「なんだか最近、パソコンの動きが変…」「もしかして、自分のPCって狙われてる?」——そんな不安、感じたことありませんか?
じつは2026年6月のWindowsアップデートだけでもCVEベースで208件もの脆弱性(=セキュリティ上の弱点。ここから攻撃者に侵入される「穴」のことです)が修正されました。これは過去最多で、すでに悪用が確認されているものも含まれています。つまり、放っておくと「知らないうちに攻撃の入り口ができていた」なんてこと、ぜんぜん他人事じゃないんです。
でも安心してください。お金をかけなくても、Windowsにもともと入っている機能だけで「自分のPCが危ない状態になっていないか」をチェックできます。この記事では、専門知識ゼロでもできる無料セルフチェックの手順を、画面の操作つきで順番に紹介していきます。難しい言葉はなるべく使わず、中学生でもわかるように書きました。一緒に、5分だけ愛用のPCを点検してみましょう
この記事のポイント
- 無料&標準機能だけでPCの弱点を点検できる
- 更新→スキャン→常駐→ポートの順に確認するだけ
- 黄色や赤の警告が出たらすぐ対処が鉄則
8分16秒でわかるまとめ動画
まずはこの3つをやろう!
こまかい話の前に、結論から言っちゃいます。まずやるべきは、次の3つだけ。これで危険度の8割はカバーできます。
- Windows Update を確認して、更新を全部あてる
- Windowsセキュリティでウイルスの「クイックスキャン」をする
- Windowsセキュリティのホーム画面を開いて、緑のチェックが並んでいるか見る
Windowsセキュリティのホーム画面を開くと各保護項目の状態が一目で確認でき、緑のチェックマークが付いていれば正常に動作中です。黄色や赤の警告が表示されている場合は、その項目をクリックして推奨の操作を実行します。
正直、これだけでも「何もしていなかった昨日の自分」よりずっと安全になります。ここから先は、もう一歩だけ踏み込んで点検したい人向けの手順です。
なぜ「更新」が一番大事なの?
「ウイルス対策ソフトを入れてるから大丈夫でしょ?」と思う人、多いです。でも、じつは一番の入り口は“古いまま放置されたソフトの穴”なんです。
攻撃者は、すでに世の中に公開されている弱点を狙ってきます。脆弱性はコンピュータやネットワークにおけるセキュリティ上の弱点を意味し、第三者にシステムへ侵入されたり、データを改ざんされたりする危険性があります。そして、ほとんどの場合、メーカーが提供する更新プログラム(パッチ)をインストールすることで問題を解決できます。
つまり、更新をあてる=「開いていた穴をふさぐ」ということ。ウイルス対策よりも前に、まずここを固めるのが正解なんですね。
しかも、2026年に公開された脆弱性の中には、更新プログラムが出る前にすでに悪用されていたものも確認されています。だからこそ「更新は自動だから放置でOK」ではなく、たまに自分の目で確認することが大事なんです。
5分でできる自己診断チェックリスト
ここからは実際の手順です。上から順にやればOK。所要時間はだいたい5〜10分くらいです。
ステップ1:Windows Updateを確認する
まず穴ふさぎから。
「スタート」→「設定」→「Windows Update」を開き、「更新プログラムのチェック」をクリック。Windows UpdateはWindowsの脆弱性を修正するためにWindowsを最新の状態にする機能で、これが「最新の状態です」と表示されればOKです。もし更新が残っていたら全部あてて、必要なら再起動しましょう。
ステップ2:ウイルスのクイックスキャンをする
次に、いま悪いものが入っていないかチェック。
スタートメニューから「Windowsセキュリティ」を起動し、「ウイルスと脅威の防止」をクリック、「クイックスキャン」ボタンをクリックします。
クイックスキャンは、マルウェアが潜みやすい場所(レジストリ、メモリ、起動項目、システムフォルダ)に絞って高速にチェックする方法で、所要時間は5〜15分程度、日常的なチェックに最適です。終わったら「0個の脅威が見つかりました」と出ればひと安心。もし何か見つかったら、画面の指示にしたがって削除しましょう。
ちなみに、いまのWindows標準のセキュリティはかなり優秀です。現在のMicrosoft Defender(Windowsセキュリティ)は独立機関のテストで高評価を獲得しており、個人利用であれば追加のウイルス対策ソフトを入れなくても十分なレベルに達しています。だから「無料でここまでできるの?」というのは、ある意味あたりまえなんですね。
ステップ3:怪しい常駐プロセスをチェックする
「常駐(じょうちゅう)プロセス」=PCの裏でずっと動いているプログラムのこと。ここに見覚えのないものが潜んでいることがあります。
「Ctrl」+「Shift」+「Esc」を同時押しでタスクマネージャーを開きます。「スタートアップアプリ」タブを見て、身に覚えのないアプリが「有効」になっていたら、右クリックで「無効化」。……といっても、正直ここは初心者には見分けが難しいです。わからないものはむやみに消さず、名前をネットで検索して確認するのが安全です(ここ、私も昔よくやらかしました…)。
ステップ4:ブラウザの拡張機能を見直す
意外な盲点がこれ。ChromeやEdgeの「拡張機能」って、便利だけど気づかないうちに増えてます。
ブラウザのメニューから「拡張機能」を開いて、使っていないもの・入れた覚えのないものはオフor削除。とくに「入れた記憶がないのに追加されている拡張」は要注意です。
ステップ5:不要なポートの開放を確認する
「ポート」=データの出入り口のこと。ここが必要以上に開いていると、外から入られやすくなります。
初心者向けの安全なやり方は、「Windowsセキュリティ」→「ファイアウォールとネットワーク保護」を開いて、3つのネットワーク(ドメイン・プライベート・パブリック)すべてでファイアウォールが「オン(保護)」になっているか確認するだけ。緑になっていればOKです。無理にポートを開け閉めしようとしなくて大丈夫。「全部オン」を確認できれば、それで十分守れています。
チェックリスト早見表
| 項目 | どこを見る? | OKの目安 |
|---|---|---|
| ① 更新 | 設定→Windows Update | 「最新の状態です」 |
| ② ウイルス | Windowsセキュリティ→クイックスキャン | 「0個の脅威」 |
| ③ 常駐 | タスクマネージャー→スタートアップ | 見覚えのないものが無効 |
| ④ 拡張 | ブラウザの拡張機能 | 不要なものが無い |
| ⑤ ポート | ファイアウォール保護 | 3つとも「オン(保護)」 |
メリット・デメリット
正直に、いいところとイマイチなところ両方を書きます。
メリット
- 完全無料。追加ソフトを買わなくてもここまでできる
- 標準機能だけなので、変なソフトを増やして逆に不安定になる心配がない
- 手順が決まっているので、毎月のルーティンにしやすい
デメリット(というか注意点)
- 標準機能のチェックは「基本」まで。深く潜んだ攻撃までは見抜けないことがある
- 常駐プロセスの見分けは、初心者にはちょっと難しい
- あくまで自己診断。完全に「安全です」と保証するものではない
反対の立場で考えると、「無料でこんなに簡単なら、逆に効果ないんじゃ?」と疑う人もいるはず。でも実際は、被害の多くは“基本を放置していた”ことが原因。だから、この基本チェックを続けるだけで十分に価値があるんです。ただし過信は禁物、というのが正直なところですね。
最後に
ここまでおつかれさまでした!やってみると意外とかんたんだったのではないでしょうか。
大事なのは、「一度やって終わり」じゃなくて、月に1回くらい繰り返すこと。週に1回のクイックスキャンを目安にすると良く、Windowsは自動でも定期スキャンを実行していますが、手動で走らせることで安心感が増します。
パソコンって、ちょっと点検するだけで「守られてる」という安心感がまるで違います。今日この記事を読んだのをきっかけに、まずはステップ1の「更新チェック」だけでもやってみてください。それだけで、あなたのPCは昨日よりずっと安全です。
あなたの大切なデータと毎日を、ぜひ自分の手で守っていきましょう。

ではでは、参考までに
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