用・保守プロセス
完成したシステムを実際に使いながら、トラブル対応や改善を行う段階。長期間の安定稼働を目指し、定期的なアップデートを実施する。

廃棄プロセス
老朽化や業務変更により不要になったシステムを安全に撤去・処分する工程。データのバックアップや適切な情報漏洩対策が必要。

プロジェクト
特定の目標を達成するために、一時的に組織される業務。システム開発や新規事業など、期限と成果物が明確に定められる。

プロジェクトマネージャ
プロジェクト全体を管理・統括する責任者。スケジュールや予算、品質、リスクをコントロールし、成功へ導く役割を担う。

企画プロセス
新しい事業やシステムを計画する初期段階。市場調査や業務分析を行い、具体的な方向性や目的を決定する。

システム化構想プロセス
業務課題を整理し、システム導入の必要性や効果を検討する工程。経営戦略に沿ったシステム導入の方針を決める。

システム化計画プロセス
システムの導入スケジュールやコスト、運用体制を計画する段階。投資対効果を分析し、実現可能な計画を立案する。

開発工数
システム開発にかかる作業量の目安。プログラムの規模や作業内容をもとに、必要な人員や期間を見積もる。

ファンクションポイント法
システムの機能(入力・出力・データ管理など)を基に開発規模を測定する手法。工数やコストの見積もりに活用される。

アローダイアグラム
プロジェクトの作業順序や依存関係を矢印(アロー)で表した図。作業の流れを視覚化し、スケジュール管理を容易にする。

クリティカルパス
プロジェクト全体の最長作業経路。これが遅れると全体のスケジュールに影響を与えるため、重点的な管理が必要。

ガントチャート
プロジェクトの作業計画を横棒グラフで示した図。作業の開始・終了時期や進捗状況を視覚的に管理できる。

リスクマネジメント
プロジェクトのリスクを特定・評価し、対策を講じる管理手法。計画段階からリスクを予測し、発生時の影響を最小限に抑える。

リスクアセスメント
リスクの発生確率や影響度を評価し、優先順位をつける手法。適切なリスク対策を講じるための基準となる。

リスク特定
プロジェクトや業務に潜むリスクを洗い出す工程。過去の事例や環境分析をもとに、発生しうる問題を明確にする。

リスク分析
リスクの発生確率や影響度を数値化し、リスクの大きさを評価する手法。発生要因や対策の優先順位を明確にする。

リスク評価
リスク分析の結果をもとに、影響の大きさや発生可能性を判断し、対応方針を決定するプロセス。リスクの受容可否を決める。

リスク対応策
特定したリスクに対し、発生防止や影響を最小限に抑えるための具体的な対策。リスク回避、低減、移転、受容の手法がある。

リスク回避
リスクの発生要因を取り除き、完全に回避する対策。例えば、高リスクな事業から撤退するなどの方法がある。

リスク低減
リスクの発生確率や影響を抑える対策。例えば、システムの二重化やセキュリティ対策を強化することが挙げられる。

リスク移転
リスクの影響を他者に移す対策。例えば、保険の加入や外部委託により、リスクの負担を分散することがある。

リスク受容
リスクが小さい場合に、特別な対策を取らず受け入れる判断。コストや影響度を考慮し、対応不要とするケースもある。

システム監査
システムの適正性や安全性を確認する監査。システム開発や運用が適切に管理され、規則に準拠しているかをチェックする。

監査人
監査を行う専門家。内部監査人(社内)と外部監査人(第三者)があり、業務の適正性や法令順守を確認する。

ITガバナンス
企業がITを活用する際の統制や管理の仕組み。ITの導入・運用を適切に行い、企業戦略と整合させることを目的とする。

レピュテーションリスク
企業の評判(レピュテーション)に悪影響を与えるリスク。不祥事や情報漏洩が原因となり、ブランド価値が低下する可能性がある。

システム監査基準
システム監査を適正に実施するための基準。監査の手順や評価項目を統一し、信頼性の高い監査を行うための指針となる。

監査業務
企業の業務やシステムが適正に運営されているかを評価する業務。不正防止や業務改善のために実施される。

内部監査
企業内部の監査部門が行う監査。業務や会計処理が適切かをチェックし、不正やミスを防ぐ役割を持つ。

外部監査
独立した第三者機関が行う監査。企業の財務や業務運営の信頼性を確保するため、客観的な評価を行う。

内部統制
企業が業務の適正性や効率性を確保するための仕組み。経営リスクを抑え、不正やミスを防ぐためのルールや手続きが含まれる。

業務の有効性及び効率性
企業の業務が目的を達成し、無駄なく遂行されているかを評価する観点。生産性向上やコスト削減が目的。

財務報告の信頼性
企業の財務情報が正確で適正に開示されているかを評価すること。不正会計や誤報防止のために重要。

事業活動に関わる法律等の遵守
企業が法令や規則を守りながら事業を行うこと。コンプライアンスを徹底し、法的リスクを回避する。

資産の保全
企業の財産(設備、情報、資金など)を適切に管理し、不正利用や盗難を防ぐこと。

統制環境
内部統制が機能するための企業文化や仕組み。経営者の姿勢や方針が統制の有効性に影響を与える。

リスクの評価と対応
リスクを特定し、影響度や発生確率を評価した上で、適切な対応策を講じるプロセス。

統制活動
業務が適切に行われるようにするための具体的な管理手段。承認プロセスや職務分離などが含まれる。

情報と伝達
適切な情報を必要な人に伝えること。情報共有が不十分だと、業務のミスやリスクの増加につながる。

モニタリング
業務やシステムの状況を継続的に監視し、問題がないかをチェックすること。内部統制の有効性を確認する手段。

ITへの対応
企業のIT戦略やリスク管理を適切に行うこと。技術革新やサイバー攻撃などのリスクにも対応する必要がある。

要件定義プロセス
システム開発の初期段階で、業務要件やシステム要件を明確にする工程。システムの仕様を決める重要なフェーズ。

業務要件
業務を効率化するために、システムが満たすべき機能や動作を定めた要件。業務プロセスをもとに定義される。

システム要件
業務要件を実現するために、システムが備えるべき機能や性能を定めた要件。機能要件と非機能要件に分かれる。

機能要件
システムが実現するべき具体的な機能。例として「ログイン機能」や「データ検索機能」などがある。

非機能要件
システムの性能やセキュリティ、可用性など、機能以外の要件。例として「1秒以内の応答速度」や「99.9%の稼働率」がある。

共通フレーム
システム開発のプロセスを標準化したガイドライン。開発工程を明確化し、品質向上やトラブル防止を目的とする。

調達業務
必要なシステムやサービスを外部から調達する業務。発注先の選定や契約交渉などが含まれる。

契約締結
発注元企業とベンダー企業が契約を結ぶこと。業務範囲や納期、料金などを明確に定め、トラブルを防ぐ。

Ankiアプリ用データ

以下のサイトより、Ankiアプリで活用できるITパスポートのストラテジ系+マネジメント系+テクノロジ系の暗記データがダウンロードできます。

パスワードは半角で、「shirakawa」です。

ぜひ、学習にご活用ください。

ファイル名:ITパスポート(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系).apkg

上のファイルがうまく適用できなかった場合はこちらをダウンロードしてみてください。

ファイル名:コレクション-2025-02-18@14-19-12.colpkg

firestorageダウンロード

Ankiアプリの使い方

Ankiアプリの簡単な使い方をご紹介しています。ぜひ、ご一読ください。

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参考文献

今回、学習用として参考にさせていただいているのがこちらの教本です。AmazonではPDF版もあるようです。セクションごとにQRコードを読み取って小テストを受けることができ、学習の確認もできて頼りがいのある一冊です。また、YouTubeでの解説動画もありますので、そちらも参考に学習を進めると良いでしょう。

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