Windows11にアップデートしたら、スタートボタンが画面の真ん中に移動していて戸惑った経験はありませんか?長年Windowsを使ってきた方にとって、この変化は意外と使いづらいものです。
実は、たった3クリックでスタートボタンを以前のように左端に戻すことができます。難しい設定は一切不要で、パソコン初心者でも安心して変更できますよ。
この記事では、2025年最新版のWindows11で、スタートボタンを中央から左寄せに変更する具体的な手順をわかりやすく解説します。
まずはこれだけ!設定の変更手順
スタートボタンを左に移動させる方法は驚くほど簡単です。以下の3ステップで完了します。
変更手順:
- タスクバーの何もないところを右クリック
- 表示されたメニューから「タスクバーの設定」を選択
- 「タスクバーの動作」をクリックして展開
- 「タスクバーの配置」で「左揃え」を選択
これだけで、おなじみの左端スタートボタンに戻ります。設定を変更した瞬間に反映されるので、パソコンの再起動も不要です。
もし「タスクバーの動作」が見つからない場合は、設定画面を少し下にスクロールしてみてください。
なぜ左寄せが使いやすいのか?
Windows11で多くのユーザーが左寄せに変更する理由は、長年の使い慣れた操作感にあります。
Windows95から約30年間、スタートボタンは常に左下にありました。その結果、私たちの手は無意識に左下へマウスを動かす習慣が身についているのです。
中央配置の不便な点:
- マウスの移動距離が毎回変わる(開いているアプリの数で位置が変動)
- 反射的に左下をクリックしてしまい、空振りする
- ショートカットキーとの位置関係が把握しにくい
一方、左寄せなら画面の角にあるため、マウスを勢いよく動かしても必ず当たります。これは「フィッツの法則」という人間工学の理論でも証明されている効率的な配置なのです。
また、仕事でWindows10とWindows11の両方を使っている人にとって、操作の統一性も重要です。左寄せにすることで、どちらのパソコンでもスムーズに作業できます。
実際に変更した人の声と活用例
実際に左寄せに変更したユーザーからは、こんな声が聞かれます。
変更後の体験談:
- 「無意識に左下をクリックする癖が直らなかったので、変更して正解でした」(会社員・40代)
- 「仕事用PCはWindows10なので、自宅のWindows11も左寄せにして操作を統一しました」(フリーランス・30代)
- 「高齢の両親には左寄せにしてあげたら、迷わず使えるようになりました」(主婦・50代)
ケース別おすすめ設定
利用シーン | おすすめ配置 | 理由 |
---|---|---|
長年のWindowsユーザー | 左寄せ | 慣れた操作感で効率アップ |
Windows11が初めて | 中央配置 | 新しいデザインに最初から慣れる |
複数のWindows PCを使用 | 左寄せ | 操作の統一性が保てる |
タブレットモードも使う | 中央配置 | タッチ操作との相性が良い |
特に、複数のパソコンを行き来する環境で働いている方は、左寄せに統一することで作業効率が大きく向上します。
注意点:元に戻すのも簡単
左寄せにしてみて「やっぱり中央が良かった」と思ったら、同じ手順で「中央揃え」を選ぶだけで元に戻せます。何度でも気軽に変更できるので、まずは試してみることをおすすめします。
ただし、会社のパソコンの場合は、管理者によって設定変更が制限されている可能性があります。その場合は、IT部門に相談してみましょう。
まとめ:自分に合った配置で快適に使おう
Windows11のスタートボタンを中央から左寄せに変更する方法は、タスクバーの設定から「左揃え」を選ぶだけ。わずか数秒で完了します。
長年Windowsを使ってきた方、複数のパソコンを使い分けている方には、左寄せ設定が圧倒的に使いやすいでしょう。一方で、Windows11が初めての方は、中央配置に慣れてしまうのも一つの選択肢です。
大切なのは、自分の使い方に合った設定を選ぶこと。今日紹介した方法で、あなたのWindows11をもっと快適にカスタマイズしてみてください。

ではでは、参考までに。
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