パソコンでコピー＆ペーストってめちゃくちゃ使いますよね。でも「あれ？さっきコピーしたやつ、また使いたいのに上書きしちゃった…」って経験、ありませんか？
実は、Windowsには「過去にコピーしたものを全部覚えておいてくれる」超便利な機能が最初から入ってるんです。それが「Win+V」。
正直、これ知ってるだけで作業スピードが全然変わります。私も最初は「へぇ～」くらいだったんですけど、使い始めたら「なんで今まで知らなかったの！」ってなりました（笑）。
この記事のポイント
- Windowsキー＋Vで過去25件のコピー履歴が見られる
- よく使う文章は「ピン留め」すれば消えずに残せる
- 初回だけ設定が必要だけど、ボタン1つで簡単にできる
まずはこれだけ覚えて！基本の使い方
「Win+V」を押すと、クリップボードの履歴一覧がポップアップで表示されます。最大25件まで過去のコピー内容を保存してくれるので、文字だけじゃなく画像やExcelのデータもちゃんと覚えてくれます。
初めて使うときだけ、「有効にする？」って聞かれるので「有効にする」をポチッと押すだけ。これで準備完了です。
具体的な手順はこんな感じ。
- キーボードで「Windowsキー」と「V」を同時押し
- 初回だけ「有効にする」ボタンをクリック
- これだけ！次からはいつでも履歴が見られます
私も最初「設定とかめんどくさそう…」って思ってたんですけど、ホントにこれだけでした。拍子抜けするくらい簡単です。
なぜこんなに便利なの？理由を説明します
普通のコピー＆ペースト（Ctrl+CとCtrl+V）だと、新しくコピーすると前のが消えちゃうんですよね。つまり、一度に1つしか覚えてくれない。
でも「Win+V」を使えば、過去にコピーしたものが全部リストで出てくるんです。
例えば、メールアドレスとか、よく使う挨拶文とか、住所とか…何回もコピーし直す必要がなくなるんですよ。
実際、資料作りとかで「A、B、C、D」って4つの情報をコピーしたいとき、従来だと⋯
- Aをコピー→貼り付け
- Bをコピー→貼り付け
- Cをコピー→貼り付け
- Dをコピー→貼り付け
って、いちいち元の場所に戻ってコピーし直してましたよね。
でも「Win+V」があれば？
- A、B、C、Dを先に全部コピー
- あとは履歴から選んで好きな順番で貼り付け
これだけ。めっちゃ楽じゃないですか？
ただ、注意点もあって…パソコンを再起動すると履歴は消えちゃいます。まぁ正直、毎日パソコン立ち上げ直すから、私はあんまり気にしてないですけど（笑）。
でも大丈夫！次で説明する「ピン留め」を使えば、再起動しても残せるんです。
実際にこう使ってます【具体例】
私の実際の使い方を紹介しますね。
1. メールの定型文をピン留め
お客さんへのメールで「お世話になっております」とか「よろしくお願いいたします」とか、毎回同じこと書くじゃないですか。
これ、Win+Vで履歴から選んで、右下の画鋲マーク（ピンのアイコン）をクリックしてピン留めしてるんです。
ピン留めすると、パソコンを再起動しても消えずに残り続けます。だから「あれ、また消えた…」ってイライラすることもなくなりました。
2. ネットショッピングで住所入力
Amazonとか楽天とか、サイトごとに住所入力し直すのめんどくさくないですか？
私は自分の住所をピン留めしてるので、Win+V押して選ぶだけ。3秒で終わります。
3. データ入力作業
Excelで「会社名」「部署名」「担当者名」みたいなのを何行も入力するとき、一気にコピーしておいて、Win+Vから選びながら入力してます。
スクロールして戻って、また探して、またコピーして…って作業がなくなるだけで、かなりストレス減りますよ。
あと、ぶっちゃけ「今日は疲れてるからめんどくさい操作したくない…」ってときありますよね（笑）。そういうときこそWin+Vが活躍します。
いらない履歴は削除できる
履歴の右上に「…」マークがあって、そこから「削除」も選べます。機密情報とかコピーしちゃったときは、すぐ消しておくと安心ですね。
ちなみに「すべてクリア」を押すと、ピン留めしてるもの以外は全部消えます。
最後に
「Win+V」、ホントに便利です。最初は「ふーん」くらいだったんですけど、使い始めたら手放せなくなりました。
特に、メール書いたり、データ入力したり、資料作ったりする人には絶対おすすめ。無料だし、最初から入ってる機能だし、使わない理由がないですよね。
ただ、パソコンが古くて「Windows 10より前」の場合は使えないので注意してください。この機能はWindows 10のバージョン1809から使えるようになりました。
あと、セキュリティが気になる人は、使い終わったら履歴を「すべてクリア」しておくといいかもです。
まずは一度、Windowsキー＋Vを押してみてください。「こんな機能あったんだ！」って、きっとびっくりしますよ。
私も「もっと早く知りたかった…」って思った機能の1つです（笑）。
ではでは、参考までに