以前ご紹介させていただきました、AIでLINEでスタンプを作成しよう!のコーナーでしたが、ちょっと補足がありましたので、メモ代わりにアップさせていただきます。
いつかのブログがこちら↓
ChatGPTでLINEスタンプを作成してみよう
元絵を用意する
元絵を用意します。正面からの写真でも良いですし、ちょっと角度がついていても構いません。今回使用した元絵ですが、写真を提供していただいた方に特別に公開することを許可していただいた写真がこちらです。美人さんでしょ?

元絵をデフォルメさせる
元絵をデフォルメさせます。どのような文言で、ChatGPTに頼めば良いかという例を載せます。
この画像の人物を、2020年代の日本の代表的なアニメ風にデフォルメしてください。
画像を生成するために質問:
このキャラクター風イラストにしたい人物のイメージを、以下のようにもう少し具体化してもよろしいですか?
1.年齢感(例:10代後半、20代前半)
2.雰囲気(例:元気、清楚、クール、おしとやかなど)
3.アニメスタイルの参考(例:「鬼滅の刃」風、「ラブライブ!」風、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」風など)
また、この人物をご自身として描いてほしい場合は、その旨お知らせください。すぐにアニメ風画像を生成します!
1.20代前半
2.笑顔、おしとやか
3.ヴァイオレット・エヴァーガーデン風
それで出来たのがこちら。

デフォルメ画像を元にLINEスタンプを作る
ここからが、『いつかの補足』となる部分になります。まずは、LINEスタンプサイズの画像を作成させるための方法から。
LINEスタンプサイズの画像を作る
作成した元となる画像を元に、ChatGPTを使ってLINEスタンプサイズの画像を作成していきます。
- まず、ChatGPTに元絵をドロップ&ドラッグする
- 魔法の言葉を打ち込む
- しばらく経っても画像が生成されない場合に「あ」ってする
これで、LINEスタンプサイズの画像が生成できます。ただし、無料版でChatGPTをご利用されている方は、1日の生成枚数が限られていますので、すべて作成するのに数日かかることは覚悟しておきましょう。
以下が、魔法の言葉です。ご自身で良いように改良して構いません。
この画像を元に、LINEスタンプを16個作成してください。LINEスタンプの画像にセリフも入れたいです。
レイアウトは4×4でお願いします。
セリフやポーズは、
「おーはよっ!」(伸びをしながら元気よく)
「はーい!」(ウィンクしながら親指を立てる)
「お願いします…」(両手を合わせてお辞儀)
「ええやん…」(ガッツポーズで頬を赤く染めて微笑む)
「がんばれー!」(拳を握って応援)
「えっ!?」(驚いて目を大きく見開く)
「むりむり」(手を横に振る)
「ごめんやん…」(頭を抱える)
「どや!」(自信満々のポーズ)
「またね!」(手を振ってバイバイ)
「おめでとー!」(笑顔で飛び跳ねる)
「おやすみー!」(眠そうな顔、半目になる)
「了解!」(敬礼する)
「すごー!」(キラキラの目で感動)
「しーっ!」(口に指を当てて内緒ポーズ)
「ごめんなさい」(土下座をする)
しばらく経っても(数時間以上)、画像が生成されないことがあります。そんなときには、次の言葉を入力してから一旦ブラウザを閉じて数分待ってみましょう。
遅すぎます。画像を表示してください。
大抵は、これで半分くらいはうまく生成されます。まだまだ生成AIは日本語への対応が遅れているらしく、日本語を正しく出力できないことがあります。
そんなときは、生成できたものだけを採用していき、生成できていないものを再度数を変更しながら作り直していきます。
画像の背景を透過する
はい、苦労の末すべての画像が生成できたとします。そうしたら、次に行う作業がこちら。画像の透過です。
こちらのサイトに飛んで、画像の背景を透過させてください。やり方は簡単です。
- 透過する画像をサイトにドラッグ&ドロップする
- 「ダウンロード」から「プレビュー(無料)」をダウンロードする
これだけです。
画像を分割する
次に画像分割です。
こちらのサイトを使って、先程透過した画像を分割していきます。こちらは使い方がやや複雑ですが、次のようにすれば分割した画像をZIP形式で保存することができます。
- IMAGEの「ファイルを選択」をクリックして分割したい画像を選択する
- 分割方向で「縦横両方」を選択する
- 横方向で「指定数で等分」か「指定ピクセル単位ごとに分割」を選択し、適当な数字をいれて調整する
- 縦方向で「指定数で等分」か「指定ピクセル単位ごとに分割」を選択し、適当な数字をいれて調整する
- 上の「IMAGE PREVIEW」をクリックし、プレビューを見ながら微調整を行う
- 準備ができたら「GENERATE」をクリックし、「ZIP DOWNLOAD」をクリックする
これで分割された画像がZIPファイルになってダウンロードフォルダに保存されます。
いよいよLINE登録
パソコンで作業をされていた方は、Quick Shareを使ってスマホへ画像を送信すると楽に作業が行えます。
LINEへの登録には、「LINEスタンプメーカー」というアプリを用います。
- 画面下のスタンプのアイコンをクリックする
- Quick Shareから画像を登録する
- 登録したい画像をタップし、指示に従って1枚ずつ登録していく
- 16枚登録したら、指示に従ってLINEスタンプとしての登録を行う(私の場合だけかも知れませんが、ChatGPTで作成したためか、登録時に無料という設定で登録をしないと審査が通りませんでした。商売で利用したいという方は、他の方のブログを参考にしていただけたらと思います)
以上です。わからないことがありましたら、コメントいただけると幸いです。
作った画像一例

はい、この中から使用できたのは8枚だけでした。結構作るのはしんどいです!趣味で作るなら良いのですが、仕事にしたら大変ですね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
写真を元にChatGPTで作った画像をLINEスタンプ化させるには、こういった感じで作れますよということを書いてみました。
わからないことがありましたら、コメントいただけますと、コメント承認後にお返事させていただきますので、なんなりとご意見くださいませ。

ではでは、参考までに。
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