Chromeのタブがたくさん開きすぎて、どこに何があるかわからなくなった経験、ありませんか?
「chrome://flags/#enable-tab-grid-layout」という設定で2列表示になるという情報を見かけたことがあるかもしれません。でも、ちょっと待ってください。実は、この情報には大きな落とし穴があるんです。
今回は、タブ整理の正しい方法と、よくある誤解について、わかりやすく解説していきます。
この記事のポイント
- 「chrome://flags/#enable-tab-grid-layout」はスマホ専用で、パソコン版にはない
- パソコンのChromeでタブを整理するなら「タブグループ」が最適
- 分割ビュー機能を使えば、複数のサイトを同時に見られる
パソコン版Chromeでは2列表示設定は存在しません
結論から言うと、「chrome://flags/#enable-tab-grid-layout」という設定は、スマートフォン(Android)版のChromeにしか存在しません。
パソコン版のChromeでこのアドレスを入力しても、該当する設定項目は表示されないんです。これは私も実際に試してみて確認しました。
ネット上で「2列表示にできる」という情報を見かけたら、それはスマホ版Chromeの話か、かなり古い情報の可能性が高いです。2026年1月現在、パソコン版Chromeには標準でタブを2列表示にする機能は搭載されていません。
なぜ誤解が生まれたのか
この誤解が生まれた理由は、いくつか考えられます。
まず、スマホ版とパソコン版の機能が混同されてしまったケースです。Android版のChromeでは、2019年頃から「Tab Grid Layout」という機能が試験的に導入されました。これは開いているタブを格子状(グリッド状)に並べて表示する機能で、一度に複数のタブを見やすくするものでした。
ただ、この機能も2021年5月のChrome 91アップデート以降は、ユーザーが自由にオン・オフできなくなっています。つまり、スマホでも現在は自分で設定を変更することが難しくなっているんです。
もう一つの理由は、「chrome://flags」という実験的機能を設定する画面自体が、一般的にあまり知られていないことです。ここには様々な試験的機能が並んでいるため、「何かすごい裏技があるのでは?」と期待してしまうんですよね。気持ちはすごくわかります。
メリット・デメリット
もし仮にパソコン版Chromeで2列表示ができたとしたら、どうなるか考えてみましょう。
メリット
- 一度に多くのタブが見える
- タブの切り替えが視覚的に行いやすい
- タブの並び順が把握しやすい
デメリット
- 各タブの表示が小さくなり、タイトルが読みにくい
- 画面の上部スペースを大きく占有してしまう
- 慣れるまで使いにくい可能性がある
実際のところ、パソコンの横長画面では、タブを横一列に並べる現在の方式の方が理にかなっているんです。スマホは縦長画面なので格子状表示が便利ですが、パソコンは事情が違うんですね。
代わりにできること:タブグループ機能を使おう
「じゃあ、たくさん開いたタブをどうやって整理すればいいの?」と思いますよね。
パソコン版Chromeには、「タブグループ」という素晴らしい機能が標準で搭載されています。これを使えば、関連するタブをまとめて色分けできるんです。
タブグループの使い方(超簡単)
- タブを右クリックする
- 「タブを新しいグループに追加」を選ぶ
- 好きな色を選んで、名前をつける
- 同じグループに追加したいタブも右クリックして、作ったグループに追加
たったこれだけです。めんどくさいときはやらない時もありますが、仕事とプライベートを分けたり、プロジェクトごとに色分けしたりすると、本当に便利なんですよ。
グループ名の横の丸いアイコンをクリックすると、そのグループのタブをまとめて折りたたむこともできます。これで画面がスッキリします。
↓こちらの記事も参考にしてみてください。
分割ビュー機能で2つのサイトを同時に見る
「複数のタブを同時に見比べたい!」という方には、Chromeの標準機能である「分割ビュー」がおすすめです。
これは画面を2つに分割して、2つのタブを並べて表示できる機能なんです。拡張機能を入れる必要がないので、安心して使えますよ。
分割ビューの使い方(これも簡単)
- まず、並べて表示したい2つのタブを開いておく
- 片方のタブをクリックして選択する
- もう片方のタブに切り替える(クリックする)
- 今開いているタブを右クリック
- 「新しい分割ビューにタブを追加」を選ぶ
- 画面が2つに分かれて、今開いているタブと、さっきまで見ていた(直前に選択していた)タブが左右に並んで表示される
ちょっとコツがいるんですが、要するに「今見てるタブ」と「その1つ前に見てたタブ」が並んで表示されるイメージです。最初は「あれ?」ってなるかもしれませんが、慣れると便利ですよ。
例えば、ネットショッピングで2つの商品ページを開いて、片方を見てから、もう片方に切り替えて右クリックすれば、2つの商品を見比べられます。資料を見ながらメールを書いたりするときにも重宝します。
元に戻したいときは、分割されたタブをもう一度右クリックして「分割ビューを終了」を選べばOKです。
私も最初は「そんな機能あったの!?」って感じでしたし、正直、最初は「どのタブとどのタブが並ぶの?」って混乱しました。でも、「今見てるのと、その前に見てたのが並ぶ」って覚えたら、すんなり使えるようになりましたね。必要なときだけサッと使えるのがいいんですよね。
注意点:chrome://flagsは慎重に使おう
「chrome://flags」という設定画面には、確かに色々な実験的機能があります。でも、これらは正式な機能ではないため、予告なく動かなくなったり、Chromeの動作が不安定になったりする可能性があります。
もし何か設定を変更して問題が起きた場合は、「chrome://flags」を開いて「Reset all」(すべてリセット)ボタンを押せば、元の状態に戻せます。これは覚えておくと安心です。
パソコン初心者の方は、基本的には「chrome://flags」はいじらず、標準機能のタブグループや分割ビューを使うのが一番安全で確実です。
最後に
「chrome://flags/#enable-tab-grid-layout」で2列表示にできるという情報は、残念ながらパソコン版Chromeでは使えない方法でした。
でも、がっかりする必要はありません。標準機能の「タブグループ」や「分割ビュー」を使えば、タブの整理は十分快適にできます。色分けして名前をつけたり、2つの画面を並べて表示したり、工夫次第でもっと便利になりますよ。
私も最初は「本当にこれだけ?」って思ったんですが、使ってみたら意外と便利で、今では手放せない機能になっています。
ネット上の情報は、古かったり間違っていたりすることもあるので、「本当にそうかな?」と一度立ち止まって確認することも大切ですね。
タブがたくさん開きすぎて困っている方は、ぜひ今日からタブグループ機能や分割ビュー機能を試してみてください。きっとブラウジングが快適になるはずです!
ではでは、参考までに

