令和7年ITパスポート学習記録~ネットワーク編その①~

ITパスポート
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前回の学習内容はこちら。

本日からネットワーク編です。ネットワークというと通信系のお話になるのでしょうか?どんなことを覚えるのか楽しみです。

それではいってみよー!

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ITパスポート学習記録~ネットワーク編その①~

ネットワークとは

ネットワークネットワーク(Network:通信網)とは、デバイス同士が情報をやりとりするためのシステムである。ネットワークにはLAN、WAN、インターネット、イントラネットなどの種類がある。
LANLAN(Local Area Network)は、複数のデバイスを接続してデータ通信を行う方式である。WANと比べ、狭い範囲で使われる。
例)家庭内でLANに接続する。会社や学校内でLANに接続する。
WANWAN(Wide Area Network)は、複数のデバイスを接続してデータ通信を行う方式である。LANと比べ、広範囲で使われる。WANを引くには、電気通信事業者という資格が必要である。
例)家庭と企業をWANで接続する。本社と支社をWANで接続する。
インターネットインターネットとは、世界中のネットワーク同士をつないだ集合体を指す。個々の小さなネットワーク(例えば、家庭やオフィス、学校などのLAN)から、世界的な規模で情報をやりとりできる。WAN同士を繋いだ、網状のシステムのこと。
スタンドアロンスタンドアロンとは、単独でも機能するネットワーク接続を行わない独立システムのこと(例:ネット接続のない家電や高度なセキュリティシステム)。完全に独立したシステムのため、セキュリティ面では安心だが、情報更新がしづらいため、利便性と安全性のトレードオフとなっている。
ブロードキャスト方式通信ブロードキャスト方式通信とは、情報が一方向に流れ、受信側がそれを受け取ることで情報を得る方式の通信である(例:テレビやラジオ)。一方、ネットワーク接続は双方向であるという違いを覚えておくこと。

ネットワーク通信の実現

ISPISP(インターネットサービスプロバイダ)とは、インターネット接続サービスを提供する事業者を指す。家庭や企業にインターネット接続を提供し、インターネットに接続するための入口の役割を果たす。
FTTH光ファイバー(透過率の高い石英ガラスなど)を使用した高速インターネット接続サービスのこと。回線事業者が家庭や企業への接続サービスを提供する。
モバイル通信携帯電話やスマホなどのモバイルデバイス用の通信サービス。移動体通信事業者が、音声通話・データ通信・SMSなどのサービスを提供する。
CATVケーブルテレビの事業者が、テレビ放送だけでなく、インターネット接続や電話サービスなどを提供する。ケーブルテレビの回線は、山間部などでも利用できる。
衛生によるネットワーク通信地球を周回する人工衛星を使用して通信を行う方式。遠隔地、海上、航空機内、災害時など、地上の通信インフラが不十分な状況でも利用可能である。
トラフィックトラフィックとは、ネットワーク通信回線でのデータの流れのことを指す。情報のやりとりの量や頻度を示す指標となる。トラフィックが過剰に発生すると、ネットワークの遅延や混雑が生じることがある。
移動体の通信規格移動体通信にはさまざまな規格があり、1G(第一世代)から5G(第五世代)までの通信規格が存在する。これらの規格は、世代を追うごとに通信速度や通信範囲、通信品質などが進化している。
SIMカードSIMカード(Subscriber Identity Module:加入者識別モジュール)とは、加入者の電話番号や通信キャリアの情報が記録されたカードである。モバイル端末(スマホなど)にSIMカードを挿入することで、通信キャリアのネットワークへの接続が可能である。
MNOMNO(Mobile Network Operator:移動体通信事業者)とは、自社で通信網を所有し、ユーザーにサービスを提供する事業者のことである。設備投資やメンテナンスも自社で行うため、一般にMVNOよりも利用価格は高いものの、安定した通信を利用できる。日本の大手通信事業者としては、au、NTTドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルがある。
MVNOMVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)とは、自社で通信網を持たず、MNOの通信網を借りてサービスを提供する事業者のことである。運用コストが抑えられるため低価格での通信を提供できる。MNOと比較して、通信速度・容量などに制限が設けられる場合があり、利用の多い時間帯(夕方など)には、通信が非常に遅くなることがある。
テザリングテザリング(Tethering)とは、モバイルデータ通信ができる端末(スマホなど)を利用し、他の端末でもデータ通信を可能とする技術である。Wi-Fi環境がない場所でも、スマホのデータ通信を利用してパソコンや他のデバイスでインターネットを利用できる。
NFCNFC(Near Field Communication)とは、非接触の無線通信の規格を指す。NFC搭載の端末と専用リーダの端末同士を近づけることで通信が可能で、電子マネー決済にも利用される。
RFIDRFID(Radio Frequency IDentification)とは、情報を埋め込んだタグのデータを電波を用いて読み書きする規格のことである。例えばバーコードの代わりにRFIDを導入すれば、複数のタグを一気にスキャンでき、棚卸しの効率化が可能となる。
IrDAIrDA(Infrared DATA Association)とは、赤外線(Infrared)を用いた通信規格である。近距離で使われ、消費電力が小さく、小型端末での通信に利用される。

コンピュータとIPアドレス

IPアドレスIPアドレス(Internet Protocol Address)とは、インターネット上でコンピュータがデータを送受信するための一意の識別子で、人間が手紙を送るときに必要となる住所に例えられることが多い。

IPv4の例:192.168.1.1
DNSサーバDNSサーバ(Domain Name System Server)とは、専用のデータベースからIPアドレスを検索するシステムで、インターネット上でドメイン名とIPアドレスを対応付ける役割を持つ。Webサイトを開くときに、URLをIPアドレスに変換するなど。
グローバルIPアドレスインターネット上の各デバイスに割り当てられる一意のIPアドレスである。グローバルIPアドレスを使えば、インターネット全体でデバイスを識別し、世界中のどのコンピュータからもアクセスできる。「公開された住所」とも言われる。
プライベートIPアドレス同一のLAN内(自宅やオフィスなど)でのみ使用されるIPアドレスで、LAN内のデバイス間でデータを送受信するために使用される。インターネット全体で一意である必要はなく、異なるプライベートネットワークであれば同じプライベートIPアドレスを使用できる。
NATNAT(Network Address Translation)とは、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを紐づけて変換する技術のことを指す。データの送受信時にネットワークを繋ぐ道が1本線になるように導くことで、データが行方不明になることを防ぐ。
MACアドレスMACアドレス(Media Access Control Address)とは、デバイス(コンピュータ、プリンター、ルーターなど)が持つ一意の識別子である。MACアドレスはハードウェアのネットワークインターフェースカード(NIC)に固定して設定され、全世界で一意であることが保証されている。MACアドレスは、48ビットで構成され、そのうち24ビットは製造元を示す識別子、残りの24ビットは製品固有の識別子となる。理論的に約281兆個の一意のMACアドレスを生成できる。
DHCPサーバDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバは、コンピュータがネットワークに接続するときのサーバの1つである。DHCPサーバがIPアドレスを一時的に自動で割り当てる。

Ankiアプリ用データ

以下のサイトより、Ankiアプリで活用できるITパスポートのストラテジ系+マネジメント系+テクノロジ系(ハードウェア+ソフトウェア+ネットワーク(本日分まで))の暗記データがダウンロードできます。

パスワードは半角で、「shirakawa」です。

ぜひ、学習にご活用ください。

firestorageダウンロード

Ankiアプリの使い方

Ankiアプリの簡単な使い方をご紹介しています。ぜひ、ご一読ください。

合わせて読みたい

参考文献

今回、学習用として参考にさせていただいているのがこちらの教本です。AmazonではPDF版もあるようです。セクションごとにQRコードを読み取って小テストを受けることができ、学習の確認もできて頼りがいのある一冊です。また、YouTubeでの解説動画もありますので、そちらも参考に学習を進めると良いでしょう。

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