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動画編集や画像編集、音声読み上げなど、さまざまな機能を備えた Vidnoz AIというサイトをご存知でしょうか？
特別なソフトをインストールせず、ブラウザ上で手軽に使えるのが特徴です。今回は、その便利さや実際の使い心地を詳しくレビューしていきたいと思います！
これひとつでなんでもできる！？Vidnoz AIをレビュー
Vidnoz AIとは？
Vidnoz AIは、動画編集や画像編集、音声の読み上げができる便利なAIツールです。日本の「ひとながグロバール株式会社」が運営しており、パソコンやスマホのブラウザから簡単に使えます。
AIが人のように話すアバターを作ったり、入力した文章を自然な声で読み上げたりすることができます。140以上の言語に対応しているため、世界中の人に向けた動画も手軽に作れます。
特別なスキルがなくても、誰でも簡単にプロ並みの動画を作れるのが大きな魅力です。
Vidnoz AIだけで動画を一本作ってみよう！
この多機能なAIの中から、私が興味を持ったものをチョイスして、実際に使ってみることにしました。
無料動画作成
とりあえず、1分作成を目指して適当な動画を作成してみることにしました。「今すぐ無料動画作成」をクリックします。初回限定で3分の無料利用時間が与えられています。お試しで使えるのは嬉しいですね。
横型の動画と縦型の動画の多様なテンプレートが用意されています。今回は「赤い速報」でニュースチックなものを作成してみたいと思います。
クリックすると、どういうテンプレートなのかの詳細が表示されます。「このテンプレートを使用」をクリックします。
編集画面に入ります。ちゃちゃっと1分作成を目指して適当なものを作成してみます。
できあがりました。
操作に慣れていないため、作成に5分～10分ほどかかりましたが、操作になれてくれば、文章をあらかじめ用意して作業を進める形で、1分での作成も可能でしょう。
カスタムアバター
次に、カスタムアバターの紹介です。ユーザー自身の写真から、AIが人のように話すアバターを作成することができます。
「自分のAIアバターを作ろう」をクリックします。次に「＋マーク」の「一瞬で作成！」をクリックします。
今回は、スマホで自撮りして映像をアップロードして作成することにしました。「映像をアップロードする」をクリックします。
アップロードが始まります。
確認画面になりますので、問題がなければ「次へ」をクリックします。
次に声紋認証があります。ちょっと怖いので本名ではなく、「白川秋」の名前で登録をしてみました。「スマホからアップロード」にカーソルを合わせると、QRコードが表示されるので、そこから登録をしました。
「名前」と「性別」を選択して、「完了」をクリックします。
アバターの作成準備が整いました。「了解」をクリックします。
アバターの作成が開始されます。
アバターの作成が完了しました…といきたかったのですが、何度やっても生成に失敗します。これは保留ということで、次いきます！
URLから動画を作成
これは興味があります。どんな動画が生成されるのでしょうか？
「URLから動画作成」をクリックします。URL入力欄が出力されますので、ここに適当に見つけた商品URLを入力し、「動画を生成」をクリックします。よく画面を見ると、現在はまだAmazonとGoogle Playにしか対応していないようです。
商品の情報が出ます。問題がなければ「次へ」をクリックします。
次に「AIスクリプト」の指定をします。すでにいくつかタグの候補が挙がっていて、ここからチョイスすればいいだけなのは、地味にありがたいですね。下の方に、動画プラットフォームの比率を設定するところがありますので、ここも忘れずに設定しておきましょう。
タグの設定が終わったら「次へ」をクリックします。
動画のサンプルが作られます。この動画で良ければ、「生成」をクリックします。
生成がはじまります。少し待ちましょう。
動画の完成です。なんと商用利用可とのことです。これはすごいことですよ！
作成した動画がこちら。
テキストからAI動画生成
これは割と他のAI生成サイトでも見かける機能です。Vidnoz AIでは、どのレベルで生成してくれるのでしょうか？
「テキストからAI動画生成」をクリックします。
操作は簡単、たった3ステップです。
- 文章・テキストの入力
- 動画の基本設定
- 「動画生成」をクリックして開始！
まぁ、3.はあって無いようなものですね。入力と設定が終わったら「動画生成」をクリックします。
ちなみに、文章・テキストは次のようなものを入力してみました。
マンションの隣人が気になりすぎる男
田中（いや…最近となりの部屋、妙に生活リズムが変わったんだよな…。）
夜中の1時にカチャッてドアが開く音、で、2時くらいに「ふぅ…」って深いため息。
これは…夜の仕事してるのか？いや、でも朝8時には洗濯機が回る音がする…。
（壁に耳を当てる）
田中（昨日は何かを落とす音がしたし、時々「ハッ！」って声が聞こえる。
まさか…格闘技系の仕事！？いや、でも夜中に急に『ぐえぇ！！』って叫んでたし、
ホラー映画好きな可能性もあるな…。）
（突然、壁の向こうから女性の声）
隣人「うわぁぁぁぁ！！！」
田中（ビクッ）まただ！これで3回目だぞ！？いよいよ謎が深まる…。
（次の日、エレベーターで初めて隣人と遭遇）
田中（心の声） ついに…ついにこの時が来た…！隣人の正体を知る時が…！
隣人（普通に話しかける）「あ、どうも。いつもすみません、夜中に叫んでるのたぶん私です。」
田中「えっ…？（動揺）」
隣人「いやー、ホラーゲームやってるとつい声出ちゃうんですよね！」
田中「ホ、ホラーゲーム…？」
隣人「そうそう。昨日なんか急に後ろからゾンビ出てきて、『ぐえぇ！！』って叫んじゃって。」
田中「それ、まんま聞こえてました…。」
隣人「あっ…マジですか！やば、めっちゃ恥ずかしい（笑）」
田中（心の声） …この数ヶ月の妄想返してくれ。
モードが分析中、合成中と移っていきます。生成完了までしばらく待ちましょう。この待ち時間がもどかしい。
動画が生成されました。
生成された動画がこちら。テキスト通りではないですが、それ以上にうまくまとめられていると思います。
AIダンス写真
これは、TikTokやYoutubeショートにアップする動画に使う素材として優秀だと思います。他のサイトでこういった機能があり、なかなか便利だなと思っていました。
Vidnoz AIでは、どのようなレベルで生成されるのか楽しみです。
では、「AIダンス写真」についても見ていきましょう。
「AIダンス写真」をクリックすると、次のような画面になります。（下図は既に画像をアップロードしたものです。）
操作は簡単、またしてもたった3ステップです。
- 画像をアップロードか選択する
- ダンスアニメーションを選択
- 画像をアニメイトをクリックして生成しよう
選択が終わったら「画像をアニメイト」をクリックします。試しに、imageFXで作成した画像を使用してみました。モードが分析中、合成中と移っていきます。生成完了までしばらく待ちましょう。
生成された動画がこちら。ちょっとカクカクしていますかね。1枚絵から動画を生成するのですから、今の技術ではこのくらいが限界かも知れませんね。
Vidnoz AIで画像を編集してみよう！
嫁に許可をもらったので、写真編集には嫁の写真を使ってみたいと思います。
Vidnoz AIの画像編集はこちら！
AIジブリフィルター
AIジブリフィルターを使ってみます。
操作は簡単、たったの2ステップです。
- ジブリ風に変換したい画像をアップロード
- 「変換」をクリックして開始
画像をアップロードしたら、「変換」をクリックします。目線や髪型に不満はありますが、きちんとジブリアニメ風になりました。さすがです。
AIで写真をイラスト化
次に、AIで写真をイラスト化を使ってみます。
操作はこちらも簡単、たったの2ステップです。
- 顔写真をアップロードする
- 「生成」ボタンをクリックしてからイラスト化を開始する
画像をアップロードしたら、「生成」をクリックします。すると、4つ作成されるので、お好きなものを選んでダウンロードすることができます。
こちらは目線もしっかり表現されており、なかなか良い仕上がりではないでしょうか？ 写真をSNSのサムネで使用したくないといった方などに重宝される機能だと思います。
AI美人度診断
これは気になります。果たして私の嫁の美人度は何％でしょうか？ そして、あなたもしくはあなたの彼氏彼女の美人度は？
知りたくありませんか？
操作は簡単、たったの3ステップです。
- 顔写真をアップロードする
- 何をテストしたいのか？というチェックボックスからいくつか選択
- 「今すぐ顔面偏差値診断」をクリックして開始
顔写真をアップロードしたら、チェック項目を選び、「今すぐ顔面偏差値診断」をクリックします。
偏差値で80はすごいのではないでしょうか？ ちなみに、偏差値の計算方法は、「偏差値＝10×（個人のスコア－平均値÷標準偏差）＋50」です。この式で計算されたものではないにしても、高い数値ですね。
しかし、賢さ52％は解せませんね（笑）いやまてよ？…ううん、なんでもないです。
AI子供の顔予想
子供ができたとしたら、どんな顔になるのでしょうか？これも興味あります。
操作はどれもシンプルですね、こちらは3ステップです。
- 親の顔がはっきり写った写真をアップロード
- 赤ちゃんの外見を設定
- 「今すぐ生成」をクリック
私と妻の顔写真をアップロードし、基本設定を選択したのち、「今すぐ生成」をクリックします。LGBTQの叫ばれるジェンダー平等の今の時代、女性同士・男同士で診断してみるのも良いかも知れませんね。
どうでしょう？ 賢そうですね。（親バカ）
ちなみに、4～6歳のものも作成してみました。それがこちら。ん？…待てよ？これ、外人では？（笑）
さて、画像生成については、この辺にしまして、次は音声の生成機能を見ていくことにします。
Vidnoz AIでさまざまな音声を生成してみよう！
最後に、Vidnoz AI搭載の音声ツールについて見ていきたいと思います。
音声ツールのページはこちら！
AI音声読み上げ
こちらAI音声読み上げは、テキスト文章をAI音声が読み上げてくれる機能です。
読ませる文章として、次のようなものを用意しました。
昔々、あるところに、ユッケジャンとコチュジャンがありました。
ユッケジャンは川へユッケジャンスープになりに、コチュジャンは山へ山菜ビビンバになりに出かけました。
すると、川の上流から大きな蒸留酒が、どんぶらこ～どんぶらこ～と流れてきました。
それをみていたおじいさんは、ユッケジャンスープと山菜ビビンバを食べながら、美味しい蒸留酒を飲みましたとさ。
めでたしめでたし。
生成された音声がこちら。「。」を「てんてん」と読むところ、「～」を伸ばし棒として認識しないところを抜きにすれば完璧じゃないでしょうか。
AI音声翻訳
翻訳ということで、新たに動画を作成して3カ国後に翻訳してみることにします。この機能は有料プランにすることで、時間を伸ばすことができるようです。（「著作権保護のため、他人のYouTube動画を利用しないてください。」との注意書きがあります。著作権には配慮するようにしましょう。）
元動画（日本語）
中国語
フランス語
英語
3カ国後で翻訳してみましたがいかがでしょうか？ どなたか中国語・フランス語・英語を習得されている御仁はいらっしゃいませんか！？ この中にお医者さんはいませんか！？
すみません、錯乱しました。
それっぽく翻訳できているようです。この機能をうまく活用すれば、日本発信で海外で活躍することも夢ではありませんね。
AI作曲
AI作曲もいってみましょう。
作曲
まずは作曲からいってみました。適当にジャンルを選んで作成してみたところ、次のような音楽を生成することができました。
個人的には物足りないですが、無料で著作権フリーで商用利用可能という点は良いですね。（音量に注意です。）
テキストから音楽に
テキストの文字から音楽を作成する機能もあります。次のような指示（プロンプト）を与えて、音楽を作成してみました。
ポップでエレクトロニクスな感じで、女性が歌ってそうな曲、曲調に変化を付けてください。
「曲調に変化を付けて」という指示を足したら、良くなったように感じるのですがいかがでしょうか？（音量に注意です。）
音楽から動画生成
音楽から動画生成もできるんですね。作成した音楽に、ボーカルを乗せることができるようです。AI作曲の機能をフル活用して、はじめて完結するということでしょうか？
先ほど作成した曲を使用して動画生成をしてみました。その結果がこちら！
ちょっと音楽に物足りなさを感じたので、私がTikTokに上げたけど再生数が伸びなかった曲を使用してみました。
ちょっと口と曲が合っていない箇所がありましたが、歌詞の内容を理解して女性を登場させているところはスゴイと感じました。
AI作曲には1日の使用回数制限があるようですので、やみくもに作成せず、作成するときには計画的に作成しましょう。
クローン音声
Vidnoz AIにはクローン音声という機能もあります。ブログが長くなってきてはいますが（もう既に十分長いのですが）、こちらも試してみたいと思います。
「AI音声生成」「AI音声読み上げ」「ボイスチェンジャー」とあるのですが、「AI音声生成」について取り上げてみたいと思います。
まずサンプルとして、10～20秒程度のサンプルデータが必要だそうですので、恥ずかしながら私の生音を録音させていただきました。
ファイルをアップロードし、「今すぐ音声を生成」をクリックすると生成がはじまります。それでできたのがこちら！
Grokで英語に翻訳したのち、英文を読ませてみました。
言語を覚える際、自分の声をサンプルとして使ってAIに文章を喋らせることで、理想の自分の発音を知ることができるのではないかと思いました。語学の勉強に使えそうですね。
こんなこともできちゃう
Vidnoz Flex
この機能の説明にこうあります。
「オンラインで簡単にパーソナライズド動画を作成し、顧客に共有することができます。魅力的な動画の力で、集客を増やし、売上をアップさせましょう。」
パーソナライズド動画とは、顧客一人ひとりに合わせた動画ということで、簡単に個々人に合わせたプロモーション動画を作成できる画期的な仕組みです。
この機能を使って、私のブログ「しらかわるーむ」をプロモートできるかをやってみました。
まず、「無料で始めよう」をクリックします。
次に「ライブラリ」が表示されますので、左側の「ライブラリ」や「テンプレート」から、お好みの動画やテンプレートを選択します。
ここで、いろいろいじってみてわかったのですが、一番の使い方は無料動画作成のところで作成した動画を、共有してアップロードするのが一番の使い方なのだと思います。
あとは、テンプレートのスピーチスクリプトを利用して、スクリプトを読みながらビデオを作成したり、メール用のテンプレートを利用してお礼のメールを出したりといったことに使えるようです。
というわけで、無料動画作成を使って先ほど作成した動画を、Xで「共有」してみることにしました。
アドレスはこちら。
分析から、どの程度動画が見られているかがわかります。
結局のところ、Vidnoz AIで作成した動画を認知させて、Vidnoz AIをプラットフォームとして活用していくといった感じなのかなと思いました。
テンプレートもあるけれど、メインはライブラリということでしょうか。
使いようによっては、なかなかよろしいのではないかと思います。（よくわかってない）
製品を使用してみた結果
良かった点
- 日本語の読み上げ能力が高い
難しい漢字も正確に読み上げ、日本語読み上げ能力の高さを感じました。 - 無料動画作成の質が高い
無料とは思えないクオリティですし、商用利用可能ということで、言う事無しです。最新ニュースネタを扱う方など、動画をちょちょっと作成するには、非常に最適です。 - URLから動画作成が便利
商品紹介をしたい方に最適だと思いました。ここで作成して、TikTokやYoutube、もしくはご自身のサイトなどでご利用されてみてはいかがでしょうか？ - AI音声作成が140カ国語にも対応している
140カ国語ということは、知っている言語は網羅されているということですよね。私なんか5か国語くらいに翻訳できればそれで十分と思ってしまいます。 - リップシンクというAIが静止画にも唇の動きを付けて動かす機能が秀逸
リップシンクってなんだろうと思って調べましたが、AIが口の動きをテキストに合わせて動かすという機能であることを知りました。自然に口の動きが付いてきているので、これはスゴイと思いました。 - AIツールが100％無料なところが、筆舌に表しがたいほど素敵
100％無料は度し難いです。（いい意味で）
惜しい点
- 動画生成に時間がかかる
とはいえ、他のどの生成AIでも動画生成には時間がかかります。これは「必要な時間」と割り切る姿勢が必要です。将来的には、もっと生成速度の速いアルゴリズムが開発されるかも知れませんね。 - AIダンス写真のレベルに限界を感じた
今の技術では、このくらいが限界なのかも知れませんが、期待ほどではないなというのが正直な感想でした。 - 音声読み上げで、「。」を「てんてん」と読んでしまうところ
- 「～」を伸ばし棒として認識しないところ
- AI音声翻訳機能がやや物足りない
一旦、音声をテキストに直すのですが、そこの編集機能をもっと充実させてほしいと感じました。編集しないと、翻訳が一気に出てしまい、もっと細かく区切ってもらいたいのにと思いました。そのお陰で、なんども翻訳をやり直す結果となりました。しかしこれは、字幕機能を使わないのであれば、問題ありません。
総合評価
★★★★☆（5段階評価）
トータルでAIの生成能力は高いと感じました。
意外ですか？ 結構辛口でコメントしたような気がしますので、無理もありません。しかし、それだけ将来の成長性を感じたということでもあります。
日本の企業が運営しているためか、文字から音声への変換能力が非常に優れていると思います。また、無料でできる範囲がかなり広い点も高評価につながりました。有償版の機能もお試し3分で使用できるところも良いですね。
やはり、こちらの機能からは有料ですと言われても、実際に使ってみなくてはわからないので、二の足を踏んでしまいますよね。そこに3分の無料試用枠があることで、その障壁がやわらいでいるのではないかと思いました。
そして、純粋に楽しめます。
しかし、生成時間にやや時間がかかると感じたので、総合評価は星4つとさせていただきました。アルゴリズムの改善と、サーバ強化がされて速度アップが図られることを願います。
最後に
いかがでしたでしょうか？
去年あたりからAIの分野は実用的に使えるところまでレベルが上がってきたと思いますが、まだまだ過渡期であると思いますので、今後のVidnoz AIの成長に期待がかかります。
また、世の中にはいろいろなAIがありますが、このVidnoz AIはオールインワンといっても良いほど充実した機能が備わっていると感じました。
これからもこちらのサイトは使用させていただくことになると思います。
ではでは、参考までに。
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