キーボードで「@」が打てないときの対処法:配列ずれの原因と簡単修正方法

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「急いでメールを送らなきゃいけないときに限って、“@”が出ない!」――そんな経験はありませんか?キーボードが言うことを聞かないと焦りますよね。特にメールアドレスの入力で「@」が打てないと大慌て…なんてことも。

実はこの現象、初心者の方でも落ち着いて対処すれば簡単に直せる場合がほとんどです。本記事では、キーボードで「@」が打てない原因と、その簡単な修正方法(対処法)を分かりやすく解説します。

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「@」が打てない!でも待って。落ち着いて対処すれば大丈夫。

原因はキーボード配列のズレか設定ミス!修正は簡単

結論から言うと、「@」が打てない原因のほとんどはキーボード配列のズレや設定ミスによるものです。

要するに、パソコン側の設定と実際のキーボードの配列が食い違っているために、「@」キーを押しても別の文字が出たり反応しなかったりします。しかし心配無用!配列ずれの修正は設定を少し変えるだけでOKです。以下で詳しい理由と対処法を見ていきましょう。

@キーが打てないのはなぜ?考えられる4つの原因

「@が打てない!」ときに考えられる主な原因は次の4つです。

  1. キーボード配列の設定が英語配列になっている
    パソコンがキーボードを英語(US)配列として認識していると、日本語(JIS)配列のキーボードではキー入力がずれてしまいます。例えば本来日本語キーボードの「@」キーを押しても、英語配列設定のままだと別の記号として入力されることがあります。
  2. 言語設定が誤っている
    キーボード配列自体は合っていても、WindowsやMacの入力言語が間違っている場合もあります。誤って英語入力モードになっていたり、OSの言語設定が日本語ではなく英語になっていると、一部の記号(「@」など)が正しく入力できません。
  3. 一時的なシステムエラー
    たまにパソコンの調子が悪く、一時的にキー入力が正しく反映されないことがあります。長時間スリープ後やソフトの不具合などで「@」キーが反応しない場合は、システムの一時的な不調が原因かもしれません。
  4. キーボードドライバーの問題
    キーボードのドライバー(※キーボードを動作させるためのソフトウェア)に不具合があるケースです。古いドライバーや誤ったドライバーが当たっていると、キー配置がずれて認識され、「@」が打てないといった現象が起こることがあります。特に外付けキーボードを使っている場合やOSアップデート直後に発生しやすいです。

@が打てないときの対処法:キーボード配列ずれを直す簡単修正方法

原因が分かったところで、次は具体的な対処法です。キーボード配列のズレによる「@が打てない」問題は、次の方法で簡単に解決できます。

  1. 言語・キーボード設定を確認し、日本語キーボードに変更する
    まずはパソコンの設定をチェックしましょう。Windowsの場合は、画面右下の言語アイコンを確認してください。「ENG」や「US」と表示されていれば英語キーボード配列になっています。「あ」や「JPN」と表示される日本語入力に切り替えると、キー配列が日本語(JIS)配列に戻ります。Windowsの設定画面から「時刻と言語 > 言語と地域」を開き、キーボードのレイアウトが「日本語キーボード(106/109キー)」になっているか確認し、英語配列になっていれば日本語配列に変更してください。Macの場合も同様に、メニューバーの入力表示を確認し、日本語入力(「あ」アイコンなど)に切り替えます。システム設定の「キーボード」または「入力ソース」を開き、日本語(JIS)キーボードが選択されていることを確認しましょう。
  2. [Shift]+[2]キーで「@」が入力できるか試す
    急いで「@」を入力したい場合は、一時的な裏技としてShift+2を試してみてください。英語配列では「Shift+2」で「@」が入力されるため、もしこの操作で「@」が出るようなら、現在パソコンが英語キーボード配列になっている証拠です。この方法で応急的に「@」を入力できますが、根本的な解決ではないので、引き続き他の設定を直しておきましょう。
  3. キーボード設定をリセットする(Windows/Mac)
    言語切り替えをしても直らない場合は、キーボード設定自体をリセットしてみます。Windowsの場合、一度現在のキーボード設定を削除して再設定する方法があります。Windowsの設定で日本語キーボードを再追加するか、デバイスマネージャーを開いてキーボードのデバイスを削除し、PCを再起動して自動認識させると、配列のずれが解消されることがあります。また、不必要な英語キーボードレイアウトが追加されていれば削除しておきましょう。Macの場合、システム設定のキーボードから入力ソースを一度削除し、再度日本語(JIS)キーボードを追加し直すことで設定を初期状態に戻せます。これにより誤った設定がリセットされ、「@」キーも正しく入力できるようになるはずです。
  4. キーボードドライバーを最新のものに更新する
    それでも直らない場合は、ドライバーの更新を試みます。Windowsではデバイスマネージャーからキーボードのドライバーを右クリックし「ドライバーの更新」を実行してみてください。最新のドライバーに更新されると、不具合が解消される可能性があります。また、一度ドライバーをアンインストールして再起動することで自動的に正しいドライバーが適用される場合もあります。Macの場合はキーボード単体のドライバー更新はありませんが、OSを最新バージョンにアップデートしたり、外付けキーボードを使っている場合はメーカーのファームウェア更新がないか確認してみましょう。

最後に

キーボードで「@」が打てない場合の多くは、キーボード配列のズレ設定ミスが原因であり、設定を見直すだけで簡単に修正できます。

焦ってキーボードを連打する前に、今回ご紹介した対処法を落ち着いて試してみてください。ほとんどの場合、それだけで「@が出ない!」というトラブルは解消するはずです。

これからは急に「@」が打てなくなっても慌てずに、原因を思い出してサクッと対処できるようになりますよ。安心して快適なタイピングを続けてくださいね。

白川秋
白川秋

ではでは、参考までに。

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