サイトアイコン しらかわるーむ

【初心者向け】再起動とシャットダウンの違いとは?PCトラブル時に知っておきたい基本知識

パソコンを使っていると、「再起動」と「シャットダウン」の違いについて疑問に思ったことはありませんか?
「電源を切るだけでしょ?」と思いがちですが、実はこの2つの操作には大きな違いがあります。特にWindowsユーザーにとっては、トラブル解決や動作改善に直結する重要な知識です。

この記事では、再起動とシャットダウンの違いをわかりやすく解説し、どちらを使うべきかの判断基準高速スタートアップとの関係についても深掘りします。

スポンサーリンク

再起動とシャットダウンは何が違うの??

再起動とは?完全リセットでトラブル解消

再起動(Restart)は、パソコンの電源を一度切ってすぐに再び起動する操作です。
このとき、Windowsはすべてのシステム情報を破棄し、ゼロから起動し直します。

再起動の特徴

再起動が有効な場面

再起動は、システムを完全にリフレッシュする手段として非常に有効です。特にトラブル時には、まず再起動を試すのが鉄則です。

シャットダウンとは?一時停止に近い操作

シャットダウン(Shutdown)は、パソコンの電源を切る操作ですが、Windowsでは高速スタートアップという機能が働くため、完全な終了とは限りません。

シャットダウンの特徴

シャットダウンが有効な場面

ただし、設定変更や不具合が残る可能性があるため、トラブル解決には不向きです。

高速スタートアップとは?便利だけど落とし穴も

Windows8 以降に搭載された「高速スタートアップ」は、シャットダウン時にカーネル情報を保存し、次回起動を高速化する機能です。

メリット

デメリット

この機能が有効な場合、シャットダウンしても完全に終了しないため、再起動との違いが生まれます。

再起動とシャットダウンの違いを表で比較

項目再起動シャットダウン
システム情報の破棄あり一部保持(高速スタートアップ)
ドライバの再読み込みありなし
起動速度通常高速(高速スタートアップ有効時)
トラブル解消効果高い低い
使用タイミング不具合時、更新後通常の終了、節電目的

どちらを使うべき?状況に応じた使い分け

もし「シャットダウンしても不具合が直らない」と感じたら、再起動を試すことで改善する可能性が高いです。

最後に

再起動とシャットダウンは、見た目は似ていても内部処理が大きく異なる操作です。
特にWindowsでは、高速スタートアップの影響でシャットダウンが完全な終了にならないことがあるため、トラブル時には再起動が効果的です。

パソコンの調子が悪いとき、「とりあえず電源を切る」ではなく、状況に応じて再起動とシャットダウンを使い分けることで、より快適なPCライフを送ることができます。

白川秋

ではでは、参考までに。

モバイルバージョンを終了