【ITパスポート】特許権と実用新案権の有効年数って?【豆知識】

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こんにちは。ITパスポート関連の記事の更新が滞っていますが、ITパスポート試験を受け終わったからではありません。

新しいテキストで、再び勉強中です。

そこで、ふと思い立ったメモのような豆知識をご紹介したいと思います。

それでは、いってみよー!

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特許権と実用新案権の有効年数って何年なの?

特許権の有効年数

特許権の有効年数は、20年です。

実用新案権の有効年数

実用新案権の有効年数は、10年です。

有効年数が切れたらどうなる?

有効年数が切れた(存続期間が満了した)場合、特許権や実用新案権は消滅し、以下のような状態になります。

  1. 権利がなくなり、誰でも自由に実施できる
    • 特許権や実用新案権が消滅すると、それまで独占的に実施できた発明や考案は公共財となり、誰でも自由に利用できるようになります。
    • 例えば、期限が切れた特許技術を使った製品は、他の企業も製造・販売可能になります。
  2. 更新はできない
    • 一度期限が切れた特許や実用新案権は、延長や更新はできません
    • ただし、特許に関しては特例として「特許権の存続期間延長制度」があり、医薬品や農薬などの特定のケースでは最大5年の延長が認められることがあります。
  3. ライセンス契約の影響
    • もし特許権者が有効期間中に他者とライセンス契約を結んでいた場合、契約内容によっては権利消滅後もライセンス料の支払いが続くことはないか確認が必要です。
    • 一般的には、権利が消滅した後は、ライセンス契約も終了することが多いです。

つまり、有効期限が切れた特許や実用新案は、特許権者だけの独占権がなくなり、市場に広く開放されることになります。

特許権・実用新案権の権利を維持するには?

毎年、特許庁に年金(維持費)を支払う必要があります。もし、支払いの遅延等で支払えなかった場合は、権利が失効します。

権利の最大年数が、特許権の場合20年。実用新案権が10年ということになります。

最期に

ITパスポート過去問道場というサイトで、過去問を解いていた際に、特許権の有効年数について聞かれる問題がありましたので、この情報を豆知識として載せておくことにしました。

皆様のお役に立てたならば幸いです。

白川秋
白川秋

ではでは、参考までに。

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