【知っ得】ウィルスに感染?詐欺サイトなんかに引っかからない!サポート詐欺サイトを体験してみよう!

日常パソコン部
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こんばんは。真夜中の白川秋です。

ウィルスに感染したかのように見せかけて、サポート電話へ誘導してお金をだまし取るというサポート詐欺サイトというものがあることを皆様ご存知でしょうか?

本日は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のサイトからサポート詐欺サイトの体験をしてみようと思います。

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独立行政法人情報処理推進機構(IPA)とは?

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、日本のIT分野での人材育成や情報セキュリティの強化を支援する政府機関です。IT技術者の資格試験を実施したり、セキュリティ対策情報を提供することで、日本のIT環境の安全性と発展をサポートしています。

サポート詐欺サイトを体験してみる

サポート詐欺体験サイトを開く

サポート詐欺の体験ができるサイトを開いてみます。サイトはこちら

偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策特集ページ | 情報セキュリティ | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策特集ページ」に関する情報です。

サイトを開くと、「偽セキュリティ警告画面の閉じ方体験サイト」の説明が書かれたページに飛びます。このサイト自体は政府が作成したサイトですので、安全ですのでご安心ください。

サポート詐欺体験をしてみる

では、「3. 体験サイトへ移動」という見出しの部分に貼られているリンクから、サポート詐欺体験をしてみたいと思います。

「体験サイト起動」をクリックします。

警告音とともに、メッセージ音声が流れます。サポート詐欺サイトでは、警告音とメッセージでユーザーを焦らせて、言葉巧みに電話への誘導を行います。特徴としては、

  1. 警告の画面が次々と重なって開いていく
  2. 警告音や電話をかけるよう誘導するメッセージ音声が流れる
  3. 実在する企業やサービスなどのロゴといったものが表示される
  4. サポート窓口の電話番号が表示されている
  5. 「今すぐ対応しないと個人情報が漏れる」などと冷静さを奪って焦らせる表現が目立つ

といったものが挙げられます。

もし表示されている電話番号にかけてしまったらどうなるのか。調べたところ、オペレーターに繋がったのち有償サポート契約をさせられ、代金支払いに誘導されるケースが定番のようです。

一度でも電話をかけてしまうと、その後も様々な名目で費用請求が続く場合があります。もしこういったサポート詐欺に引っかかりそうになっても、警告画面に記載されている電話番号には絶対に電話をかけないようにしましょう。


体験をしてみましたが、警告音とメッセージ音声、そして警告画面をみていると、冷静さを失い、焦ってしまうなと感じました。


皆様がサポート詐欺体験を行う際の注意点

皆様がご自身で体験される場合に覚えておかなければならない手順があります。それは、

  1. ESCを長押しして、✕ボタンを表示させる
  2. ✕ボタンで体験サイトを消す

簡単に説明しますと、この2点を覚えておいてください。他にも、

  1. CTRL+SHIFT+ESCを同時押しして、タスクマネージャを起動する
  2. 体験サイトを開いたブラウザを選択し、タスクを終了させる

という手順でも、体験サイトを消すことはできます。ただし、ブラウザの設定が「前回開いていたページを開く」になっている場合は、再び体験サイトが開くことになりますので、最初の手順で確実に体験サイトを消すというほうが無難でしょう。

再び「前回開いていたページを開く」ということになるのだから、なぜCTRL+SHIFT+ESCなどという手順を紹介するのかと不思議に思う方もいらっしゃることでしょう。

その理由として、最初に説明したESCの長押しで✕ボタンを出すという手順では、解決できないケースもあるためということでご理解していただきたいと思います。

詐欺サイトは日々巧妙になってきておりますので、その対処方法も複数知っておいたほうが良いですからね。

この2つの手順でも詐欺サイトが消えないといった場合の最終手段として、CTRL+ALT+DELというショートカットキーで再起動を行うという方法もあります。ただし、こちらも注意が必要で、再起動したらまた詐欺サイトが表示されるといったこともありえます。

それは、スタートアップに詐欺サイトへのショートカットのリンクが貼られているというケースです。この場合、ただの再起動ではなく、セーフモードでの再起動を行うといった対策が必要になります。

セーフモードでの再起動の方法は、私が以前書いた記事の「そもそもパソコンが立ち上がらないとき」の見出しの文章を参考にしてみてください。

実際にサポート詐欺にあってしまったら?

消費生活センターに相談する

実際にサポート詐欺にあってしまた場合は、焦らずにCTRL+ALT+DELで開いた画面から、右下の「シャットダウン」を行い、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。

警察庁のサポート詐欺対策ページを熟読して対処する

感染したパソコン以外から、こちらのサイトへアクセスして、どのような手順を踏めばよいのか確認しましょう。

サポート詐欺対策|警察庁Webサイト

最後に

いかがでしたでしょうか?
詐欺サイトに引っかからない一番の方法は、あらかじめどのようなものがあるのかを知っておくことが必要ですね。

白川秋
白川秋

ではでは、参考までに。

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