最近、ごみ箱を開くときに時間がかかり、調べてみると22秒も掛かっていることがわかりました。これではあまりに起動が遅いということで、なんとか改善できないか調べてみました。
ごみ箱を軽くする方法
ごみ箱が壊れている場合
下準備:隠しファイルや隠しフォルダーを表示する
「Windowsキー+E」でエクスプローラーを開きます。次に「…」をクリックし、「オプション」を開きます。
フォルダーオプションの「表示」タブをクリックし、下に少しスクロールさせたところに「ファイルとフォルダーの表示」というものがあります。
そこで「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェックを入れ、「適用」をクリックします。
下準備:システムファイルを表示する
上に続いて作業を行います。フォルダーオプションの「表示」タブをクリックした状態で、一番下までスクロールさせます。
そこに「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」とありますので、このチェックを外します。
このとき、次のような警告がでますが、無視して「はい」を押して大丈夫です。
ごみ箱のリネームをする
Cドライブおよび他のドライブに「$RECYCLE.BIN」というフォルダが表示されたと思います。これら全てを「$RECYCLE.BIN.OLD」という名前にリネームします。
再起動
全てリネームできたら、再起動を行います。
再起動を行うと、新たに「$RECYCLE.BIN」ができあがっています。
しばらく様子を見る
しばらく様子見をして、不具合が解消されているようでしたら、「$RECYCLE.BIN.OLD」を削除してしまって構いません。
逆に不具合が起こるようになった場合には、「$RECYCLE.BIN」を「$RECYCLE.BIN.BAK」などとリネームして、先ほどリネームした「$RECYCLE.BIN.OLD」を「$RECYCLE.BIN」に戻して、再起動を行ってみてください。
解決しましたら、表示に設定したシステムファイルなどは非表示に戻しておいてください。
上記のことを試しても改善しなかった場合
サーフェステストで不良があるか確認する
ファイルシステムが不良を起こしている原因として、SSDやHDDが故障している可能性が考えられます。次のページの「3.0.8.ディスク検査検出機能」>「3.0.8.3.サーフェステスト」を参考に、不良セクタがあるかどうかをチェックしてみてください。
損傷がひどい場合は、損傷のあったSSDやHDDの交換も考えましょう。
SATA接続内蔵SSD
IDE接続内蔵SSD
最後に
いかがでしたでしょうか?
この方法で、私の場合ですがごみ箱が重い現象は改善されました。
皆さまのお役に立てれば幸いです。
ではでは、参考までに。
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