ビジネス能力検定サーティファイのExcel®表計算処理技能認定試験2級の試験を受けるため、ただいま勉強中です。
そこで先日、参考書Excel®表計算処理技能認定試験1・2級問題集2021対応問題の模擬試験1に改めてチャレンジしてみました。
中でも再度引っかかってしまったところをピックアップして徹底解説していきたいと思います。
Excel2級問題集の模擬試験1の知識問題
問題 1-12 連続データ
問題文
<図19>のセルB2を選択し、[連続データ]ダイアログボックスを<図20>のように設定すると、どのような形で入力が行われるか。という問題です。
<図19>

<図20>

回答の選択肢:
- セルB5に「16」
- セルE2に「16」
- セルF2に「20」
解き方
ここで注目すべき点は、範囲が「行」と「列」で、どちらがどの方向に処理されるかということです。この場合、「行」が選択されていますが、その「行」の中で「乗算」が行われ、「増分値」だけ処理が行われるので、処理の方向としては「横」になります。
従って、答えは横に見ていけば良いので、2.のセルE2に「16」となります。
行は1行を見て横に連続、列は1列を見て縦に連続
と覚えましょう。
問題 2-1 クイックアクセスツールバーについて
問題文
<図1>の①をクリックして表示される一覧から、クイックアクセスツールバーを表示させることができる。という下線部で示された部分が正しいか、誤りかを問う問題です。
<図1>

回答の選択肢:
- 正しい
- 誤り
解き方
これはOffice 365を使用していると解けない問題です。
Office 365ですと、①の部分をクリックすると「リボンを折りたたむ」という選択肢しかありませんが、Office 2021ですと選択肢が複数出ます。
選択肢の中に、クイックアクセスツールバーを表示するという項目がありますので、答えは1.の正しいとなります。
問題 2-2 グループ化した図形
問題文
2つの図形がグループ化された<図1>において、グループを解除せずに、<図2>のように円を四角形の背面に移動することができる。という下線部で示された部分が正しいか、誤りかを問う問題です。

回答の選択肢:
- 正しい
- 誤り
解き方
実際にやってみるとわかるのですが、グループ化を行っても、個別の図形をクリックして選択することは可能です。
実際、下図のようにグループ化されていても「最前面へ移動」「最背面へ移動」を選択することができます。

従って、答えは1.の正しいとなります。
Excel2級問題集の模擬試験1のメイン問題
問題 3-(1)-7 ピボットテーブル:表形式で表示
問題文
(1)以下の指示に従って、ピボットテーブルを作成しなさい。
- 「競技施設予約状況表」(B11からI41)を、分析するデータの範囲に設定する。
- 新しいワークシートに作成する。
- 新しく作成したーワークシートのシート名を「ピボット」に変更する。
- 「月日」を行ラベルに設定する。
- 「施設」を列ラベルに設定する。
- 「利用者種別」のデータの個数を値に設定する。
- 表形式で表示する。
今回解けていなかったのは、7.の表形式で表示する。でした。デフォルトで設定されているのでは?と思っていたのですが、表形式で表示という設定があります。
解き方
これは知識を問われる問題です。そういう設定があると覚えておけば怖くない問題です。
ピボットテーブル内のセルを選択し、[ピボットテーブルツール]を表示させたのち、[デザイン]タブをクリックします。すると[レイアウト]グループに[レポートのレイアウト]というのがありますので、これをクリックすると下図のように[表示形式で表示]という選択肢が出てきますので、これを選択します。

まとめ
以上、参考書1・2級問題集2021対応問題の模擬試験1で、私が改めて間違ってしまったところ4項目の解説を行いましたが、いかがだったでしょうか。
なにかお役に立てたならば光栄です。

ではでは、参考までに。
おまけ
サーティファイの Excel®表計算処理技能検定試験2級を受験するにあたり、これさえ買っておけば必ず受かるといっても過言ではない一冊の本をオススメ致します。
それがこちら。

私も購入させていただき、大変お世話になっております。
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