Windowsで不要な無効フォントを削除して容量を増やす方法

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パソコンを使っていると、気がつかないうちにストレージ(データを保存する場所)の空き容量が少なくなってしまうことがあります。写真や動画だけでなく、「フォント」も意外と容量を圧迫する原因のひとつです。

特に、Windowsには最初からたくさんのフォントが入っていますが、その中にはほとんど使われない「無効フォント」も含まれています。

今回は、この無効フォントを削除してディスク容量を確保する方法を、わかりやすく解説します。

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無効フォントを削除して、空き容量を増やそう!

不要フォント削除が効果的な理由

無効フォントとは、普段の表示や印刷で使われていないフォントのことです。これらはシステムに残っているだけで、容量を消費します。特に、多言語対応のために入っているフォントは1つで数MB〜数十MBになることもあり、積み重なるとかなりの容量を使います。

Windowsはフォントが多すぎると、文字を表示する動作が少し遅くなることもあります。そのため、不要な無効フォントを削除することで、容量確保とパソコンの軽快さの両方が期待できます。

手順を押さえて安全に削除する

無効フォントを削除するときは、誤って必要なフォントまで消さないように注意が必要です。以下は安全な手順の一例です。

手順操作内容ポイント
1スタートメニューから「設定」を開く歯車のアイコンです
2「個人用設定」→「フォント」を選択フォント一覧が表示されます
3使っていない、または無効なフォントを探す灰色表示や言語が違うものが目安
4該当フォントをクリックし「アンインストール」削除前に名前を控えておくと安心
5再起動して動作確認不具合がないか確認しましょう

実際にやってみた例

私のパソコンでは、中国語やアラビア語用のフォントが多数入っていました。1つあたり15MBほどのものが20種類以上あり、合計で約400MBを確保できました。写真や動画の保存容量に置き換えると、スマホで撮った高画質写真が100枚以上入る計算です。

削除後も、日常的に使う日本語や英語の表示には全く影響がありませんでした。

削除時の注意ポイント

  • 必ずバックアップを取る:外付けドライブやクラウドに保存しておくと安心です。
  • 必要なフォントを消さない:特定のソフト(例:年賀状作成ソフトやデザインツール)が使うフォントは残すこと。
  • 再インストール可能か確認:Microsoftの公式サイトから再入手できる場合があります。

削除してはいけないフォント

Courier (New)
Arial
Times New Roman
Symbol
MS Serif
MS Sans Serif
MS ゴシック
MS 明朝
とそれらの派生フォントは消すべきではないでしょう。
それと、アイコンが赤い字の[A]であるものすべて。
ただし、
WST_Czech~WST_Swed
は使わなければFonts外に移動していいでしょう。

私が調べた感じでは、こんなところでした。

最後に

無効フォントの削除は、少しの手間でディスク容量を増やす効果的な方法です。特に容量が少ないノートパソコンやタブレットでは、その効果がわかりやすく実感できます。

手順を守って安全に作業すれば、パソコンの中がスッキリし、動作も軽くなる可能性があります。今日から試して、快適な環境を手に入れましょう。

白川秋
白川秋

ではでは、参考までに。

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