令和7年ITパスポート学習記録~コンピュータとデジタル情報編その①~

ITパスポート
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前回の学習内容はこちら。

ネットワーク編はいかがでしたか?見慣れない単語はほとんどなく、私にとっては復習といった感じでした。本日は、コンピュータとデジタル情報編です。動画を見た感じでは基礎なので、楽だと思いました。

では、気楽にいってみましょー!

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ITパスポート学習記録~コンピュータとデジタル情報編その①~

コンピュータと2進数

基数基数とは、数を数えるときの「基準」のことである。例えば10進数の基数は10で、時刻であれば60分ごとに桁が上がるので、基数は60となる。1日であれば24が基数となる。このように、10以外の塊を1つの単位で扱うイメージである。
2進数2進数は、0と1の2つの数字を使ってつくる数のことである。桁の値が1のときに最大となり、桁があふれると桁の位が上がる。(0110)2を10進数に直すには、0×23+1×22+1×21+0×20=(6)10となる。
16進数16進数では、0~9までの数字とA~Fまでのアルファベットを利用して16個の英数字で値をつくる。16進数は10進数でいうところの「16」のときに桁が上がる。(10)16=(16)10となる。
基数のルール「10」という数字があったとき、これだけでは10進数か、16進数か、はたまた2進数なのかがわからない。そこで、これらを明示的にするため、次のように表現することがある。

(10)N:N進数表記での10(Nは何らかの自然数)
(10)10:10進数表記での10
(10)2:2進数表記での10(10進数では2)
(10)16:16進数表記での10(10進数では16)
bitとByteコンピュータの世界で扱う「情報」の量の単位をビット(bit)という。1ビットが8個集まった単位を1バイト(Byte)という。
8bitの2進数デジタル情報を扱うときは、2進数を8bitのあmとまり(1Byte)として扱うことが多い。例えば(11)2という値の場合、8bitで表し、0000 0011となる。
デジタル信号0と1のみでデジタル情報を扱うことで、情報の一部が破損したとしても復元しやすく、情報を運ぶ観点でのメリットとなる。0と1の決められた値をとることをデジタル信号と呼ぶ。
A/D変換キーボードなどの入力データは電気信号として解釈されるため、デジタル信号として扱いやすい。一方で、写真や動画、音声通話などのデータは、現実世界からアナログの形でデータを取得する必要がある。アナログデータを扱う場合、アナログ信号からデジタル信号へ変換する操作が必要となり、これをアナログ-デジタル変換(A/D変換)と呼び、標本化→量子化→符号化のステップでデジタル化される。
標本化連続して変化する波形を一定の間隔でサンプリングすること。デジタル化への1段階目。
量子化標本化した点の段階的な高さに対して、決まった値を割り当てること。デジタル化への2段階目。
符号化量子化されたデータを0と1のビット列に変換を行う。デジタル化への最終段階。
K(キロ)読みはキロ。103のこと。
M(メガ)読みはメガ。106のこと。
G(ギガ)読みはギガ。109のこと。
T(テラ)読みはテラ。1012のこと。
m(ミリ)読みはミリ。10-3のこと。
μ(マイクロ)読みはマイクロ。10-6のこと。
n(ナノ)読みはナノ。10-9のこと。
p(ピコ)読みはピコ。10-12のこと。

2進数と16進数

アスキーコードアスキーコード(ASCIIコード:American Standard Code for Information Interchange)は、2進数の組み合わせで英・数・記号を表現する文字コードである。アスキーコード表は上位の桁(列)、下位の桁(行)の行列を組み合わせて文字を表現する。例として「A」のアスキーコードは2進数表記で「0100 0001」となる。また、データは通常8ビットで1つの単位で表されるが、アスキーコードは7桁である。その理由として、残りの1ビットをエラーチェック用(パリティビット)として使用しているためである。全部で128種類の文字を扱うことができる。
カラーコード光の三原色である赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の頭文字を取ったRGBの三色は、ディスプレイ上で色を表現する原理となっている。このディスプレイ上の三原色をカラーコードと呼び、よく16進数で表現される。
例)#FFFFFF(白)
ピクセルディスプレイの画面最小単位をピクセルと呼ぶ。ピクセルは、赤・緑・青の光の三原色で構成され、それぞれの色の強さを256段階(0~255)で表現できる。RGB各色は8ビットで表現される。0(0)16はその色が全く含まれていないことを示し、255(FF)16はその色の最大値を示す。

2進数とIPアドレス

IPアドレスの2進数表記IPアドレスは人間にわかりやすい形として10進数で表記されてきました。これをコンピュータが理解しやすい形にするため、2進数表記を行う必要がでてくる。例として以下のようなものがある。

10進数:106 . 72 . 37 . 33
2進数:0110 1010 . 0100 1000 . 0010 0101 . 0010 0001
IPアドレスの種類IPアドレスのバージョンにはIPv4とIPv6がある。現在主流のIPv4は32ビットのアドレス空間を持っており、約43億個の一意のIPアドレスを提供できる。一方、IPv6は128ビットのアドレス空間を持っており、理論上約340かん個(340×1036個)の一意のIPアドレスを持つことができる。
IPアドレスの枯渇問題IPv4により最大約43億台のコンピュータがインターネット上に接続可能ではあるが、一方で、急速なインターネットの普及・デバイスやネットワークの増加によりIPv4アドレスの需要が高まり、使用可能なIPアドレスが不足する問題が起きている。これをIPアドレスの枯渇問題という。この問題を解決する手段として、IPv6が開発され、約340かん個(340×1036個)の一意のIPアドレスを発行できるようになった。

Ankiアプリ用データ

以下のサイトより、Ankiアプリで活用できるITパスポートのストラテジ系+マネジメント系+テクノロジ系(ハードウェア+ソフトウェア+ネットワーク+コンピュータとデジタル情報(本日分まで))の暗記データがダウンロードできます。

パスワードは半角で、「shirakawa」です。

ぜひ、学習にご活用ください。

firestorageダウンロード

Ankiアプリの使い方

Ankiアプリの簡単な使い方をご紹介しています。ぜひ、ご一読ください。

合わせて読みたい

参考文献

今回、学習用として参考にさせていただいているのがこちらの教本です。AmazonではPDF版もあるようです。セクションごとにQRコードを読み取って小テストを受けることができ、学習の確認もできて頼りがいのある一冊です。また、YouTubeでの解説動画もありますので、そちらも参考に学習を進めると良いでしょう。

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