今日は、国税調査をパソコンから入力しよう!などとする際の注意点について扱いたいと思います。
国税調査をパソコンからして何が悪いの?とお思いの方。
そう、何も悪くありません。
ただ、そこへ行くまでの過程に問題が生じることがあるのです。
今日はそのことについて触れていきます。
検索エンジン結果はどこまで信じられる?
国税調査を例として
例えばですが、国税調査をネットからパソコンで行おうというときにどうやってそのページへ行きますか?
封筒に書かれているURLを読み込んだり、入力する?
それは正解です。
危険なのは、検索エンジンから「国税調査 公式」などと入力して検索する場合です。
なぜ危険なの?
なぜ危険なのか。
それは、検索した結果として上のほうに表示される、「スポンサー」表示です。
このスポンサーというのは、通常、広告依頼を受けたGoogle社が検索結果の上位に表示させる枠です。
実は、このスポンサー枠などを利用して、偽サイトへ誘導するケースが存在するのです。
どういうこと?
どういうことかと申しますと、簡単にいうと、偽サイト、つまり、URLがまったく違うけれど本物のサイトのように偽装したサイトへ誘導されてしまうということなのです。
「パット見、公式ページっぽいから安心だよね。」
ということも言っていられない世の中になりました。
こういった、広告枠を利用して偽サイトを上位に食い込ませる手法を、SEOポイズニングと呼びます。
見分け方としては、URLの.co.jpなどのところが.ukなど海外のドメインになっていないかというところや、ドメイン名が暗号のようになっていないか、似た文字だけけれど違うURLではないかといったところでしょうか。
最近のニュースでは?
こちらでも紹介されていますが、お米の詐欺サイトが、今、ニュースになり、話題ですよね。
こういった詐欺サイトは、ダイレクトメールからのリンクやAmazonなどのサイトに似せて作られたサイトなどとして存在しています。
こういったお米の詐欺サイトの中にも、SEOポイズニングを利用した、悪意のある犯罪者による広告経由のものも存在しています。
最後に
本日は、SEOポイズニングという手法による、悪意のある犯罪者のサイトの脅威についてをお伝えいたしました。
頭の片隅にでも置いておいていただけると、私が喜びます。

ではでは、参考までに。
コメント