「あのファイル、どこに保存したっけ…?」って探し回ること、ありますよね。フォルダをあちこち開いて、10分も20分も無駄にしてしまう。そんな毎日にサヨナラしましょう。
実は、Windowsのエクスプローラーには「検索演算子」という便利な機能があるんです。これを使えば、山のようなファイルの中から、必要なものをピンポイントで見つけ出せます。しかも、慣れれば本当に3秒くらいで。
今回は、そんな検索演算子の使い方を、私が実際に使っている方法を交えながら解説していきます。正直、めんどくさいときは普通に探しちゃうこともあるんですけど(笑)、急いでるときは本当に助かってます。
まずは基本!よく使う検索演算子一覧
エクスプローラーで使える検索演算子、実はめちゃくちゃたくさんあるんですけど、覚えるべきは数個だけ。私も全部は使ってません。
とりあえず、これだけ覚えておけばOKです。
| 演算子 | 意味 | 使用例 |
|---|---|---|
| name: | ファイル名で検索 | name:報告書 |
| type: | ファイルの種類で検索 | type:PDF |
| datemodified: | 更新日で検索 | datemodified:今日 |
| size: | ファイルサイズで検索 | size:>10MB |
| ext: | 拡張子で検索 | ext:.docx |
他にもあるんですけど、正直これだけで十分です。私も使うのはこの5つくらい。欲張って全部覚えようとすると、結局使わなくなっちゃうんですよね。
なぜ検索演算子を使うべきなのか?
理由はシンプル。時間の節約になるからです。
普通に検索すると、エクスプローラーはファイル名だけじゃなくて、ファイルの中身まで探そうとします。だから、関係ないファイルがズラーっと出てきて、結局どれがどれだか分からなくなる。
でも検索演算子を使えば、「PDFファイルで、名前に"請求書"が入ってて、先週作ったやつ」みたいな、超ピンポイントな検索ができるんです。
実際、私の場合は、
- 以前:ファイル探しに1日30分くらい使ってた
- 今 :ほぼゼロ。たまに「あれ?」ってなっても1分以内
これって、1週間で2時間以上の節約なんですよね。1ヶ月だと10時間近く。その時間でNetflix見れますよ(笑)。
あと、探し物でイライラしなくなったのも大きい。「あれどこだっけ!」ってパニックになることがなくなりました。
実際に使える!検索演算子の組み合わせ例
ここからが本番です。単体で使うより、組み合わせて使うのがコツ。
思考過程も含めて説明しますね。例えば「昨日作ったExcelファイルで、名前に"売上"が入ってるやつ」を探したいとします。
まず、何で絞り込めばいいか考えます。
- Excelファイルである → type:Excel
- 昨日作った → datemodified:昨日
- 名前に"売上"が入ってる → name:売上
これを組み合わせると、
type:Excel name:売上 datemodified:昨日
エクスプローラーの検索ボックスに、これをそのまま入力するだけ。スペースで区切れば、自動的に「AND検索」(全部の条件を満たすもの)になります。
私がよく使う組み合わせパターン
パターン1:最近修正したPDFを探す
type:PDF datemodified:今週
週報とか、定期的に出すファイルを探すときに便利。
パターン2:大きいファイルを探して削除
size:>100MB
容量が足りなくなったとき、これで大きいファイルを見つけて整理します。めんどくさいときはやらないときもありますけど(笑)。
パターン3:特定の拡張子で日付指定
ext:.xlsx datemodified:2025/10/01..2025/10/26
期間を指定したいときは「..」(ドット2つ)で範囲指定できます。これ、知らない人多いんですよね。
パターン4:名前の一部とサイズで探す
name:プレゼン size:<5MB
メールに添付するファイルを探すとき、サイズ制限があるので便利。
注意点:こんな落とし穴に気をつけて
使い始めのころ、私も失敗したんですけど:
①検索場所を確認する エクスプローラーで「PC」全体を選んでから検索すると、時間がかかります。だいたいどのフォルダにあるか分かってるなら、そのフォルダを開いてから検索した方が速い。
②日本語ファイル名の罠 スペースが全角か半角かで、検索結果が変わることがあります。見つからないときは、全角・半角を変えてみてください。
③インデックスがオフになってる 検索が異常に遅いときは、Windowsの検索インデックス機能がオフになってる可能性があります。設定から「インデックス オプション」で確認できます。(これは説明すると長くなるので、気になる人は調べてみてください)
④演算子の後ろに全角スペースはNG type: PDFじゃなくてtype:PDFです。コロンの後ろにスペースを入れちゃうと、うまく動きません。最初、私もよくやってました。
最後に
検索演算子、最初は「めんどくさそう」って思うかもしれません。私もそうでした。
でも、1週間くらい意識して使ってみると、もう手放せなくなります。ファイル探しのストレスから解放されるって、想像以上に快適なんですよ。
今日から使える基本パターン:
- type:種類 name:名前 → 基本の組み合わせ
- datemodified:今日/昨日/今週 → 日付で絞り込み
- size:>○MB → サイズで絞り込み
全部覚えようとしなくて大丈夫。まずはtype:とname:だけでも使ってみてください。それだけでも、ファイル探しの時間が劇的に減ります。
正直に言うと、私も毎回使ってるわけじゃないです。でも、「あのファイル、どこだっけ…」ってなったとき、「あ、検索演算子使えばいいんだ」って選択肢があるだけで、全然違います。
あなたも今日から、ファイル探しの達人になりませんか?

ではでは、参考までに。
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