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本日は、背景透過AIツールの「Aiarty Image Matting」のレビューを行いたいと思います。
髪の毛、毛皮、透明・半透明のオブジェクト、低照度画像の背景透過、前景と背景のブレンドを完璧に実現できると話題のこのツール、果たして噂通りの実力を兼ね備えているのでしょうか!?
徹底レビューしていきたいと思います。
Aiarty Image Mattingのレビューをしてみた
Aiarty Image Mattingとは?
Aiarty Image Mattingは、AI技術を活用した高精度な画像背景透過ツールで、髪の毛のような細部の切り抜きも容易に行えます。開発元のChengdu Digiarty Software, Inc.は、中国四川省成都市に拠点を置く企業で、2009年に設立され、デジタル画像編集やマルチメディアソフトウェアの開発を手掛けています。同社は、WinX DVD Ripperなどのマルチメディア関連ソフトウェアも提供しています。
以下に、Aiarty Image Mattingと他の背景透過ツールとの比較を示します。
ツール名 | 特徴 | 精度 | 処理速度 | 操作性 | 細部再現 | コスト |
---|---|---|---|---|---|---|
Aiarty Image Matting | AIによる自動物体認識で高精度な背景透過を実現。髪の毛などの細部も自然に処理。複数画像の一括処理が可能。 | 5 | 5 | 5 | 5 | 4 |
Photoshop | 高度な画像編集機能を持つが、手動での切り抜き作業が必要。AI機能も搭載されているが、精度や使いやすさに課題がある場合も。 | 4 | 3 | 3 | 4 | 2 |
Photoroom | 自動背景除去機能を提供するが、細部の再現性や背景との融合性で課題が見られることがある。 | 3 | 5 | 5 | 3 | 4 |
※評価は総合的な使用感に基づくもので、5が最も優れており、1が最も低い評価です。
この比較から、Aiarty Image Mattingは高精度な背景透過と使いやすさで優れていることがわかります。
公式サイトはこちら
Aiarty Image Mattingの公式サイトはこちらになります。

インストールしてみる
ダウンロード
トップページの「無料配布版をゲット」をクリックして、ダウンロードを行います。

次に、ダウンロードした「aiarty-image-matting.exe」をダブルクリックして実行します。インストール画面になりますので、「私は同意しました」にチェックが入っていることを確認して、「インストール」をクリックします。

インストールの開始
インストールが開始されますので、しばらく待ちます。

インストールの終了
しばらく待つと、インストールが完了します。とりあえずお疲れ様でした。

ツールを使ってみる
背景透過をAIの機能を使って行ってくれるとのことで、今回、私、写真を用意してしまいました。(ちょっと恥ずかしい…)

これを元に背景透過の実験を行っていきたいと思います。
ツールの起動
さきほどインストールしたAiarty Image Mattingを起動します。まず、ハードウェア情報が表示されますが、「閉じる」を押してもらって大丈夫です。

次にライセンス入力画面が開きますが、「後で通知」を押していただいて構いません。

次のような画面になり、ツールが起動しました。

画像を登録する
左下の「+(プラスボタン)」をクリックし、背景を透過させたい画像を選択します。

画像が登録されました。

AIで背景を透過させる
いよいよここからが、Aiarty Image Mattingの真価を問う部分となります。では、早速背景を消していきましょう。画面右下にある、背景透過という枠の中の「開始」をクリックすると背景透過処理が行われます。

背景透過処理が行われました。おわかりでしょうか?顔の真ん中あたりに線が入っていると思うのですが、このバーをスライドさせることで、左右のどこまで透過させるかを決めることができます。

デフォルトでは「背景」にチェックが入っていますが、他にも、「フェザー」「ぼかし加工」「白黒」「モザイク加工」などといったものも選ぶことができます。

試しに、「ぼかし加工」と「モザイク加工」を試してみます。
ぼかし加工
うまいことぼかしが効いています。

奥の背景はしっかりとぼかし加工がされているのにも関わらず、手前の私の顔は髪の毛を見てもわかると思うのですが、元のままですね。さすがです。

モザイク加工&背景透過
モザイク加工も試してみましょう。右側のエフェクトは複数同時にかけることができるので、背景透過も一緒にかけてみました。

このモザイク加工をちょっといじってみたところ、デフォルトでは人物にモザイクがかかるようになっているのですが、背景にもモザイクをかけることができることがわかりました。これは周りへの配慮を考えた使える機能ではないでしょうか?

遊んでみた結果できた画像
このような画像を作ることができました。自然に背景にぼかしが入っていることがわかりますね。

ちなみに、作成したファイルは、
C:\Users\(ユーザー名)\MATTING\2025-03-24 17.27.08
といった感じで、タイムスタンプが押されたフォルダ内に作成されます。どこに保存したっけ?と迷ったら、こちらのサイトのことを思い出してくださいね。
Aiarty Image Mattingを使ってみて
良かった点
精度、処理速度、操作性、細部表現、コストなどの点で、最初に調べた評判通りであると感じました。Aiarty Image Mattingで作成した背景透過画像をXで宣伝すると60日間の使い放題ライセンスがもらえるのもお得ですよね。
直感的に使えたので、初心者の方でもあまり迷わないのではないでしょうか?
今回は使用しませんでしたが、「領域選択」といったものや「微調整」「編集」といった機能もあるので、細かいところまで使い倒したいという方にも向いているかも知れません。
惜しい点
パット見のUIが、少しだけ初心者には受け付けないかもと感じました。端的に言うと、かわいくない(笑)
これは仕方ないですね。
あとは、初心者の方でもあまり迷わない、そう「あまり」と言った点ですね。使用感は良いのですが、若干PC操作に慣れた方でないと迷うところがあるかも知れません。
そこら辺は、今後に期待といったところでしょうか。
総合評価
★★★★★(5段階評価)
総合評価は、このようになりました。トータルで「非常に良い」です。写真加工にはもってこいのツールではないでしょうか。
透過の細部が非常にきめ細かく表現されており、満足しました。
最後に
いかがでしたでしょうか?
Aiarty Image Mattingのレビューを行いましたが、欲をかけば、これが動画でも実現できたらいいなと思いました。
そしたらもう、言う事無しの神ツールとなるのではないでしょうか?

ではでは、参考までに。
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