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「昨日撮ったばかりの動画が、なぜか再生できない」
「スマホから移した写真が、突然開けない」
こんにちは、しらかわるーむの白川秋です。
熊本で個人アプリ開発をしています。
実は先日、アプリの紹介用に撮影した動画が途中でフリーズして、最後まで再生できなくなりました。撮り直せる素材ならまだ笑えます。ところが、二度と撮れない旅行の動画や、子どもの写真だったとしたらどうでしょうか。
そこで今回は、AI技術で破損ファイルを直せる4DDiG File Repairを実際に使い、動画修復と写真修復の実力を検証しました。用意したサンプルは、再生できない動画が1本と、症状の違う写真が2枚です。操作手順もスクリーンショット付きで紹介しますので、同じトラブルで困っている方はぜひ参考にしてください。

この記事のポイント
- 動画が再生できない・写真が開けない原因は、ほとんどがファイルの破損
- 「サポートされていない形式です」の正体は、形式ではなくヘッダーの破損
- 修復結果は無料でプレビューできるので、まず試してから判断できる
動画や写真ファイルが壊れてしまう主な原因は?
そもそも、なぜファイルは壊れるのでしょうか。主な原因は次のとおりです。
- 書き込み中の電源断:撮影中のバッテリー切れ、保存中のPCのシャットダウン
- 転送の中断:SDカードやUSBメモリを、コピー中に抜いてしまった
- カメラ・スマホ側の不具合:録画中のアプリの強制終了、ストレージ不足
- 保存先の劣化:SDカードやHDDの不良セクタ、長期間放置したメディアの経年劣化
- 編集ソフトのクラッシュ:書き出し途中で落ちて、中途半端なファイルが残った
- 形式変換やコーデックの失敗:変換ツールの相性で、ヘッダー情報が壊れた
つまり、多くは「操作ミス」ではなく、ちょっとした事故の積み重ねです。そして厄介なことに、一度壊れたファイルは、別のプレイヤーで開き直しても直りません。
動画が見れない、写真が開けないという状態を解決するには、ファイルそのものを修復する専用ツールが必要になります。
以前、4DDiGで破損した画像ファイルの修復を試した記録はこちら
壊れた動画・写真を簡単に修復できる「4DDiG File Repair」
4DDiG File Repairは、データ復元ソフトで知られるTenorshareが提供する、AI搭載のファイル修復ツールです。Windows版とMac版があり、対応形式は70種類以上と幅広く用意されています。
主な機能は、大きく分けて次の4つです。
| 機能 | 対応する主なファイル |
|---|---|
| 動画修復 | MP4、MOV、AVI、MKV、WMV、MTS、FLVなど |
| 写真修復 | JPG、PNG、HEIC、TIFF、SVG、CR2・NEFなどのRAW |
| ファイル修復 | Word、Excel、PowerPoint、PDF、ZIP、PSD |
| 音声修復 | MP3、AAC、M4A、WAV、FLAC、OGG |
さらに、修復にとどまらず、AIによる高画質化や白黒写真のカラー化まで行えます。要するに「開けないファイルを救い出す」ことと「眠っている素材をきれいにする」ことが、1本のソフトで完結するわけです。
ちなみに、修復結果のプレビューまでは無料で確認できます。そのため、直るかどうかを見てから購入を判断できる点は、地味ですがとても大きなメリットです。
パート1.4DDiG File Repairで動画を修復する
4DDiG File Repairの「動画修復」機能について
動画修復は、その名のとおり再生できない動画ファイルを直す機能です。具体的には、次のような症状に対応しています。
- 再生しようとするとエラーが出て、まったく開けない
- 映像は出るのに、音が出ない
- 途中で固まる、カクつく、画面が真っ暗になる
- 映像と音がずれている
- 「0xc00d36c4」などの再生エラーコードが表示される
対応形式はMP4やMOVを中心に18種類以上あり、ドローンやアクションカメラ、CCTVで撮った映像にも使えます。しかも、複数のファイルをまとめて追加して一括で修復できるので、同じSDカードから救出したい動画が何本もあるときに便利です。
操作は基本的に「追加する」「修復する」「保存する」の3ステップだけです。動画のコーデックやビットレートといった専門知識は、いっさい要求されません。
実際検証:4DDiG File Repairで再生できない動画を修復
今回の検証で用意したサンプルは、次の3ファイルです。
| サンプル | 種類 | 症状 |
|---|---|---|
| ① | 動画 | 再生しようとするとエラーになり、開けない |
| ② | 写真 | 開くことはできるが、全体がひどいノイズで埋まっている |
| ③ | 写真 | 開こうとすると「サポートされていない形式です」と表示される |
まずはサンプル①の動画からです。使用したのは撮影中に電源が落ちて書き込みが中断したMP4ファイル(約23MB)で、プレイヤーで開いてもエラーが出るだけで再生できません。

手順1:「動画修復」を選ぶ
4DDiG File Repairを起動し、左側のメニューから「動画修復」を選びます。続いて、画面中央の「動画の不具合を修正する」をクリックします。

手順2:壊れた動画を追加する
「動画を追加する」をクリックし、修復したいファイルを選びます。ドラッグ&ドロップでも追加できます。なお、複数のファイルを同時に選んでも問題ありません。

手順3:修復が開始される
ファイル名が一覧に並んだら、自動で修復が開始されます。あとは待つだけです。今回のファイルでは約1分30秒で完了しました。

手順4:プレビューして保存する
修復が終わると、その場でプレビューできます。ここで結果を確認してから、「エクスポート」で保存先を指定します。
実際に再生してみたところ、開けもしなかった動画が、最後まで問題なく再生できました。

修復済みファイルは、元のファイルを上書きせずに別ファイルとして保存されます。そのため、失敗しても元データが消える心配はありません。
パート2.4DDiG File Repairで写真を修復する
4DDiG File Repairの「写真修復」機能について
写真修復は、開けない画像ファイルや、表示が崩れてしまった画像を直す機能です。たとえば、次のような症状が対象になります。
- 全体または一部が、帯状・ブロック状のノイズで埋まっている
- 開こうとすると「サポートされていない形式です」と表示される
- サムネイルは出るのに、開くとエラーになる
- 一部だけ表示されて、下半分が切れている
- 転送中に中断して、ファイルサイズが極端に小さい
対応形式も豊富で、JPGやPNGはもちろん、HEIC、TIFF、SVG、さらに一眼カメラのRAW(CR2、NEF、ARW、ORFなど)まで扱えます。したがって、スマホ写真と撮影データの両方を、同じソフトで面倒を見られます。
操作の流れは動画修復とまったく同じです。一度覚えれば、写真でも音声でも同じ手順で進められます。
実際検証:4DDiG File Repairで開けない写真を修復
続いて写真です。今回は症状の異なる2枚を用意しました。
サンプル②:開けるけれど、ノイズだらけの写真
こちらは一応表示はされます。ところが、画像の大部分が帯状のノイズとブロックノイズで埋まっていて、何が写っているのか判別できません。転送や書き込みが途中で止まったときに、よく起こる壊れ方です。

サンプル③:「サポートされていない形式です」と表示される写真
もう1枚は、開こうとすると「このファイル形式はサポートされていません」と表示されるものです。拡張子は正しいJPGのままなので、一見すると意味が分かりません。
実はこの表示、形式そのものが原因ではないケースがほとんどです。ファイルの先頭にある「ヘッダー」という管理情報が壊れると、アプリ側が中身を判別できず、結果として非対応形式と判断してしまいます。つまり、写真データ自体は残っている可能性があります。

手順1:「写真修復」を選ぶ
左メニューから「写真修復」を選び、「写真の不具合を修正する」をクリックします。

手順2:2枚まとめて追加する
「写真を追加する」からサンプル②と③を同時に選びます。症状が違っても、こちらで種類を指定する必要はありません。

手順3:写真を修復する
追加できたら「すべて修復」をクリックするだけです。写真は動画よりデータが軽いため、2枚合わせても10秒程度で処理が終わりました。

手順4:プレビューして保存する
修復が終わると一覧にサムネイルが並び、クリックすると修復前後を拡大して見比べられます。
結果はこうなりました。
- サンプル②(ノイズ):ノイズが消え、元の被写体がはっきり確認できるようになりました
- サンプル③(非対応形式エラー):通常のJPGとして開けるようになりました
問題がなければ「すべてを保存」でデータを保存します。


ノイズが残る場合は「高度な修復」を試してください。同じカメラやスマホで撮った正常な写真をサンプルとして読み込ませると、その情報を手がかりに精度が上がります。
4DDiG File Repairの他の機能について
動画修復と写真修復以外にも、4DDiG File Repairには次のような機能が用意されています。
- ファイル修復:Word、Excel、PowerPoint、PDF、ZIP、PSDなどの「開けません」エラーに対応
壊れたのではなく消してしまった場合は、データ復元ソフトの出番です - 音声修復:MP3やWAVのノイズ、音割れ、途切れを改善
- AI高画質化:写真や動画の解像度を最大8倍(最大8K)までアップスケール
- AIモデルの選択:一般モデル、ノイズ除去モデル、ポートレート専用モデル、アニメモデルを用途で使い分け
- 白黒カラー化:古い白黒写真や白黒動画に、AIで自然な色を付ける
- 形式変換:PNG、HEIC、CR2、BMPをJPGに変換
- 無料オンライン版:軽微な破損なら、ブラウザ上の無料ツールでも修復可能
個人的には、AI高画質化が思いのほか使えました。というのも、ブログに載せる古いスクリーンショットや、解像度の低い素材をそのまま再利用できるからです。
4DDiG File Repairを使ってみた感想は?
まず価格から確認しておきましょう。公式サイトの料金は次のとおりです(2026年9月時点・税込/セール価格)。
| プラン | 価格 | 台数 |
|---|---|---|
| 月間更新ライセンス | 5,980円 | 1台 |
| 年間更新ライセンス | 9,280円 | 1台 |
| 永久ライセンス | 12,980円 | 1台 |
| 永久ライセンス(3台) | 24,180円 | 3台 |
| 永久ライセンス(5台) | 36,280円 | 5台 |
一度きりの救出なら月間、これから何度も使うなら永久ライセンスが向いています。なお、30日間の返金保証も用意されています。
良かった点
- 手順が3ステップで迷わない
専門用語がほぼ出てこないので、家族に勧めても大丈夫だと感じました - 症状を自分で判別しなくていい
ノイズ写真と非対応形式エラーの写真を、同じ手順でまとめて処理できました - 修復結果を無料で確認できる
買ってから「直らなかった」となりにくい設計です - 対応形式が広い
動画・写真・文書・音声を1本でまかなえます
気になった点
- AI高画質化は時間がかかる
修復自体は速い一方、高画質化やカラー化は素材によってかなり待ちます - ライセンスが1台単位
複数台で使いたい場合は、3台版か5台版を選ぶ必要があります - 無料版は保存ができない
プレビューまでは無料ですが、書き出しには購入が必要です
とはいえ、壊れたファイルが戻ってくる価値を考えれば、納得できる範囲だと思います。少なくとも、撮り直せない思い出については、試す価値が十分にあります。
総合評価
★★★★★(星5段階評価)
個人的には、修復後の画像がAパターン・Bパターンみたいに複数用意されて、どれを採用するか選べるようになっているところが、幅があっていいなと感じました。
使いやすかったっていうのと、修復が完全にできていたので、文句なしの満点です!
ただ、いちばん確実なのは壊れる前に備えることです。大事なデータは、ディスクごとコピーしておくと安心できます。その手順は、HDDからSSDへデータを丸ごとコピーする方法にまとめました。
まとめ
動画が再生できない、写真が開けない。この状況は、原因のほとんどがファイルそのものの破損です。したがって、プレイヤーを変えても解決しません。
今回は、再生できない動画が1本、ノイズだらけの写真と「サポートされていない形式です」と表示される写真が1枚ずつ、計3ファイルで試しました。いずれも4DDiG File Repairでは同じ3ステップです。しかも修復結果を無料でプレビューできるため、「直るかどうか」を確かめてから購入を決められます。
もし今、開けないファイルを前に困っているなら、まずは無料版で結果を確認してみてください。大切な思い出が戻ってくるかもしれません。

ではでは、参考までに
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