新しいパソコンを買ったときって、ワクワクする反面「前のパソコンの写真や書類、ちゃんと移せるかな…」と急に不安になりますよね。僕も初めての買い替えのとき、何から手をつければいいのか分からず、結局2日くらい悩んだことがあります(笑)。
でも安心してください。実は、お金をかけず、特別なソフトも入れず、パソコンに最初から入っている機能だけでデータ移行はちゃんとできます。この記事では、写真・文書・お気に入り設定までを、順番どおりにやれば誰でも移せる手順を、できるだけシンプルにまとめました。一緒に進めていきましょう。
この記事のポイント
- 移行はWindows標準機能だけで無料で完結する
- 外付けHDDがあれば写真も動画も安全に運べる
- 移行前の「断捨離」と確認作業が成功のカギ
7分12秒でわかるまとめ動画
まずはこれをやればOK!
結論から言うと、データ移行は次の3ステップで進めれば大丈夫です。
- 古いパソコンで、移したいデータを「外付けHDD」にコピーする
- 書類など軽いファイルは「OneDriveの無料枠」も活用する
- 新しいパソコンにHDDをつないで、データを戻す
たったこれだけ。
ポイントは「外付けHDDを主役にする」こと。USBメモリでも代用できますが、写真や動画はすぐに容量がいっぱいになるので、外付けHDD(できれば1TB以上)が一番ラクで確実です。家電量販店やネットで数千円から買えます。
なぜソフトを買わなくていいのかというと、Windowsには最初から「バックアップと復元」や「ファイル履歴」というデータ保存の機能が入っているからです。
「バックアップと復元(Windows 7)」は、Windows 7に導入されたバックアップツールで、Windows 10やWindows 11でも引き続き利用できます。古い名前のまま残っているので「Windows 7」と書いてあっても気にしなくて大丈夫ですよ。
3つの無料機能を使い分けよう
「機能がいろいろあって、結局どれを使えばいいの?」と迷いますよね。正直、私も最初は混乱しました。そこで、3つの無料機能の役割を表にまとめます。
| 機能 | 得意なこと | 注意点 |
|---|---|---|
| 外付けHDDに手動コピー | 写真・動画・大きいファイル全般 | HDDを別途用意する必要あり |
| ファイル履歴 | 書類や写真を自動で定期保存 | 外付けHDDなどが必須。本体には保存不可 |
| OneDrive(無料5GB) | 仕事の書類など軽いファイル | 容量が少なめ。写真の入れすぎ注意 |
いちばん簡単なのは「外付けHDDに手動でコピー」する方法です。 移したいフォルダーをそのままドラッグして外付けHDDに入れるだけ。難しい設定はいりません。
「ファイル履歴」は自動で保存してくれる便利な機能ですが、ひとつ知っておいてほしいことがあります。バックアップされるファイルは、ライブラリ(ドキュメント/ピクチャ/ミュージック/ビデオなど)・デスクトップ・アドレス帳・お気に入りなどのフォルダーに保存されたファイルが対象です。
つまり、変な場所に置いたファイルは対象外になることがあるんです。そしてファイル履歴はパソコン本体のハードディスクには保存することができません。あらかじめUSBメモリや外付けハードディスクなどのメディアを用意する必要があります。
OneDriveについては、無料だからといって油断は禁物。OneDriveの無料プランは、5GBの容量を提供します。この容量は数百枚の写真やいくつかのドキュメントを保存するには十分ですが、5GBを超えるデータを保存したい場合は追加のストレージを購入する必要があります。
なので私のおすすめは、OneDriveには「仕事の書類」など軽いものだけ、写真や動画は外付けHDDへ、という使い分けです。実際、無料ユーザーは、一般的な書類を保存する「ドキュメント」フォルダーだけをOneDriveにバックアップするように設定するのが分かりやすいと専門メディアでも紹介されています。
無料移行のリアルな話
正直にお伝えします。無料でやる方法にも、いいところと、ちょっと面倒なところがあります。
メリット
- お金が一切かからない(外付けHDD代だけ)
- 余計なソフトを入れないのでパソコンが重くならない
- 仕組みを理解できるので、次の買い替えもラクになる
デメリット
- 自分で手を動かす作業がちょっと多い
- どのデータがどこにあるか把握する必要がある
- OneDriveの無料5GBはすぐ埋まる
デメリットを見ると不安になるかもしれませんが、どれも「順番どおりにやれば解決すること」ばかりです。むしろ、有料の引っ越しソフトは「全部おまかせ」で便利な反面、何が移ったのか分からず、後で「あれが無い!」となりがち。手動なら自分の目で確認しながら進められるので、結果的に安心なんです。
失敗しない移行の全手順
ここからは実際の手順です。順番がとても大事なので、上から進めてくださいね。
【ステップ1】移行前にやること(古いパソコン側)
いきなりコピーを始めず、まずは準備から。
- データの断捨離をする:いらない写真や古いファイルを消すと、移行がぐっと速くなります。荷物が少ないほど引っ越しはラク、と同じです。
- アプリの一覧をメモする:LINEやプリンターのソフトなど、新しいパソコンで入れ直すアプリを書き出しておきます。アプリ本体は移せないので「再インストールの準備」が必要です。
- ブラウザーの設定を引き継ぐ準備:ChromeやEdgeはアカウントにログインしていれば、お気に入り(ブックマーク)が自動で同期されます。ログイン情報を確認しておきましょう。
- メールやアプリのID・パスワードを確認:これを忘れる人がいちばん多いです。僕もやりました…。
【ステップ2】データを外付けHDDにコピーする
外付けHDDをパソコンにつないだら、エクスプローラー(フォルダーのアイコン)を開いて、次のフォルダーを丸ごとHDDにコピーします。
- ピクチャ(写真)
- ドキュメント(書類)
- ダウンロード
- デスクトップに置いてあるファイル
- ビデオ・ミュージック
コピーは「フォルダーを右クリック → コピー → HDDの中で貼り付け」でOK。量が多いと時間がかかるので、のんびり待ちましょう。
【ステップ3】新しいパソコンにデータを戻す
新しいパソコンの初期設定(インターネット接続やMicrosoftアカウントのログイン)を終えたら、外付けHDDをつなぎます。あとは、HDDの中のフォルダーを、新しいパソコンの同じ名前のフォルダーへコピーし直すだけ。
【ステップ4】仕上げの確認
- 写真や書類がちゃんと開けるか、いくつか開いて確認
- メモしておいたアプリを再インストール
- ブラウザーにログインして、お気に入りが戻っているか確認
これで移行は完了です!
注意点:ここでつまずく人が多いです
最後に、移行で失敗しやすいポイントを正直にまとめます。
- 古いパソコンはすぐ処分しない:新しいパソコンで「全部そろった」と確認できるまで、1〜2週間は手元に残しておきましょう。後から「あのファイルが無い」と気づくことが本当に多いんです。
- コピー中はHDDを抜かない:作業中に抜くとデータが壊れることがあります。「コピー完了」の表示が出るまで触らない。
- OneDriveの容量に注意:Windows11の初期設定やスマホのカメラアップロードだけで5GBの無料枠は静かに圧迫され、ある日突然「保存できない」「同期しない」という形で影響が出ることがあります。写真をOneDriveに入れすぎないように。
- アプリそのものは移行できない:データは移せても、アプリは新しいパソコンで入れ直しが必要です。
なお、ドライバー(機器を動かすための専用プログラム)まで触る必要は基本的にありません。プリンターなどがうまく動かないときだけ、メーカーのサイトから入れ直せば十分です。
最後に
データ移行と聞くと身構えてしまいますが、やることは「コピーして、戻すだけ」。お金をかけなくても、パソコンの標準機能と外付けHDDがあれば、初心者の方でも必ず最後までできます。
いちばん大切なのは、「古いパソコンをすぐ捨てない」「順番どおりに進める」この2つだけ。焦らず一歩ずつ進めれば、新しいパソコンで気持ちよくスタートできますよ。あなたの買い替えがスムーズにいくことを願っています!

ではでは、参考までに。
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