「なんか最近パソコンが遅い…」って思って、タスクマネージャーを開いたら「Runtime Broker」っていう見慣れないヤツがメモリをガンガン使ってる!そんな経験ありませんか?
このRuntime Broker、実はWindowsの標準機能なんですけど、暴走するとパソコンの動作が超重くなるんです。私も初めて見たとき「なにこれ、ウイルス?」って焦りました(笑)。
でも大丈夫。ちゃんと対処すれば、この暴れ馬を大人しくさせることができます。今回は、誰でもできる簡単な制御テクニックをご紹介していきますね。
この3つをやればまるっと解決
Runtime Brokerのメモリ食い潰し問題は、バックグラウンドアプリの制限と通知設定の見直し、そしてWindows Update後の再起動で、ほぼ解決できます。
特に効果的なのが「バックグラウンドアプリの制限」。これだけでメモリ使用量が劇的に減ることも多いです。
正直、全部やるのがめんどくさいときは、バックグラウンドアプリの設定だけでもやってみてください。それだけでも全然違いますから。
なぜRuntime Brokerは暴れるのか?
そもそもRuntime Brokerって何者?
Runtime Brokerは、Windowsのアプリが勝手に変なことをしないように監視する、いわば「見張り役」のプログラムです。特にストアアプリ(Windowsストアからダウンロードしたアプリ)が、許可なく個人情報を見たり、変な通信をしたりしないかチェックしてます。
メモリを食い潰す3つの原因
原因①:バックグラウンドアプリが多すぎる 使ってないのに裏で動いてるアプリが多いと、Runtime Brokerがそれらを監視しようとして、メモリをどんどん消費します。まさに「監視疲れ」状態ですね。
原因②:通知機能がフル稼働 Windows10/11の通知機能も、Runtime Brokerが管理してます。通知が多いアプリをたくさん入れてると、その分Runtime Brokerの仕事が増えちゃうんです。
原因③:システムの不具合 Windows Updateの直後とか、何かの拍子にRuntime Brokerがバグって暴走することもあります。これは正直、どうしようもないときもありますね。
具体的な制御テクニック
テクニック①:バックグラウンドアプリを制限する
これが一番効果あります。やり方は超簡単。
手順:Windows10の場合
- 「設定」を開く(Windowsキー + I)
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリック
- 左側のメニューから「バックグラウンドアプリ」を選択
- 不要なアプリをオフにする
手順:Windows11の場合
- 「設定」を開く(Windowsキー + I)
- 「アプリ」 → 「インストールされているアプリ」を選択
- 制限したいアプリを探して「…(詳細)」をクリック
- 「詳細オプション」を選択
- 「バックグラウンドアプリの許可」から「常にオフ」を選択
私の場合、Skypeとか全然使ってないのに勝手に動いてたので、バシバシオフにしました。すると、Runtime Brokerのメモリ使用量が200MB近く減ったんですよ。めっちゃ効果ありました。
| 設定項目 | 推奨設定 | 効果 |
|---|---|---|
| バックグラウンドアプリ | 必要なもの以外オフ | ★★★ |
| 通知設定 | 不要なアプリはオフ | ★★☆ |
| システム再起動 | 週1回程度 | ★★☆ |
テクニック②:通知設定を見直す
次は通知設定。これも結構効きます。
手順:
- 「設定」→「システム」→「通知とアクション」
- 不要なアプリの通知をオフにする
正直、全部の通知をオフにしちゃってもいいくらいです(笑)。私は重要なメールアプリだけ通知オンにして、あとは全部切りました。
テクニック③:定期的に再起動する
「そんな単純なことで?」って思うかもしれませんが、これが意外と効くんです。Runtime Brokerが暴走してるときは、再起動するとリセットされて正常に戻ることが多いです。
私は面倒なときはやらない時もありますが、週に1回くらいは再起動するようにしてます。
テクニック④:ストアアプリをアンインストール
使ってないストアアプリがあったら、思い切ってアンインストールしちゃいましょう。Runtime Brokerが監視するアプリが減れば、その分負担も減ります。
注意点:
- Windows標準アプリは削除できないものもあります
- 削除してはいけないシステムアプリもあるので、よくわからないものは触らない方が安全です
やっちゃダメなこと
「Runtime Brokerを完全に停止させればいいじゃん」って思うかもしれませんが、これはNGです。システムの重要な機能なので、無理に停止させるとWindowsが不安定になります。
実際、私も昔やろうとして調べたんですが、「やめとけ」って情報ばかりだったので諦めました(笑)。
最後に
Runtime Brokerは、確かにメモリを食い潰す暴れ馬になることもあります。でも、今回紹介した方法で制御すれば、ちゃんと大人しくなってくれます。
今日から実践できる3ステップ:
- バックグラウンドアプリを見直す(5分でできる)
- 通知設定を整理する(3分でできる)
- 週1回は再起動する習慣をつける
全部やるのが面倒なら、まずはバックグラウンドアプリの制限だけでもOK。それだけでもパソコンが軽くなるのを実感できるはずです。
Runtime Brokerは決して悪者じゃなくて、むしろセキュリティを守ってくれる大事な機能。上手に付き合っていけば、快適なパソコンライフが送れますよ!

ではでは、参考までに。
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