仮想マシンって便利そうだけど、いざ使ってみると「アプリどうやって入れるの?」「容量足りなくなった!」「ファイルの共有ってどうするの?」って困ること、めちゃくちゃ多いですよね。
私も最初は全然わからなくて、ネットで調べまくっては失敗して…の繰り返しでした。でも今思えば、順番さえ間違えなければ簡単だったんです。
この記事では、VMware Workstation Pro を使って Windows10 の仮想マシンを快適に運用するために、初心者が絶対に知っておくべき3つのポイントを、実際の画面と一緒にわかりやすく解説します。
この記事のポイント
- 仮想マシンにアプリを入れる5つの方法がわかる
- メモリとストレージの増やし方が簡単にわかる
- Windows11とファイル共有する設定方法がわかる
6分20秒でわかるまとめ動画
仮想マシンを快適に使うための3ステップ
VMware の仮想マシンを使いこなすには、次の順番で設定するのがおすすめです。
1. まずアプリを入れる
普段使うアプリを先に入れておくと、その後の作業がスムーズになります。ネットにつながっているなら、仮想マシン内で直接ダウンロードするのが一番簡単。
2. 容量が足りなくなったら増やす
アプリを使っていくうちに、ストレージやメモリが足りなくなることがあります。そんなときは VMware の設定から簡単に増やせます。
3. ファイル共有を設定する
Windows11 と Windows10 でファイルをやり取りしたくなったら、共有フォルダを設定しましょう。一度設定すれば、あとはずっと楽になります。
この順番で進めれば、迷うことなく仮想マシンを使いこなせるようになりますよ!
なぜこの順番がベストなのか
アプリを先に入れるべき理由
いきなり容量の設定とか共有フォルダの設定から始めると、「あれ?そもそもアプリどうやって入れるんだっけ?」ってなりがちです。
実際、私も最初は設定ばかり気にして、肝心のアプリを入れる方法がわからず困りました(笑)。先にアプリを入れる方法を知っておけば、後の作業で必要なツールもスムーズに導入できます。
メモリとストレージは後から増やせる
VMware の便利なところは、後からでもメモリやストレージを自由に増やせること。最初は少なめに設定しておいて、必要になったタイミングで増やすのが賢いやり方です。
特にストレージは、下手に C ドライブを拡張しようとすると失敗することもあるので、新しいディスク(D ドライブ)を追加する方が安全で確実です。
ファイル共有は最後でOK
共有フォルダは便利ですが、VMware Tools のインストールが必要だったり、設定がちょっと複雑だったりします。なので、他の基本的な作業に慣れてから設定する方がスムーズなんです。
実際の設定方法を見ていこう
ここからは、実際の画面に沿って設定方法を解説していきます。
1. 仮想マシンにアプリをインストールする5つの方法
アプリの種類や状況によって、最適な方法が変わります。
① 仮想マシン内で直接ダウンロード(一番簡単!)
こんなときにおすすめ: ネット接続がある場合
手順:
- Windows10 の仮想マシンを起動
- ブラウザ(Edge など)で公式サイトにアクセス
- インストーラをダウンロード
- ダウンロードしたファイルを実行
これが一番簡単です。普通のパソコンと同じようにダウンロードしてインストールするだけ。Chrome、Firefox、Office 365 など、ネットからダウンロードできるアプリは全部この方法で OK です。
② ドラッグ&ドロップでコピー(手軽!)
こんなときにおすすめ: EXE や MSI ファイルがある場合
手順:
- VMware Tools をインストール(まだの場合)
- Windows11 側で EXE/MSI ファイルを選択
- VMware のウィンドウにドラッグ&ドロップ
- Windows10 側でファイルを実行
VMware Tools は、メニューから「仮想マシン → VMware Tools のインストール」で入れられます。
③ ISO イメージをマウント(Adobe など)
こんなときにおすすめ: ISO 形式のアプリがある場合
手順:
- 仮想マシンを起動
- メニューから「仮想マシン → 取り外し可能デバイス → CD/DVD → 設定」
- 「ISO イメージファイルを使用する」を選択
- 参照ボタンから ISO ファイルを指定
- 「接続」にチェック → OK
- Windows10 のエクスプローラに DVD として表示される
- セットアップを実行
Adobe Creative Cloud など、ISO 形式で配布されているソフトはこの方法です。
④ 共有フォルダ経由(大きなファイル向け)
こんなときにおすすめ: 大容量ファイルを頻繁に扱う場合
共有フォルダの設定方法は後述しますが、設定後は共有フォルダ内のインストーラを実行するだけです。
⑤ USB メモリを使う(オフライン環境)
こんなときにおすすめ: ネット接続がない場合
手順:
- USB メモリをパソコンに挿す
- メニューから「仮想マシン → 取り外し可能デバイス → USB デバイス → 接続」
- Windows10 側で USB として認識
- USB 内のインストーラを実行
オフライン環境や、ネットが遅い環境ではこれが便利です。
2. メモリとストレージを増やす方法
仮想マシンを使っていると、「動作が重い」「容量が足りない」という問題が出てきます。
メモリ(RAM)を増やす方法
動作が重いと感じたら、メモリを増やすと改善することが多いです。
手順:
- 仮想マシンをシャットダウン(電源オフ)
- 「仮想マシン → 設定」を開く
- 「ハードウェア」タブで「メモリ」を選択
- スライダーを動かして容量を増やす
- OK をクリック
目安:
- 軽作業(ブラウジング・Office):2GB~4GB
- 通常作業(開発環境):4GB~8GB
- 重い作業(動画編集など):8GB 以上
ホスト PC のメモリを全部使い切らないように注意!ホスト側にも 4GB 以上は残しておきましょう。
ストレージ(ディスク容量)を増やす方法
容量が足りなくなったときの対処法は2つあります。
方法1:新しい仮想ディスクを追加する(おすすめ!)
C ドライブはそのままにして、D ドライブを新しく作る方法です。これが一番安全。
VMware 側の作業:
- 仮想マシンをシャットダウン
- 「仮想マシン → 設定 → ハードウェア」
- 左下の「追加」ボタン
- 「ハードディスク」を選択
- SATA を選択(推奨)
- 「新しい仮想ディスクを作成」を選択
- 容量を指定(例:50GB)
- 完了
Windows10 側の作業:
- 仮想マシンを起動
- スタートボタンを右クリック → 「ディスクの管理」
- 左側に「ディスク 1」が表示されるので右クリック → 「ディスクの初期化」
- GPT を選択 → OK
- 「未割り当て領域」を右クリック → 「新しいシンプルボリューム」
- ウィザードに従って設定
- ボリュームサイズ:最大のまま
- ドライブ文字:D
- ファイルシステム:NTFS
- クイックフォーマット:チェックを入れる
- 完了
これで D ドライブが使えるようになります!
方法2:既存のディスクを拡張する
C ドライブ自体のサイズを大きくする方法もありますが、回復パーティションが挟まっていると拡張できないことがあります。そのため、初心者には方法1(D ドライブ追加)の方がおすすめです。
どうしても C ドライブを拡張したい場合:
- 仮想マシンをシャットダウン
- 「仮想マシン → 設定 → ハードウェア」
- 「ハードディスク」を選択
- 「ディスクユーティリティ → 展開」をクリック
- 新しい容量を入力 → 展開
この後、Windows の「ディスクの管理」でパーティションを拡張する必要がありますが、回復パーティションが邪魔で拡張できないことがよくあります。
3. Windows11 の共有フォルダを設定する
ホスト(Windows11)とゲスト(Windows10)でファイルを楽にやり取りするには、共有フォルダが便利です。
Windows11 側の準備
- 例えば、デスクトップに「共有」という名前のフォルダを作る
例:C:\Users\あなたのユーザー名\Desktop\共有
※ユーザー名がわからない場合は、C:\Users\ を開くと確認できます。
VMware 側の設定
- 仮想マシンを起動した状態で「仮想マシン → 設定」を開く(共有フォルダは電源オンでないと設定できません)
- 「オプション」タブをクリック
- 「共有フォルダ」を選択
- 「常に有効」を選ぶ
- 「追加」ボタンをクリック
- 共有フォルダ追加ウィザードが開くので、「次へ」
- ホストのフォルダパスを指定
C:\Users\あなたのユーザー名\Desktop\共有 - 仮想マシン内でのフォルダ名を入力(例:「共有」)
- 読み取り専用にしたくない場合はチェックを外す
- 完了 → OK
Windows10 側での確認
- VMware Tools がインストールされていることを確認(まだなら「仮想マシン → VMware Tools のインストール」)
- エクスプローラを開く
- アドレスバーに
\\vmware-host\Shared Foldersと入力 - または、「ネットワーク → vmware-host → Shared Folders」と進む
- 「共有」フォルダが表示されていれば成功!
これで Windows11 と Windows10 の間でファイルのやり取りが自由にできるようになります。コピーの手間がなくなるので、めちゃくちゃ便利ですよ。
知っておきたい注意点
アプリインストール
メリット
- 仮想マシン内で直接ダウンロードが一番簡単
- ドラッグ&ドロップも直感的で使いやすい
- ISO マウントで CD/DVD と同じように使える
デメリット
- VMware Tools のインストールが必要な方法もある
- 大きなファイルは時間がかかることも
メモリ増設
メリット
- 動作が重いときにすぐ改善できる
- 後から何度でも調整可能
- 仮想マシンをシャットダウンするだけで設定できる
デメリット
- ホスト PC のメモリを使うので、あげすぎると本体が重くなる
- メモリ不足だと仮想マシンが起動しないこともある
ストレージ増設
メリット
- D ドライブ追加なら失敗しにくい
- 容量不足を気にせず使える
- データの整理がしやすくなる
デメリット
- C ドライブの拡張は回復パーティションが邪魔することがある
- ディスクが増えると管理がちょっと煩雑になる
共有フォルダ
メリット
- ファイルのコピーが不要で超便利
- 大きなファイルも安心してやり取りできる
- 一度設定すればずっと使える
デメリット
- VMware Tools が必須
- 設定がちょっと複雑に感じるかも
- ネットワークドライブとして認識されるので、オフラインだと使えない
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最後に
VMware の仮想マシンって、最初はとっつきにくく感じるかもしれませんが、使い方さえわかれば本当に便利なツールです。
この記事で紹介した3つのポイント(アプリ導入・容量拡張・ファイル共有)を押さえておけば、ほとんどの困りごとは解決します。
特に私が一番「これやっといてよかった!」って思うのは、共有フォルダの設定ですね。毎回ファイルをコピーする手間がなくなるだけで、作業効率が段違いに上がります。
めんどくさくて放置してた設定も、一度やってしまえばあとは快適。ぜひこの記事を見ながら、一つずつ試してみてください!
困ったときはまたこの記事を見返してもらえると嬉しいです。あなたの仮想マシンライフが快適になりますように!
ではでは、参考までに

