ビジネス能力検定サーティファイのExcel®表計算処理技能認定試験2級の試験を受けるため、ただいま勉強中です。
そこで先日、参考書Excel®表計算処理技能認定試験1・2級問題集2021対応問題の模擬試験3に初めてチャレンジしてみました。
中でもこれは引っかかりやすいなというところや、間違えたところをピックアップして徹底解説していきたいと思います。
Excel2級問題集:問題3
問題 1-(4)-3 テーブルスタイルのオプション
問題文
テーブルスタイルのオプションにおいて、[見出し行]、[縞模様(行)]チェックボックスをON、その他チェックボックスをOFFに設定する。という問題です。
解き方
解き方といいますか、これは注意力が試される問題です。私の場合、うっかり[フィルターボタン]にデフォルトでチェックが入っているのに気付かずに、このチェックを外し忘れました。
問題 2-(1) 文字の配置
問題文
セルB2からI2の範囲でセルを結合し、文字の配置の横位置を均等割り付け(インデント)、インデントを「5」に設定する。という問題です。
解き方
これは、「横位置」という点と「インデントを付け忘れない」、「セルを結合する」という3点に注意すれば解ける問題です。
[ホーム]タブの[配置]グループのボタンから、[セルの配置の設定]をクリックします。もしくは、セルB2を右クリックし「セルの書式設定」をクリックします。
下図のように横位置の「均等割り付け(インデント)」、インデント「5」、「セルを結合する」にチェックができていれば正解です。
問題 2-(5) 計算式
問題文
以下の指示に従って、「残高」(I6からI22)、「当月残高」(I23)、「当月余剰」(I24)を設定しなさい。という問題です。
「以下」について記述します。
- 「残高」(I6)に、以下の計算式を設定する。
「残高」=「前月残高」+「入金」ー「引落」ー「引出」 - 「残高」(I7からI22)に、以下の計算式を設定する。
「残高」=直前の「残高」+「入金」ー「引落」ー「引出」 - 「当月残高」(I23)に、直前の「残高」へのセル参照を設定する。
- 「当月余剰」(I24)に、以下の計算式を設定する。
「当月余剰」=「当月残高」ー「前月残高」
解き方
これは経理を業務にしている方なら見慣れた、現金出納帳(現金の収入や支出、残高を記録する帳簿)を扱った問題です。
計算が多く混乱されるかも知れませんが、1. 2. 3. 4. と順に正しく計算式を丁寧に処理していけば解ける問題です。
注意点としては、I6に入力した結果をI7からI22にコピーしてはいけないということです。I7からI22は直前の「残高」を見て計算式を作ります。
また、「当月残高」(I23)は、ひとつ上の「残高」のみ、つまり計算結果を参照する点も注意です。「当月余剰」(I24)は、計算した「当月残高」から「前月残高」を引くだけの単純作業です。
問題 3-(1)-6 ピボットテーブル:総計
問題文
表形式で表示し、行と列の集計を行わない。という問題です。
解き方
これは知識が問われる問題です。「行と列の集計を行わない」という設定を知っていれば、難しくない問題です。
ピボットテーブル作成後に現れる[デザイン]タブの[レイアウト]グループの[統計]をクリックすると選択肢が出るので、その中から「行と列の集計を行わない」を選択します。
問題 4-(2) グラフエリアにテキストボックスを追加
問題文
<図4>を参照し、以下の指示に従って、グラフエリア内に横書きテキストボックスを作成しなさい。という問題です。
解き方
これは以前にも記事に書いたのですが、「グラフエリア」をクリックした状態で、[挿入]タブの[テキスト]をクリックします。
[テキストボックス]の中にある[横書きテキスト ボックスの描画]を選択して、テキストを入力すれば作成することができます。
「グラフエリアへテキストを入力するなんて、どうすればいいんだ」と、以前の私なら混乱していたことでしょう。
ポイントは、「グラフエリア」をクリックする。これだけです。
合わせて読みたい
最後に
以上、参考書1・2級問題集2021対応問題の模擬試験3で、私がこれは引っかかりやすいなと思ったところ、間違ってしまったところ5項目の解説を行いましたが、いかがだったでしょうか。
なにかお役に立てたならば光栄です。
ではでは、参考までに。
おまけ
サーティファイの Excel®表計算処理技能検定試験2級を受験するにあたり、これさえ買っておけば必ず受かるといっても過言ではない一冊の本をオススメ致します。
それがこちら。
私も購入させていただき、大変お世話になっております。
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