What-If分析でよく使う機能として、ゴールシークが挙げられますが、What-If分析にはデータテーブルという機能もあります。
本日は、このデータテーブル機能の使い方についてご説明していきたいと思います。
What-If分析のデータテーブルを活用する
データテーブルとは?
Excelの「What-If分析」のデータテーブル機能は、特定のセルの値が異なる場合の計算結果を簡単に比較するツールです。
たとえば、ローンの利率や返済額が異なる場合の影響を一度に確認できます。1つまたは2つの変数を使ったシミュレーションに便利です。
例題
データテーブル機能を使用し、「成長率見積りと成長の試算」表を作成しなさい。ただし、セルC7にはセル範囲D17:D19から将来値を計算する計算式が設定されている。
この問題は、おまけで紹介しているテキストの1級模擬問題3に載っているものです。興味がある方は是非ご購入してみてくださいね。
解き方
- C7からG15を範囲選択する。
- [データ]タブ→[予測]グループ→[What-If分析]の中の[データテーブル]をクリックする。
すると、次のようなウィンドウが出ますので以下を設定します。
- [行の代入セル]には行である「年間成長率」($D$18)を設定する。
- [列の代入セル]には列である「経過年数」($D$19)を設定する。
- [OK]をクリック。
結果が反映されました。
一発で結果が出ます。便利ですね。
最後に
いかがでしたか?
これでデータテーブルもマスターできたのではないでしょうか?
皆さまのお役に立てたならば幸いです。
白川秋
ではでは、参考までに。
おまけ
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ポチップ
私も購入させていただき、大変お世話になっております。
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